余震はいつまで続くのか?その34 (注意報発令)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

おはようございます。
昨晩も、500近いアクセスをいただき、ありがとうございました。

さて、グラフの方ですが、昨晩は、
20時頃から5時間の空白時間があり、予測曲線”“が一気にM6.33まで急上昇してしまいました。
震度の予測22.jpg

今までの経験則から、この急上昇パターン後は、1~4日程度のうちにM6クラスの地震が発生しています。
今回は、既に予測値がM6.33であり予測下限でもM6.1以上なので、その条件は十分満たしております。

7/9までは、発生頻度こそ平均の1/2程度ですが、
この期間に地震が全く起こらないと言う保証はありませんので、念のためですが、注意報発令とします。

以下に、予想される時間帯を提示しておきます。

  ------月齢--月出3h前--南中3h後--
 7/2(土)    0.8    対象外    15:22
 7/3(日)    1.8    3:10    16:16
 7/4(月)    2.8    4:17    17:08
 7/5(火)    3.8    5:25    17:58

冷静に考えてみれば、
6/23のM6.7以降、リセットレベルの地震が今日で9日間も発生していません
過去にも、5/25~6/2に9日間の休止期間がありましたが、今回この最長記録に並びました。
そして、この急上昇パターンが出現したと言うことは、やはり危険信号です。

更には、M7級の可能性も、7/8まで早まってしまいました。

どうか、皆さまに於かれましても、不意の大きな揺れにご注意下さい。

以前、このブログでもご紹介した「緊急地震速報のPC版」[SignalNow Express]は、
震源域や到達震度、カウントダウン機能など、大変有効ですので是非のインストールをお勧めします。
(無料で利用出来ますが、簡単なユーザー登録が必要です)

また、リアルタイム観測網としては、
独立行政法人防災科学技術研究所が公開している「NEW 強震モニタ」がお勧めです。
これは、各地の震度計データから、最大加速度とリアルタイム震度を2秒更新で表示していますので、
本当にリアルタイムで、地震が伝わっていく様子が観測できます。

今後も、何か変化があれば、適宜お知らせしたいと思います。

では、また。

金星探査機 あかつき その後6

毎度のお付き合いをありがとうございます。

たまには、地震の話題から離れて、宇宙の話題について触れたいと思います。

皆さんは、覚えていますか?
昨年「はやぶさ」旋風を巻き起こした、あのJAXAが金星周回軌道への投入に失敗した、
金星探査機「あかつき」のことです。

実は昨日(6/30)、これまで検討中だった2015年11月の再投入計画についてプレス発表があり、
その可能性が かなり現実味を帯びてきたようです。
なお、投入失敗の最大の原因については、燃料の逆流による異常燃焼で結論。
現在、エンジン着火時の衝撃を最小限とする方法について詳細なシミュレーションを試行しているそうだ。

詳細は、以下のリンクから資料をご覧ください。
「あかつき」の金星周回軌道投入失敗に係る原因究明と対策について(その3)
あかつき再挑戦2.jpg

あと4年5ヶ月後、果たして、見事に成功なるか。。。

忘れずに、待ちたいと思います。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その32 (次の山)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

昨晩も、700超のアクセスをいただき、ありがとうございました。

とうとう、
この3日間のリセットが掛からないまま、今朝を迎えてしまいました。

では次の余震が、いつになるのか
もう少し分り易くならないものかと、グラフに月齢との相関曲線()を一本追加しました。
震度の予測20.jpg

M5.5以上の余震と月齢との相関を取ったものですが、全体の平均を1.0して、発生頻度を
倍率で表示しました。(左スケール)

見るてみると、
これまでのM5.6以上の余震との関係も良く一致していることが分ると思います。

したがって、
次の発生日の候補は、発生頻度について平均の2倍程度を考慮して考えると、以下の通りになります。
7/10,11,14,15,17,19,21,22,24,26

余震規模は、最低でもM6.3程度で、遅れるほど大きくなるのを覚悟しておくのが賢明でしょう。

時間については、後ほどお伝えしたいと思います。

ではまた。

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