水戸の富士

今日も私の戯言にお付き合いいただき、ありがとうございます笑顔
以前マンションの高層階に住んでいたころのことですが、やはり自然と遠方の山々に目が行くもので、
当然の流れですが、一体どの辺まで見えているものか調べたことがあります。
まず、
日暮れの方向にある筑波山は、その特徴的な形(双子の山)から直ぐに判ったのですが、
その左側に時々見える台形をした山が、驚いたことに、水戸から見える「 富士山 」だと気付いたのです。
このことを身近な人間に話すと、大体帰ってくる反応は、「そんなバカな」です。
水戸の住人からすると、私を含め、富士山は遥か彼方の名峰なのですよ~。
そこで、条件の良い日を待って、やっと撮影に成功したのが今回の写真という訳です。
「水戸の富士(193km)」は、本当に空の青に溶け込んで、写真で見せるのが難しいのですが、
色々調整して、何とかこの写真となりました。
先日ご紹介した、”Hey, what’s that?”というサーバーで計算してみたところ、
3400m付近の富士山9合目から上が見えている結果となりました。
写真 と 鳥瞰図のピンク部分 を見比べると、大体合っていることが判ります。
他のページでは、「北限の富士(福島県花塚山309km)」とか、
最遠望の富士(妙法山北西小麦峠322.9km)
など、
男の執念とも言える見事なページもありますので、私のは実にかわいい部類です。
では、今日はこのへんでバイバイ
水戸の富士

眺望限界 北限の富士(続編その2)

毎度のお付き合いをありがとうございます。
以前「眺望限界 北限の富士(続編)」でご紹介した、
福島県花塚山から遥か308km彼方の富士山遠望に挑戦している方々の様子について、
NHKの「ワンダフル東北「富士よ姿を見せてくれ~富士遠望の北限に挑む~」という
タイトルで東北限定放送があった件ですが、その後の反響が大きかったこともあってか
「北限の富士遠望に挑む」というタイトルで全国放送(徳島県を除く)されるようです。
しかも、私が気付いたのが前日でした。
放送日時、(明日です)3月11日午後3:15~3:59で、NHK総合テレビ「ろーかる直送便」
という番組の枠で放送されます。
この件に関係するデジブックが何本か登録されているようですが、コメントのやり取りを
見る限りでは、撮影はまだ成功していないようですね。
興味のある方は、どうぞご覧ください。
私は、早速ビデオ予約セットしました。
では、また。

眺望限界 北限の富士(続編)

毎度のお付き合いをありがとうございます。
私が昨年のブログで「富士山の新眺望限界?」と題して、
富士山がどれほど遠くから見えるものなのか、私の技術屋としての知見を絞り出して、
現在確認されている福島県花塚山(307.8km)より更に12km北上した、霊山の北北西
(320.0km)が候補として挙がりました。
と紹介したところ、先月「暢法さま」なる方より、光栄にもコメントを頂戴しました。
何でも、この一年をかけて、北限の富士を確認するために活動をされている方で、
平成23年1月9日付で「昨日ようやく福島県花塚山からの確認に成功した」とのこと。
この観測の様子がNHK(東北限定)で放送されたようです。
「ワンダフル東北「富士よ姿を見せてくれ~富士遠望の北限に挑む~」
こちらは、この番組の取材の様子をデジブックにしたものです。
残念ながら、
私のいる茨城では放送を見られませんでしたが、あのNHKがやっていることなので、
この「暢法さま」の観測を以って、花塚山からの眺望が初めて確認されたとなるので
しょうね。
私は、自分の計算結果から花塚山からの眺望は当然可能と確信していましたので、
別の方で「松本英一さん」の「心の扉」というHPにこの「花塚山からの撮影記録」が
まとめられているのを見て、ご本人は、まだ未公認なので、と控え目なコメントを残されて
いますが、私の見解として「確認済」と掲載していました。
そして、
色々と調べている内に、どうも筑波大学付属校高の田代博先生が富士山の様々な眺望や
天体現象との関連について、専門的な解析をされているのが判り、この方の確認を以って
公認記録か否かが決まっていそうだと理解しました。
確かに、松本英一さんのHP上にも、この田代博先生の名が出ております。
そんなところに、私の様な新参者がしゃしゃり出てきて、迷惑(困惑?)されているのか
「暢法さま」は、私のブログを見て少々驚かれていたようです。
最後に、私の計算に基づく「霊山」での観測も将来的には挑戦していただけるとのこと、
自分では体力的にとてもとても確認に行けませんので、どうぞよろしくお願い致します。
あと、最遠望の富士の方も、挑戦して戴ける貴重な方が現れると嬉しいのですが。。。
では、また。

富士の眺望限界を再更新か?

