余震はいつまで続くのか?その158 (対照的)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

つい先ほど、対照的な地震が立て続けに発生しました
[22:30三陸沖M5.7最大震度1 ] と [22:51新潟県中越地方M3.2最大震度3] であります。

三陸沖の震源域は、沿岸から230km離れた日本海溝の東側であったため、M5.7という規模にも係わらず、
幸運にも最大震度1 で済みました。
一方、新潟県中越地方では内陸部のため、破壊力が直接伝わり、M3.2という小規模なエネルギーでも、
最大震度3という、大きな揺れに襲われました。

どちらも、予測表の22:47に対応した地震と考えられますが、心配していたM7クラスで無かったことが、
何よりも幸運だったと思います

さて、この震源域について、最新の海水温度の図から推察すると、見事に震源域の候補に入っております。
海水温解析38.jpg

この図は、本来、外洋海水水温の平年差を示しているのですが、
以前から指摘しているように、この温度変化は、陸地の下もすり抜けたような振る舞いを見せているため、
比較的リアルタイムに地殻付近の温度変化を示しているのではないかとの仮説に基づく推察であります。

実際、震源域との関係は良く一致しており、専門家でないからこそ出来る発想ではないかと思っております

また、ロジックのグラフを張って置きます。 予測Bのみリセットし、予測AはM8を示唆しております。
震度の予測125.jpg

引き続き、皆さまには、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。

以下、今後の予測日時です。(磁気嵐の関係で10/7まで掲載しました)
※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えておりますが、規模が大きくなるほど予測時刻よりも早くなる傾向は過去に数回ありました。

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります

A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

△10/2(日) 03:43 06:44 09:46 11:45
-----14:46 17:47 19:46
 22:47

△10/3(月) 04:27 07:28 10:30 12:29
-----15:30 18:31 20:33 23:34

△10/4(火) 05:07 08:08 11:09 13:13
-----16:14 19:15 21:23 –:–

◇10/5(水) 05:49 08:49 11:49 14:03
-----17:03 20:03 22:20 00:24

★10/6(木) 06:41 09:39 12:38 15:01
-----18:00 20:59 23:38 01:20

☆10/7(金) 07:25 10:24 13:23 15:58
-----18:57 21:55 –:– 02:37

凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、最近発生した4つの磁気嵐から40h,100h,140後に符合する日時を示しています。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その157 (磁気嵐の再来3)

毎度のお付き合いをありがとうございます。
(今日はマンションの理事会があって、更新が深夜になってしまいました)

今日になって、震源域が茨城集中砲火から、また全国に拡散した感があります
また、3日ほど前から新たに四国の安芸灘を震源域とする地震が発生しておりますが、
気象庁発表の海水温度が外洋に限られており、瀬戸内海のデータが無いため、全く予測不可でした

ところで、磁気嵐ですが、10/1 5:00(JST)から、またまた再発しているようです
一体、いつまで続くのでしょうか? 現在のJAXA公開データは、こちらからどうぞ。
磁気嵐解析26.jpg
今回の磁気嵐から40h,100h,140hは、それぞれ10/2 21:00,10/5 9:00,10/7 1:00となります。

皆さまには、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。

予測グラフも張っておきますが、月齢の関係から、また特異日も巡ってきますので、ご注意ください。
震度の予測124.jpg

以下、今後の予測日時です。(磁気嵐の関係で10/7まで掲載しました)
※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えておりますが、規模が大きくなるほど予測時刻よりも早くなる傾向は過去に数回ありました。

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります

A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

△10/2(日) 03:43 06:44 09:46 11:45
-----14:46 17:47 19:46 22:47

△10/3(月) 04:27 07:28 10:30 12:29
-----15:30 18:31 20:33 23:34

△10/4(火) 05:07 08:08 11:09 13:13
-----16:14 19:15 21:23 –:–

◇10/5(水) 05:49 08:49 11:49 14:03
-----17:03 20:03 22:20 00:24

★10/6(木) 06:41 09:39 12:38 15:01
-----18:00 20:59 23:38 01:20

☆10/7(金) 07:25 10:24 13:23 15:58
-----18:57 21:55 –:– 02:37

凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、最近発生した4つの磁気嵐から40h,100h,140後に符合する日時を示しています。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。

