私の考える今後の見通しについて (雑感、戯言)
毎度のお付き合いをありがとうございます。
つい先ほどのことですが、
読者の方から、日本における地震の今後の見通しについて、単刀直入にご質問がありました
おそらく、地震学会などに関係する立場の方ならば、無責任には答えられない、最も核心に
触れるご質問であると思います。
ただ、この場はブログと言う、個人の勝手な解釈や考えが許される特殊な情報源であります。
これまで私の戯言にお付き合い戴いている読者の皆さまならば、受け入れてもらえることを
前提として、私感になるやも知れませんが、私の考える今後の見通しについてお話ししたいと
思います。
これらは、過去にも幾度かお伝えしておりますが、初めてご覧になる方へのメッセージとして
改めて記載致します。
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私のご提示している情報は、全ての可能性を排除せず、危機管理的な意味合いが強いことを
前提として、微力ながら、私の技術者(エンジニア)としての知見の及ぶ範囲で、まだ学会など
で仮説にもなっていない領域まで踏み込んで、データを解析、吟味し、相関有りと判断したもの
を取り込みながら、独自の手法で予測をしております。
眠い目を擦りながらも、自分の時間を費やし、これまで情報を発信し続けてきた原動力は、
全てが、自分の家族や身内、知人を守りたい。ついては、広く読者の皆さまの防災の一助と
なれば幸いと思ってのことです。
私からの情報を必要か否かを選択するのは、当然のことながら読者の皆さまです。
私は、ブログの中で何度か触れてきたように、
グーテンベルグ・リヒター則に沿って、東日本大震災M9の本震に対しては、M8は1回、
M7は10回、M6は100回、とM1下がる毎に10倍の回数の余震があると、信念を
持って情報を発信し続けております。
したがって、残りのM8が1回、M7が4回を消化し終わるまで、この話題を続けるつもり
でおります。(M6の100回は数ヶ月内に到達すると予想されますが)
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さて、読者の皆さまも、2011.2.22にニュージーランドを襲った「カンタベリー地震」M6.1
は記憶に新しいことと思います。[この地震で哀しい事に181人の尊い命が失われました]
この5ヶ月前の2010.9.14に、ほぼ同じ震源域でM7.0の本震と呼べる地震がありました。
これは、正にグーテンベルグ・リヒター則の実例として、私が確信を持つに有り余る事実です。
冷酷に思えるかも知れませんが、この法則は現実に良く一致した、学界でも信頼されている
法則の一つなのです。
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今後の余震規模を予測するロジックの最適化が10/22に完成し、既に皆さまにお伝えしている
情報も、このロジックと磁気嵐、月齢相関に基づいております。
そして、完成したロジックのリセットレベルは、予測AはM6.8、予測BはM5.8です。
したがって、今後発生する地震がリセットレベルに達せずに、予測値が上昇を続けるものと
仮定すれば、予測Aの+誤差M0.55を考慮すると、最短で11/16にM8.0に到達します。
私のブログ冒頭の説明下にリンクしている予測表[4ヶ月分(2011.10.1~2012.1.31)]では、
折しも、この時期には月齢相関の特異日(確率3倍以上)が11/17にあり、前後5日間が注意日と
なっております。
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ロジックのグラフでは、既にM7がいつ起きてもおかしくないこと示唆しております。
そして、今 お話ししたように、最短ならM8まで約2週間しか残されておりません。
蛇足ですが、11/3「余震はいつまで続くのか?その183 (幸運にも15)」でご紹介したように、
北海道大学付属地震火山研究観測センターの研究支援推進員である森谷さんが、個人的見解
として2011/12~2012/1にM9再来を警告されているようです。
私も気になり、自分のロジックの予測AがM9に到達する時期について、仮にこのまま
リセットせずに上昇を続けた場合を計算してみたところ、何と2011年1月中旬頃という結果
が出てきました。
全く別のアプローチから同じような結果が出たことについて、偶然ではなく必然性を感じて
しまいます。
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以上、私の考える今後の見通しについてお話し致しました。
宜しければ、今後とも毎度のお付き合いをよろしくお願い致します。
では、また。