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
先日ご紹介したばかりの富士山の眺望限界更新について、”Hey, what’s that?”を使って
色々と計算しているうちに、自分でも信じがたい結果が出てきました。
なんと、これまで最遠望富士として確認されている和歌山県妙法山北西(322.9km)の方向ではなく、
富士山のほぼ真西にあたる278度方向「兵庫県赤倉山(383km)」が候補として挙がりました。
最遠望距離を一気に60km更新の可能性が出てきたことになります。
見え方としては、山頂から8合目が見える形になります。
ただし、富士の綺麗な台形ではなく、両側を別の山に遮られた状態と考えられます。
 計算諸元としては、大気差によるΔH増分として、富士山の標高3776*0.245=925m、
 赤倉山の標高1332*0.245=326mは、それぞれからの水平線距離を按分(250:150)として、
 赤倉山326*250/150=543mを富士山ΔH増分に加え、3776+925+543=5244mを大気差による等価的な
 富士山の標高として入力し、可視範囲を計算しました。
再度繰り返しになりますが、私の体力では検証確認(撮影)は到底不可能です。
したがいまして、この記事に少しでも可能性を感じて戴けた貴重な方には、是非とも検証確認のご検討
をいただければ幸いです。
また、私は新記録達成の権利(栄冠)の一切は、この場で放棄(お譲り★)致します。
(★私は、単に計算を趣味として、お遊びとしてやっているだけですので)
え~っ、今週は収穫が多く、スケールの大きい話題になったので自己満足しております。
皆さまには、楽しんでいただけたでしょうか?
では、今日はこのへんでバイバイ
最遠望の富士2

富士山の新眺望限界?

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
本日は、少しスケールアップしまして、富士山に挑戦したいと思います。
さすがに富士山ともなれば、すでに先人の方々によって色々な試みがされてます。
水戸の富士の回では、私が撮影した名峰富士の雄姿をご紹介しました。
スカイツリーと富士山では、大きさこそ違えど眺望計算としては同じ扱いになるので、
また、“Hey, what’s that?”の力を借りて計算してみました。
結果、北限の富士最遠望の富士ともに更新の可能性が出てきました。
まず、北限の富士ですが。
私の予想では、現在確認されている福島県花塚山(307.8km)より更に12km北上した、
霊山の北北西(320.0km)が候補として挙がりました。
見え方としては、山頂から9.3合目が見える形になります。
 計算諸元としては、大気差によるΔH増分として、富士山の標高3776*0.245=925m、
 霊山北北西の標高1200*0.245=294mは、それぞれからの水平線距離を按分(200:100)として、
 霊山北北西294*2=588mを富士山ΔH増分に加え、3776+925+588=5289mを大気差による等価的な
 富士山の標高として入力し、可視範囲を計算しました。
次に、最遠望の富士ですが。
私の予想では、現在確認されている和歌山県妙法山北西(322.9km)より更に8km南下した、
高峰山(331.4km)が候補として挙がりました。
見え方としては、山頂から8.7合目が見える形になります。
 計算諸元としては、大気差によるΔH増分として、富士山の標高3776*0.245=925m、
 高峰山の標高290*0.245=71m、それぞれからの水平線距離を按分(200:100)として、
 高峰山71*2=142mを富士山ΔH増分に加え、3776+925+142=4843mを大気差による等価的な
 富士山の標高として入力し、可視範囲を計算しました。
腕に自信のある方(先人の方々へ)へのお願いになるかも知れませんが、
私の体力では、両地点ともに検証確認(撮影)は到底不可能です。
つきましては、この記事に少しでも可能性を感じて戴けた貴重な方には、是非とも検証確認のご検討
をいただければ幸いです。
その際、仮に今回の記事が発端となって、実際に行動され方が確認に成功された場合ですが、
新記録達成の権利(栄冠)の一切は、この場で放棄(お譲り★)致します。
(★私は、単に計算を趣味として、お遊びとしてやっているだけですので)
さて、今日も楽しんでいただけましたでしょうか。
今回は、少しスケールの大きい話題だったので、私も書きごたえありました。
では、今日はこのへんで。バイバイ
富士の新眺望限界4