[お知らせとお願い] ブログの一部有料化について[実質的に取りやめ]

毎度のお付き合いをありがとうございます。
改めまして、
皆さまに、大切なお知らせがございます。

過去にも触れましたが、東日本震災後は、私も被災者の一人でした。
(最優先の責務は、マンション理事長として、震災復旧工事を完了させることでした)
当初は必至で元の安心できる生活を取り戻すため、そして、家族や知人の身の安全を
守るために、私の技術屋(エンジニア)としての知見を総動員して、何とか次の大きな
余震(M4クラス以上)を予測できないものかと、手探りで始めたのが、2011/5/18に
始まった「余震はいつまで続くのか?」シリーズです。
気が付けば、この8ヶ月で305回となりました。(単純計算でも毎月40回更新)
特に、私の理論の中でも、2011/11/23のその201で考案した「磁気嵐ロジック」が
最たるブレークスルーで、一気に地震予測の精度向上が図れたものと考えております。

この他にも「予測A,Bロジックの2階層化」では、A,Bリセットレベルの個別計算
を採用し、繰り返し余震(群発化)にも対応できるようなりました。

最近では、海水温平年差解析による次の1週間での震源域想定や、気象衛星画像解析
による明日の震源域想定など、個人レベルのブログとしては、自分でも驚くほどの
様々なブレークスルーを経て、現在に至っておるところです。
これも、ひとえに、
これまでの読者の皆さまの応援が原動力となり、継続的な思考が出来たのだと感じて
おります。
一方で、これは誠に私事で勝手なお話しなのですが、
これだけの解析メニュー全てを一人でこなすには、帰宅後の時間の大部分と睡眠時間を
削ってまで、ブログの執筆活動に当てる毎日です。

更には、既にお気づきの読者もいらっしゃるかも知れませんので、包み隠さず告白しま
すと、最近になって私の持病(心臓病)が発覚し、その為もあって体調の優れない日も多
くなりました。
しかしながら、
私は、既に皆さまに宣言しましたように、このブログ活動をライフワークとして続けて
行くと決めております。

したがいまして、これまで通りブロク活動は続けますが、これまでの様な頻度での記事数は、
体力的にも厳しいと感じるようにもなりました。
この地震との戦いも、最低でも数年、長ければ10年単位、いや、私が死んだ以降も
続く事になるやも知れません。
私も、力の続き限り、皆さまの防災の一助となれれば幸いだと、これまでボランティア
として無償でノウハウや情報を公開してまいりました。

ここで最後に、お願いがございます。
この様な、これまでの私の努力と成果に対して、これからの活動資金(薬代です)にご賛同
いただける読者さまは、少なからずいらっしゃるものと信じております。
つきましては、申し訳ありませんが、一部の記事を有料化させて戴きたく思っております。

「何だ、結局お前もか」と思われる方も当然いらっしゃることとは思いますが、私は、決して
儲てやろう、などの考えは毛頭ございません。
ただ、全くのボランティアとしての活動は、これまで、結果的に身を削りながら続けて来た事で、
既にその任を終えたと、誠に勝手ながら考えるに至りました。
有料化についてですが、
既に公開している過去の記事、ならびに右サイドのインフォメーションは、今まで通り、
無料のまま公開致します。(今年2012/12/26までの予測表も無料のままです)

現在、有料化の対象として考えている記事は、以下のものです。
・磁気嵐ロジックに基づき計算される「余震はいつまで続くのか?」シリーズ(月40回程度)
・「海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について」シリーズ(毎週末)
・その他の特別企画、検証記事など(随時)

なお、今月4月末までは、これまで通り、全て無償にて情報をご提供致します。
どうか読者の皆さまには、残りの一ヶ月で熟慮戴き、ご購読戴ければ幸いです。
月額は、私の薬代になれば十分ですので、同類のサイトより極低額の設定を考えております。
ただし、
本当に危機が差し迫ったと判断した場合は、公共の安全に資す為、無料で情報公開致します。

では、今後ともよろしくお願い致します。
技術屋のBOPPOより
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[4/4 23:50追伸]
その後、多くの方々からご提案があり、自分の思慮不足を恥じているところです。
逆に、私の体調をご心配される方が多く、有り難い事だと思いました。
私の結論として、ブログの一部有料化は、実質的に取りやめる事に致します。
聞こえは悪いですが「名ばかり有料サイト」として、実質的にほぼ100%の情報を無償で公開し、
ご支援戴ける方には、月額サポートを戴く形に致します。
これが一番スマートな形ですね。
という訳で、これまでと変わらない形で情報発震、いや発信しますので、よろしくお願い致します。
技術屋のBOPPOより。

4/3の衛星画像(動画付き)

