海水温度の変化2 (逆の見方)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

次の震源域が一体どこになるのか、色々と考えているうちに、逆転の発想をしてみました。
今までは、海水温度の上昇=地殻活動の活発化として、温度の高くなった所をだけを見てきましたが、
そもそも、海水温度の低下でも地殻活動に何らかの変化があるのではないのか、という訳です。
海水温解析14.jpg

これは、海水温度の低下した部分が白くなるようにした図です。(いつもの演算を逆にしただけ)
すると、見えてきたのは、北九州の北西方向の海水温度が極端に低下していることです

調べてみると、この海域では、
1997年からの記録ではM3~4クラスが殆どですが、意外にも震源深さは10~15kmのものが多く、
2004/12/12にM5.1、2004/12/14にM5.3の中規模地震が続けて発生しています

今後、M6クラス以上の地震が発生しないと保証のできる地域は、おそらく日本国中ないでしよう。

何となくですが、次の震源域の候補として、内陸部(位置は不明)とこの海域を挙げておきたいと思います。

また何か、気が付いた事があればお知らせしたいと思います。

では、また。

海水温度の変化

毎度のお付き合いをありがとうございます。

気象庁の海水温度の発表がAM11:00のため、これを待っておりました。
結果的に、あまり変化はありませんが、沖縄北西250km沖合の東シナ海にホットスポット出現です
海水温解析13.jpg

ここは、アジアプレートの奥まった場所なので、仮に地震が発生しても深さ50km程度の震源域となり、
一番近い沖縄本島でも、影響は軽微と思われます。

さて、次にM7があるとしたら、震源域は一体どこになるのでしょうか。
日本の周りの海水温度からは、震源域の候補が見当たりませんので、やはり、内陸部の可能性を覚悟して
おいた方が賢明なのでしょうか。

ますます、分らなくなってきました。

また何か変化がありましたら、お知らせ致します。

では、また。