マンションの理事長 その後7 (臨時総会)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

昨日、我がマンション修繕復旧のための臨時総会があり、提案議案は
無事、ほぼ満場一致での可決となりました。

いや~、徹夜で議案書を作った甲斐がありましたぁ。

他の理事役員さんからも、労いの言葉があり、また一つ肩の荷が下りました。

これで、概算2500万円のマンション修繕復旧工事がスタートします。

震災から、早くも半年が経とうとしていますが、他のマンションの理事長さんも
同じような苦労をされているのでしょうね。

今後は、居室内に入っての本格的な被災調査と復旧工事となります。
今度は、日程調整が大変そうですが、
皆さまにご協力を戴きながら、鋭意進めて参りたいと思います

では、また。

マンションの理事長 その後6 (震災対応)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

しばらくブログには書き込みませんでしたが、3/11震災で自宅マンションも少なからず修理の
必要な箇所があって、これまで理事役員5名とオブザーバー6名(建築に明るい方など)を交え、
10回近い打ち合わせと、中間の報告的な住民説明会、アンケートを実施して、震災復旧工事
に関する臨時総会を来る9/3に開催する運びとなりました。

いや~、この5ヶ月間、理事長としての仕事は本当に大変でした。

ここは64世帯の中規模マンションですが、当然のことですが色々な職種、年齢層の方々がいて、
酷く批判的な方から手厳しいご意見があったり、実に建設的なご意見を下さる方など、とりまとめ
の大変さは、筆舌に尽くしがたい程ですが、とにかく臨時総会で一山越える気分です。

一番大変だったのが、両極端の意見がある場合の選択を、いかに穏便にコナシテいくか。
あと、臨時総会の議案書作りも、最後の仕上げは、理事長の私一人で徹夜で仕上げたことなど。
おかげさまで、普通に暮らしていたら絶対に経験できない貴重な体験や勉強をさせて戴きました。

ちなみに、当マンションは、被災度区分判定で耐震残存率が15%程度低下しており『小破』
という区分になるそうです。

震度6弱の震災に加えて、度重なる余震にも良く耐えてくれたと、建物に感謝と愛着を感じます。

マンションの復旧工事費として概算2500万円ほど掛かるようですが、これも今後も安心して
暮らすためのコストとしては、しょうがありませんね。

もう、ここに近い震源域でM7クラスの地震は、このマンションの耐震上からも、復旧工事が済むまでは
何とか来ないで欲しいものですが、可能性はゼロではないので、早く復旧工事に着手したいものです。

では、また。

マンションの理事長 その後5 (震災対応)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

今さらですが、よもや、
こんな大震災が来ること自体、青天のへきれきでしたが、それに輪をかけて、
自分がマンションの理事長の時に、このような事態になるとは、想像も出来
ませんでした。。。

唯一救われるのは、
当マンションの強度耐力低下につながる被害が、さほど無かったことでしょうか。
また、マンションの有識者を広く活用するため、今回からオブザーバーを募り、
理事会に出席していただく制度を導入しました。
結果、良いアドバイスが多く出され、有意義な会合となりました。

ちょうど、先ほど震災関係の臨時理事会を終えて、一応のスタートを切った
ところです。(理事会の震災に対する審議としては2回目です)

被災したマンションで一番厄介なのは、
鉄筋コンクリートのひび割れた個所からの浸透圧で浸水し、鉄筋部分が錆びて
膨張破壊を起こすことです。

一方このマンションは、
マンションとしては珍しい外断熱方式なので、一般のマンションと違い、
仮にコンクリートにひび割れがあっても、断熱材とシール材に保護され、
浸水による被害が出ないことです。

ただし、
断熱されていない、外側通路や階段は一般のマンションと同じですが。

取りあえず、
今日の資料提示で判ったのは、外観検査のみの初期診断で、修繕費を見積もって
もらったところ、全体でおよそ500万円也。
さらに、専有部分と接合する共用部(玄関ドア、コンクリート部、テラス、サッシなど)
を含めると、共有部分の修繕費は、ほぼ1000万円オーダーになりそうなこと。

また、当マンションでは、
共有部の地震保険が未加入(平均的な加入率は1/4だそうです)だったため、
全て修繕費からの支出(一時金の選択肢もありますが)となること。
ただし、今回の震災で仮に地震保険に加入していても、一部損の最低損壊率3%
に満たないため、結果としては地震保険は下りなかった思われます。

これは、逆に考えれば、
それだけ強固な構造のマンションだったことを実績で証明したことになります。
設計事務所さんとデベロッパーさんにお礼を言いたいですね。

これからも、まだまだ決めなければならないことが山ほどありますが、神さまから自分に
与えた試練だと信じて、ひとつづつ地道に越えて行きたいと思います。

人生、一生勉強ですね。

では、また。

トイレのドア破損 その後

毎度のお付き合いをありがとうございます。

先日、子どもたちに壊されたトイレのドア破損部分ですが、
やっつけ仕事の割には、意外と綺麗に直りました。

いや~、壊された時の状態を思うと、素人ながら「いい仕事」
が出来たようです。

今回は、何とか自力で直せたけど、
これからも、子どもたちには、色々と壊されていくのだろうなぁ。

それと、
ドアが破壊される原因となった「ダンパー」は取り付けないこと
にしました。

もう一度、
同じことをやられたら、もう修復できないでしょうからねぇ。

では、また。

トイレのドア破損

毎度のお付き合いをありがとうございます。

今日の夕方のこと、
子どもたちが廊下で騒いでいるのは、いつものことなので気にも留めなかった
のですが、急に「シーン」として、何やらひそひそとやっている。

ただならぬ気配を感じて、行ってみると、
トイレのドアの上に付いている、ダンパーがこじ開けられたように
見るも無残な格好に。。。
どうやら、子どもたちがトイレのドアを押し合っていて、はずみで
ガーンと無理やり開く格好になったらしい。

おいおい、
このマンション新築して、まだ2年半しか経ってないんだぞ!
これ、ドア交換したら結構な金額だよなぁ、と思いながら、何とか
自力で修理することにしました。

もちろん、子どもたちには、最上級の「おやじの雷」を落としてから。

まず、
ドアの破損部分がこれ以上拡大しないように、ダンパーを慎重に外し
てから、木工用ボンドを破壊部分に流し込み、固定用の板を当てがい、
何とか元の形に戻るように、万力で締めて固定しました。
このまま、2~3日放置して、固まるのを待ちます。

どうにか、直りそうな感じになったので、あとは祈るのみ。。。

本当、子どもたちには、毎日いろいろやってくれますわぁ。

では、また。

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