今日の有感地震は9回で、ほぼ至近平均ペースですが、
やはり、4/1 福島県沖M5.9の発震以降、明らかに震源域が岩手沖→福島・茨城・千葉
に変わりつつあるようです。

では、今日の気象衛星の画像です。(4/3 8:00-17:00)
20120403anime.gif
この画像を加算処理したものが以下になります。
20120403定在波
上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
(緑の線はプレート境界です)
◆今日は雲が多すぎて何も見えないと思いましたが、良く見ればありました。
オレンジの線(点線)は、季節風に逆らって、定在波として残っている部分ですが、
太平洋側に数ヵ所の境界線が見られます。(点線は季節風との識別が微妙な海域です)
今日の注目は、また出現した、黄色で囲む範囲赤線で示した筋状の雲ですが、
日に日に範囲が西に移動し、今日は韓国~四国・九州・沖縄にかけて広範囲に出ております。
今日の雲の状態が、明日起こる地震の兆候を見ている可能性がありますので、
該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。
今日は全国的に悪天候のため、雲の写真自体が殆どありませんでした。
ソース元は[ウェザーニュース]です。
◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。
いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
では、また。バイバイ

HAARP Induction Magnetometer の変化について

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。 (本日は通院のため、お休みを取っております)
それにしても、もの凄い嵐です。
全国的に、台風をも凌ぐ強烈な嵐になっておりますが、皆さまのところは大丈夫ですか?
さて、twitterで Tabasa (araran100)さん が気にされていた、[HAARP Induction Magnetomete]に現れた、
2Hz前後の帯ですが、他の観測値と付き合わせてみると、昨日4/2 14:00(UTC)=23:00(JST)から、太陽磁場が
マイナス方向(ACEデータの赤い線:Bz)に変化した時間帯と一致しておりました。

磁気嵐解析398
通常は、太陽磁場(Bz)がマイナス方向になると、地磁気と逆方向の磁場がかかり、地磁気に反応が出て、
磁気嵐ロジックの出番となりますが、今回はプラズマ密度がほぼゼロだったため、地磁気には影響せず、
ご覧の通り、緩やかな反応のみで、事無きを得たと考えております。
しかしながら、
先月Xフレアを連発した活発な黒点群が、勢力を維持したまま、地球側に廻ってきましたので、
引き続き、監視を続けております。
では、また。バイバイ

メキシコでM6.3直下型地震発生!

速報です。
昨晩 4/3 2:36(JST)メキシコでM6.3(D12km)の直下型地震が発生しました。
USGSによると、人口17,000人がメリカル震度8の揺れに襲われたようです。
USGS66.jpg
私の知る限りでは、一番情報の早い下記のリンクでも、詳しい被害情報はまだありません。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]
私の考案した簡易震度計算では、
S=Log10(10^(1.5*M6.3)/(12km/5)^2)/1.5 = 5.79 は、日本の震度6弱に相当します。
かなりの被害が予想されます。
大きな余震が来ない事と、死傷者の出ない事を祈ります。

余震はいつまで続くのか?その305(磁気嵐スパイラル94)

よもや、一晩に2回も磁気嵐ロジックを更新するとは思いませんでした。
4/2 19:00(JST)に3/29のC5.0フレア-2ndCME起因と思われる、地磁気の反応がありました。
現在の地磁気は [HAARP観測値] から確認できます。
磁気嵐解析396
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。(この影響で4/2今晩に確率曲線の急上昇があります)
磁気嵐解析397
ご覧のように、「ピーク」が3回、「魔のくぼみ」は4回、 そして「急変点」は2回です。
総じて見れば、磁気嵐の影響は4/10夕方まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
◇ 4/ 3(火)07:27 10:26 13:26 17:03
-----20:03 23:03 01:55 04:55

☆ 4/ 4(水)08:48 11:48 14:48 18:09
-----21:08 –:– 02:45 05:45

△ 4/ 5(木)10:14 13:14 16:13 19:17
-----22:17 00:08 03:36 06:36

△ 4/ 6(金)11:31 14:32 17:32 20:18
-----23:19 01:16 04:21 07:21

△ 4/ 7(土)12:29 15:30 18:30 20:44
-----23:44 02:19 04:43 07:44

△ 4/ 8(日)13:25 16:26 19:26 21:29
-----–:– 02:45 05:09 08:10

☆ 4/ 9(月)14:23 17:23 20:24 22:17
-----00:30 03:30 05:43 08:43
◇ 4/10(火)15:15 18:16 21:16 23:05
-----01:17 04:18 06:22 09:23
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
◆黒太字は「魔のくぼみ」、青太字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
◆この他にも、昨日お知らせした通り、
予測ABロジック上に、4/1福島沖M5.9をクリッピングポイントとした、曲線Xから、
最大誤差を3日間として、4/4~4/7にM6.3±0.5を想定しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
では、これにて、就寝いたします。バイバイ

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