台湾でM6.0地震発生!

皆さま、お早うございます。
速報には少し遅れましたが。
本日 6/10(日)6:00(JST)台湾でM6.0(D=71km)の地震が発生しました。
USGSにれば、メリカル震度4の中に人口141万人がいました。
日本でも八重山諸島の与那国町で震度3を観測しております。
今回は、震源深さ71kmによりエネルギーが減衰し、幸いにも直接の被害は無かったようです。
USGS91.jpg
私の知る限りでは、一番情報の早い下記のリンクでも、被害の報告は無いようです。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]
私の考案した簡易震度計算では、
一番近い台湾東部でも、震源からの距離√(40km^2+71km^2)=80kmあるので
Log10(10^(1.5*M6)/(80km/5)^2)/1.5=s4.39 は、日本の震度4相当。
したがって、被害は限定的と考えられます。
◆発生した時間帯としては、本日の急変点6:00(JST)ピッタリでした。
 本日6/10(日)は、この後も「急変点」11:53「魔のくぼみ」15:45 18:45 21:45と続きます。 
 磁気嵐によるエネルギーは必ずどこかに歪みとして蓄積され、ずっとトリガーを待っています。
この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.

地震微動から見た日本の現在の状況(その3)

先ほどの記事で、フォッサマグナを境に東側で微動が続いている件について、
もう少し調査した結果、重要な事実が判明いたしました。
とにかく、以下の図をご覧下さい。
これは、「つくば」の観測値を3日分つないだものです。
ご覧のように、微動のトリガーは、6/6の千葉東方沖M6.3であることが判りました。
微振動20120607B
この傾向は、微動のある、全ての観測点に共通しております。
あぁ、また嫌なデータを見つけてしまいました。

地震微動から見た日本の現在の状況(その2)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
前回 5/7にご紹介した、
日本中に張り巡らされた地震観測網について、ほぼ1ヶ月経た 6/7現在の様子を確認してみました。

これは、F-net(広帯域地震観測網)による、Daily Spectral Plot(地震周波数成分)を確認した図ですが、
今回も、各地で地震の前兆現象と思われる超周期微振動(0.2Hz帯)が観測されております。
微振動20120607
◆特に、伊豆諸島~茨城・栃木の観測値は、他に無い大きさで今後も継続監視が必要と考えます。
 また、明らかに前回ご紹介した観測値より、微動の観測された地域は大きく広がっており、

 フォッサマグナ(Fossa Magna/中央地溝帯)~北海道東部にまで及んでおります。
このデータの意味する処の解釈は、専門家でも難しいと思いますが、
 残念ながら、良い方向に向かっていない事だけは言えると考えます。


また、何か変化があればお知らせ致します。バイバイ

次の磁気嵐は明日6/10午後に到達か?

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
[NASAのシミュレーション] によると、6/7C9.26/7C7.7フレアからのCME(コロナ質量放出)
に伴う磁気嵐が6/10 15:00(JST)と6/13 6:00(JST)に地球に到達する予測が出ております。
磁気嵐解析505
CME放出時の画像が、こちらになります。
磁気嵐解析506
良く見るとCMEが上下に出ておりますが、これは真正面に向かっている証拠です。
磁気嵐ロジックの予測表には、本日を含んで6/11月曜日まで要注意時間帯がビッシリです。
そして、そのエネルギーは必ずどこかに歪みとして蓄積され、今もトリガーを待っています。

この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その27)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも第27回目となりました。
(昨年末から毎週末に約5ヶ月半続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週6/2にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20120601WA2
この間M4超の地震は31回、内14回が想定範囲でした。正解率45%でした。(完全に落第です)
この予想を始めてから、初の50%割れの惨たんたる成績です
予想から外れた17回は、4回が沖合深発、2回は内陸型、2回は遠洋型、
残る9回は水温の変化では読み取れなかった北海道~東北~南海の沿岸での発震でした。
今週は、震源が東北中心ながら、全国に発散しました。
また、関東内陸部のやや深い震源域での発震も顕著でした。
6/1茨城南部M5.2(D50km) 6/4群馬北部M4.1(D170km)
また、久々にM6超の6/6千葉県東方沖M6.3(D20km)もありました。

そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
(先週と比較すると、太平洋側の水温が急激に低下しいております)
水温20120608W
◆今週の注目は、
 強震度想定域が北海道東部にしか無い事です。
 これもまた、今までで初めての事です。
 私には、これらが全て、何か得体の知れない大きな変化の前兆の様な気がしてなりません。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

1 437 438 439 440 441 597