余震はいつまで続くのか?その24 (予測修正)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

本日も、多方面の方々から300超のアクセスをいただき、ありがとうございます。

さて、先日予測しました、
6/26,27の余震規模について、新ロジックのもとで若干の修正がありますので、ご紹介しておきたいと思います。
震度の予測11.jpg

まず、グラフ中の”“について、
6/23~24に4時間程度の余震空白時間があったため、M0.2の上昇がありました。
これにより、6/26,27での予測規模はM5.6~6.3となります。

以下、予測日時です。(再掲)
  ------月齢--月出2h前--南中時--南中3h後--
 6/26(日)  24.2   22:50    7:11    10:11
 6/27(月)  25.2   23:28    7:57    10:37

なお、このままリセットが掛からない場合、M7級は早ければ7/7の可能性があります。

今後も、何か変化があれば、適宜お知らせしたいと思いますので、よろしくお願い致します。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その23 (ロジック復活)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

今朝のM6.7では不意を突かれ、不覚にも敗北をきしました。。。

にも関わらず、今日も500超のアクセスをいただき、ありがとうございます。

これは、技術屋としてのプライドに懸けても、何とか最適なロジックを探し出すべく、
つい先程まで格闘しておりました。

結果、何とか誤差範囲±M0.4以下に収まるロジックが完成いたしました。
震度の予測10.jpg

変更点は、
グーテンベルク則平均余震に採用していたMw=6.485について、3/11本震から24時間後を起点とした
48時間後までの24時間に発生した余震の累積合成値Mw=6.890を基底値としました。

また、時間積分過程では、
グーテンベルク則平均余震と累積合成値の差を指数関数と組み合わせ、最適化をしました。

これらの工夫により、
最適化ロジックについては何とか納得のいくレベルになりましたが、その一方で、グーテンベルク則
平均余震の基底値を上げたために、リセットレベルが現在で約M5.6(100日後)となり、これ以下
の余震については、予測が出来なくなってしまいました。

これも、予定外の大きな余震を見逃さない為の割り切りと考えざるを得ません。

更に、新しいロジックの留意点として、
4~5時間程度の余震空白時間があると、予測曲線にM0.3~0.4程度の急上昇があることです。

グラフの予測曲線を見てみると、
“ならびに”“は、ほぼ同じ傾斜角で上昇していますが、”“は2度のリセットがあるにも係わらず、
b1“と”b2“に急上昇があり、ほぼリセットが帳消しになっているのが分かります。
これは、”b1“と”b2“のいずれも、4~5時間程度の余震空白時間があるための現象です。

したがって、このロジックでは、
最悪ケースとして、この空白時間の直後に予測曲線が急上昇する可能性を留意しておく必要があります。

グラフでは、一応6/23を起点として、
これまでの平均的な傾斜角(M1.0/16日)で予測曲線を描いた場合に、予測誤差±M0.4を考慮すれば、
最短で7/10にM7級の余震の可能性があります。
もちろん、余震の空白時間があれば、これも早まることとなりますので、あくまでも参考程度として
受け止めて下さい。

月齢の関係では、7/13,14,19,21あたりを次の余震時期として候補に挙げておきます。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その22 (完敗)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

先ほど、6:51に岩手県沖でM6.7の強い余震がありました。
完全にロジックから外れた強さです。
誤差にして、M1.5もありました。
完敗です

これまでの予測が上手くいっていたので、少しいい気になっていました。
また、ロジックを見直さなければなりませんね。

このブログをご覧になって、
この地震で不意を突かれた方、お怪我はありませんでしたでしょうか?

申し訳ございませんでした。

今後、このような誤報がないよう、努めてまいりたいと思います。

取り急ぎ、お詫びまで。
では、また。

余震はいつまで続くのか?その21 (次の余震は)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

今日も既に400超のアクセスをいただき、ありがとうございます。(pm10:30)
このところ予測ロジックが上手く行っているので、本人は気を良くしております。

ところで、私の今朝の予想に反し、
つい先ほど、23:29に岩手県沖でM5.4の余震があり、またリセットがかかりました
今現在の余震の状況を見ると、今日は完全にグーテンベルク則平均余震を超えており、
最近の余震パターンから見ると、6/1のM6.1以降の動きに酷似していることから、
本日から5日後にある程度の規模で余震活動があると判断しました。

この場合、
月の位置関係で若干の相関が見られる、月齢24.6前後となる6/26~27が次の余震時期と考えられます。
震度の予測9.jpg

予想される具体的な日時は、
以下の通りになりますが、これまでの実績から2時間程度の誤差は許容下さい。
  ------月齢--月出2h前--南中時--南中3h後--
 6/26(日)  24.2   22:50    7:11    10:11
 6/27(月)  25.2   23:28    7:57    10:37

この場合の余震規模は、M5.5~5.6となります。
(誤差M0.5を考慮すると最大でM6.1も可能性はあります)

今後も、何か変化があれば、適宜お知らせしたいと思いますので、よろしくお願い致します。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その20 (今朝もほぼ的中かな)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

昨晩もアクセス数が741まで伸びました。
ビューアーの皆さま、ありがとうございます。励みになります。

さて、今朝あった6:16頃の茨城県沖の地震ですが、予測していた時刻より
若干早かったものの、M5.2程度に対して、実績M5.0で、ほぼ的中でした

したがって、今日はこれ以上の大きな余震は無いものと考えます
現在のグーテンベルク則平均余震M5.14以上ではなかったので、リセットはかかりませんが、
今日の余震累積合成値には大いに貢献するため、今後の余震を引き延ばすには十分な大きさです。

今後も、適宜に最新情報をお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

では、また。

1 2 3 4 5 7