水戸の富士

今日も私の戯言にお付き合いいただき、ありがとうございます笑顔
以前マンションの高層階に住んでいたころのことですが、やはり自然と遠方の山々に目が行くもので、
当然の流れですが、一体どの辺まで見えているものか調べたことがあります。
まず、
日暮れの方向にある筑波山は、その特徴的な形(双子の山)から直ぐに判ったのですが、
その左側に時々見える台形をした山が、驚いたことに、水戸から見える「 富士山 」だと気付いたのです。
このことを身近な人間に話すと、大体帰ってくる反応は、「そんなバカな」です。
水戸の住人からすると、私を含め、富士山は遥か彼方の名峰なのですよ~。
そこで、条件の良い日を待って、やっと撮影に成功したのが今回の写真という訳です。
「水戸の富士(193km)」は、本当に空の青に溶け込んで、写真で見せるのが難しいのですが、
色々調整して、何とかこの写真となりました。
先日ご紹介した、”Hey, what’s that?”というサーバーで計算してみたところ、
3400m付近の富士山9合目から上が見えている結果となりました。
写真 と 鳥瞰図のピンク部分 を見比べると、大体合っていることが判ります。
他のページでは、「北限の富士(福島県花塚山309km)」とか、
最遠望の富士(妙法山北西小麦峠322.9km)
など、
男の執念とも言える見事なページもありますので、私のは実にかわいい部類です。
では、今日はこのへんでバイバイ
水戸の富士

スーパームーンと地震の関係など

毎度のお付き合いをありがとうございます。

昨晩の福島県沖M5.6以降、震源域が内陸部を含む各地に拡散したと思えたのですが、
また茨城への集中砲火が再燃し、非常に居心地の悪い状態が続いております

一方、
心配していた磁気嵐の方は、ようやく9/30 3:00(JST)に終息に向かってくれたようです。
JAXAのETS-VIII(技術試験衛星)によるリアルタイムデータは、こちらからどうぞ。
ただし、およそ3日間にも及ぶ磁気嵐の影響は、今後どのような形で現れてくるか未知数です

さて、
本日は読者の方から
潮位の異常について疑問が寄せられましたので、関連する事象についてご報告致します

まず、潮位の異常原因としては、気圧の変化(台風など)、台風による大波拡散、地形による共振現象、月の
異常接近など、様々な要素が関係するようですが、私が最も気になったのは、月の異常接近です。
いわゆる「スーパームーン」と呼ばれる現象で、大体年間3~4の頻度で起き、距離の変化も意外に大きく、
40.8万km~35.6万kmの間で約15%もの差異がありました。
ただし、スーパームーンが潮位に及ぼす影響は、逆に意外なほど小さく、月の距離の最遠端と最接近で
約20cm程度の差異のようです。

以下のグラフは、スーパームーンと地震発生に相関があるのかについて、調査した結果です。
震度の予測122.jpg

確かに、震災のあった3/11に近い3/20にスーパームーンはありましたが、冷静に見れば3/11時点での月は
ほぼ最遠端で、その後のM6クラス以上の発生時期と比較しても、特には直接的な関係は無さそうです

ちなみに、太陽でも同様の現象はありますが、こちらは潮位にして約3cmの差異になります。

最近の潮位の異常は、大体9/26頃から始まっているようですので、9/28のスーパームーン、ならびに
台風からの大波によるものと推察されます。

私の結論としては、現段階では潮位の異常と地震との関連は特に無いものと判断致します

また、視点を変えた分析をしましたので、ご紹介致します。
震度の予測123.jpg

これは、私の予測表から±60分以内に発生した地震について、グループ別に発生頻度を比較したものです。

ご覧のように、
M3クラスはグループ間での発生頻度に極端な差異は見られませんが、M4クラスはAグループが他の
1.3倍、M5クラスはCDグループで約70%、M6以上はCグループがほぼ100%という結果が出ました。

この分析から、今後の発生が予想されるM7クラスに関しては、CDグループが特に要注意のようです

皆さまには、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。

以下、今後の予測日時です。
※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えておりますが、規模が大きくなるほど予測時刻よりも早くなる傾向は過去に数回ありました。

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります

A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

△10/1(土) 02:52 05:53 08:54 10:59
-----14:00 17:02 19:03 22:04

△10/2(日) 03:43 06:44 09:46 11:45
-----14:46 17:47 19:46 22:47

△10/3(月) 04:27 07:28 10:30 12:29
-----15:30 18:31 20:33 23:34

△10/4(火) 05:07 08:08 11:09 13:13
-----16:14 19:15 21:23 –:–

凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、最近発生した3つの磁気嵐から40h,100h,140後に符合する日時を示しています。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。

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