インドネシアでM5.8の地震発生

速報です

本日12/7 22:38(JST)にインドネシアでM5.8の地震が発生しました。
幸い、都市部から距離があるためか、深さ16kmでも津波注意報も無いようです。
磁気嵐解析112.jpg

磁気嵐ロジック上では、ちょうど確率40%を割ったところでの発生でした。
磁気嵐解析111.jpg

また、何か変化がありましたら、お知らせ致します。

では、また。

太陽風によるプラズマ圧変動から地磁気の応答時間について

毎度のお付き合いをありがとうございます。

内容が、少々マニアックですが、今日発見した成果としてメモを残しておきます。

昨日から太陽風は静寂の域にまで静まり返っておりましたが、何故か本日12/7 8:12(UT)→17:12(JST)に
10分間だけ急峻なプラズマ圧の上昇があり、HAARPによる地磁気の変動と比較すると、その応答には
約2.5hの遅延がある
ことが判りました。

今後の地震の予測を行う上での貴重なデータとして、ご紹介しておきたいと思います。
磁気嵐解析110.jpg

なぜ、これ程の遅延が生じるかの解釈は、
今後の地震予測に対する精度向上には直接寄与しませんので、専門家に譲りたいと思います。

では、また。

更なる磁気嵐の可能性について (含む戯言や雑感)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

先日ご紹介した、[NASA/spaceweather.com]の中を良く探したところ、[Solar Wind Prediction]というページで、
惑星間の太陽風シミュレーションを詳細に公開していることが判りました。
まだ見つけたばかりなので、データ更新の頻度までは分りませんが、驚くなかれ、1週間先までを1h単位で
太陽風速度やプラズマ密度について、詳細にシミュレーションした結果が公開されております。

そして、次の磁気嵐になりそうな時期を見ると、以下のように12/8(木)16:00(UT)→12/9(金)1:00(JST)から
丸一日程度は続きそうなデータがありました。
磁気嵐解析108.jpg
なお、図のSTEREO A,Bとは、NASAによるSolar TErrestrial RElations Observatory/太陽立体観測プロジェクト
に使用される、地球のラグランジュ点にある2機の調査衛星を指しており、コロナガスの噴出 (CME) などを立体的
に調査する壮大な観測体制により、このようなシミュレーションが可能になったということです。

さて、これに基づき、磁気嵐ロジックを試算した結果が、以下の通りです。
磁気嵐解析109.jpg

M6発生の可能性のある確率30%超のピーク時期が、新たに2日間も出現しました

spaceweather.comで公開しているシミュレーションデータは、太陽の詳細な観測結果に基づくものなので、
確度としては、冗談ではなく天気予報よりも当たる確率は高いと見ております。

このように、色々なデータを見ていると、まだまだ心配は尽きませんが、
私が絶対的な信頼をおいているグーテンベルグ・リヒター則によれば、東日本大震災の本震M9に対しては、
まだM8が1回とM7が4回残されております
 (酷かも知れませんが、既に歴史が証明しております)

皆さまも、まだ記憶に新しいと思いますが、2004年12月のスマトラ沖地震では、本震M9.1に対する余震は、
グーテンベルグ・リヒター則の回数(M8×1回、M7×10回、M6×100回)を消化するのに約2年を要しました

東日本大震災とスマトラ沖地震との地殻構造の類似性は、地震学会などでも良く取り沙汰されおりますので、
日本での余震も数年間は続くことが容易に想像が付きます。

私はこのブログを、決して皆さまを威かそうとして書いている訳ではありません。
もう二度と、あのような惨事を繰り返したくない。 そして、皆さまの防災の一助、参考になれば幸いと思っての
活動です。

そして、私の予測は、全ての可能性を排除せず、万事に備えるため、リスク側の予測をしておりますので、
当然に外れることもあります。

しかしながら、これまで蓄積してきたデータやノウハウから、ブログ創世当初よりは精度も高くなって来ました。
今後も、現状に満足することなく、より高精度の情報が提供できますよう、努力を惜しみません。

皆さまも、まだまだのお付き合いをよろしくお願い致します。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その220 (磁気嵐スパイラル16)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

昨日からの震源域を見ていると、北海道から沖縄に加え内陸部まで、日本全国に拡大しております。
これまでのところ、至近のM5以上は、12/3千葉県南部M5.2震度4と12/4茨城県沖M5.1震度2のみです。
一方、Hi-netによる24hの地震発生回数N=477は、至近平均を若干下回って推移しております。

ところで、
12/4の磁気嵐について再度確認したところ、地磁気変動が0.20%に拡大し、7h継続していたようです。
磁気嵐解析107.jpg

このため、磁気嵐ロジックを以下の通り、微調整しております。(当初5hで計算しておりました)
磁気嵐解析106.jpg

この間に、パプアニューギニアで今朝4:28(JST)にM5.7の地震があったようです。

皆さまには、引き続き、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。

※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えております。
 また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります

A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

◇12/6(火) 06:23 09:22 12:22 16:12
-----19:11 22:11
 01:12 04:11

△12/7(水) 07:12 10:11 13:10 17:12
-----20:11
 23:10 02:23 05:22

◇12/8(木) 08:03  1:02 14:01 18:14
-----21:13 –:– 03:33 06:32

★12/9(金) 09:00 11:59 14:58 19:18
-----22:17
 00:12 04:45 07:44

☆12/10(土)10:03 13:02 16:01 20:25
-----23:24 01:17 05:54 08:53

◇12/11(日)10:44 13:45 16:46 20:56
-----23:57 02:23 06:47 09:48

凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
オレンジは、40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
赤字は、50%以上で、M7クラス発生の可能性が更に高い日時です
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その219 (磁気嵐スパイラル15)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

今日は、10時01分茨城県沖M5.1震度2がありましたが、震源が沿岸から100km以上離れていたため
震度2で済みました。仮に10km程度ならば、震度4は確実にあったと思われます。 
また、最大震度は、1時02分豊後水道M4.0震度34時20分宮城県沖M4.4震度3で、何れも震源が
深さ50kmで、仮に10km程度ならば、こちらも震度4は確実にあったと思われます。 正に幸運でした

一方、Hi-netによる24hの地震発生回数N=509は、ほぼ至近の平均に戻りましたが、見方を変えれば、
昨日の20%増となります。
海水温解析89.jpg

さて、現在の状況ですが、昨日来お伝えしておりますように、
磁気嵐ロジックの50%超にあって、いつM6~7クラスが発生しても不思議ではありません

皆さまには、引き続き、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。

※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えております。
 また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります

A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

★12/5(月) 05:41 08:41 11:40 15:16
-----18:16 21:15 00:04 03:03

◇12/6(火) 06:23 09:22 12:22 16:12
-----19:11 22:11 01:12 04:11

△12/7(水) 07:12 10:11 13:10 17:12
-----20:11 23:10 02:23 05:22

◇12/8(木) 08:03  1:02 14:01 18:14
-----21:13 –:– 03:33 06:32

★12/9(金) 09:00 11:59 14:58 19:18
-----22:17 00:12 04:45 07:44

☆12/10(土)10:03 13:02 16:01 20:25
-----23:24 01:17 05:54 08:53

◇12/11(日)10:44 13:45 16:46 20:56
-----23:57 02:23 06:47 09:48

凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
オレンジは、40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
赤字は、50%以上で、M7クラス発生の可能性が更に高い日時です
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。

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