余震はいつまで続くのか?その207 (磁気嵐スパイラル5)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

今日も、私の予想に反して、不気味なほど静かです。
これまでのところ、午前中の10時07分福島県沖M4.5震度2が最大震度ですが、他を合わせても
M4クラスが3回となっております。
また、Hi-netによる24h地震発生回数N=524は、至近の平均を若干上回って来ました。

さて、次の磁気嵐ですが、
私の予測よりかなり早く、本日11/27 17:00(JST)に始まってしまいました
磁気嵐解析78.jpg

これにより、磁気嵐ロジックの再計算をしてものが以下になります。
磁気嵐解析77.jpg

ご覧のとおり、確率30%以上の日時が、3日間も延長して、11/30(水)夜まで続くことになります。
また、確率40%以上の日時も、11/28(月)19:00~11/29(火)6:00に再出現です。

まだまだ、磁気嵐スパイラルは続きますが、なぜか予測に反して、世界的にも地震がありません

どうか皆さまには、ここで気を緩めず、
引き続き、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。

※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えております。
 また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります

A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

△11/26(土)01:03 04:03 07:03 09:02
-----12:03 15:03 17:02 20:02

△11/27(日)02:03 05:03 08:03 10:03
-----13:04 16:04 18:06 21:06

△11/28(月)02:38 05:38 08:38 10:45
-----13:45 16:46 18:56 21:56

△11/29(火)03:07 06:08 09:08 11:24
-----14:25 17:25 19:47 22:48

△11/30(水)03:31 06:32 09:32 12:00
-----15:01 18:01 20:35 23:36

△12/1(木) 03:49 06:50 09:50 12:32
-----15:32 18:33 21:21 –:–

△12/2(金) 04:07 07:07 10:08 13:04
-----16:04 19:05 22:07 00:22

△12/3(土) 04:28 07:28 10:28 13:39
-----16:39 19:39 22:58 01:08

凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、磁気嵐とリンクし発生確率15%以上を表わしています
緑字は、20%以上の、より確率の高い時間帯を表わします。
紫字は、30%以上の、特に確率の高い時間帯を表わします。
赤字は、40%以上の、更に確率の高い時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。

宇宙の神秘と地震の関係?

皆さま、お早うございます。

これまでのところ、世界を見渡しても、非常に静かな状態が続いております

ところで、太陽活動で気になる現象がありましたので、ご紹介致します。
まずは、以下の図をご覧ください。
磁気嵐解析75.jpg

これは、太陽から降り注ぐプロトンの量 (高エネルギーの陽子)をプロットしたものですが、地球の磁気圏にも
若干の影響があったようで、プロトン到着の2h後のシミュレーションでは、磁気圏に乱れが見られます。

さて、このプロトン。 非常に高速で、太陽から30分ほどで地球に到着します。(光速の1/4ですよ)
通常は大規模フレア(太陽表面での爆発現象)の際に上昇しますが、今回は、特にそのような現象もなく
常時の100倍以上もの量に達しております

唯一、考えられる原因として、以下の太陽のX線画像で太陽の南半球に大規模なコロナホールがあること。
SDO20111126.jpg

このコロナホールでは、直接太陽風が噴き出すため、今回予想される太陽風は、900km/sと超高速で、
早ければ、日本時間の11/28 16:00頃に地球に到着します。

仮に、この太陽風が大規模な磁気嵐を引き起こすと仮定して、磁気嵐ロジックを試算しました。
磁気嵐解析76.jpg

これによると、11/28夜~12/1午前中にかけて、再び確率30%以上の期間が出現します

心配は尽きませんが、また、何か変化がありましたら、お知らせ致します。

では、また。