海水温変化による震源域想定の検証(その8)

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
このシリーズも第8回目となりました。
解説:[気象庁の海水温度分布の平年差]の1~2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。
今回は、先週1/24(火)ご提示したものに その後1週間の実績をプロットした検証のみをご紹介します。
温度低下20120123A
この間でM4.5超の地震は計13回あり、多少の誤差を許容して戴き、内9回を想定範囲とすれば、
正解率69%でした
今週は、三陸沖は常として、銚子沖と富士北西の群発地震が発生しました。
北海道宗谷岬沖での深発地震もありました。
◆ひとつ気掛かりなのは、地震の総発生回数が、今週は先週の約2割増であることです。
(これも、これから起こることの前兆なのでしょうか。。。)
次の震源域想定ですが、本日は体調不良のため、今週の金曜日までお待ち下さい。
どうか、ご容赦願います。
では、おやすみなさい。バイバイ

今日2/1の衛星画像(動画付き)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
今日の気象衛星の画像をアップします。(2/1 8:30-16:30)
20120201anime.gif
この画像を加算処理したものが以下になります。
20120201定在波
上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
◆本日も、昨日の様子とは、全く違うという印象が一番です。
まずは、黄色い線で示す定在波は、全長800kmにも及ぶ最大規模のものと、関東にかかる2本。
オレンジの点線は、季節風との区別が微妙なため、念のためご提示するものです。
規模としては、南海トラフ~東海~房総沖の1000kmを超える巨大さです。
何度もお伝えしているように、今日の雲の状態が、明日起こる地震の兆候を見ている可能性
ありますので、該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。
今日は怪しい雲は特に見当たりませんでした。 ソース元は[ウェザーニュース]です。
◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。
いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
また、何か変化があればお知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その261 (磁気嵐スパイラル50)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。 
(今日は体調が優れず、更新が遅くなり申し訳ありませんでした)
◆一番心配だった「魔のくぼみ」は、国内での発震は無かったようですが、スマトラ沖でM5.6が発生し、
メリカル震度5(日本の震度4相当)となっております。大きな被害の無いことを祈ります。
[Earthquake-report]では、直近の大都市ベンクルー州で建物等への被害が報告されているようです。
さて、本日も 2/1 17:00(JST)に また突如の磁気嵐が到来しております。
磁気嵐解析270
現在の磁気嵐の様子は [NICT:リアルタイム磁気圏シミュレーション] で確認できます。
これによる、磁気嵐ロジックの計算結果は、以下の通りです。
磁気嵐解析271
ご覧のように、
「ピーク」は確率50%台1回と40%台1回、30%台1回、20%台1回、「魔のくぼみ」は3回あります。
また、「急降下」は4回総じて見れば、磁気嵐の影響は2/8午後まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。それは内陸部も同じです。
◆明後日2/3は40%台の魔のくぼみがあり、3/11のM9と同条件です。注意
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
◆1/28から発生している、山梨県東部・富士五湖での群発地震については、
 CMT解が一定せず、A~Dグループに組み入れるのは、断念しました。

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
◇ 2/ 1(水)本日の予定時刻は全て経過しました。
△ 2/ 2(木)04:46 07:45 10:45 15:04
-----18:04 21:03 00:33 03:32

△ 2/ 3(金)05:49 08:48 11:47 16:11
-----19:10 22:09 01:41 04:41

☆ 2/ 4(土)06:56 09:55 12:55 17:17
-----20:16 23:15 02:47 05:46

△ 2/ 5(日)08:10 11:09 14:08 18:24
-----21:23 –:– 03:49 06:49

△ 2/ 6(月)09:28 12:28 15:27 19:33
-----22:32
 00:22 04:49 07:48

△ 2/ 7(火)10:25 13:26 16:27 20:21
-----23:22 01:31 05:32 08:33

△ 2/ 8(水)11:17 14:18 17:19 20:41
-----23:42 02:23 05:54 08:55
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
太字はピーク、魔のくぼみ、急降下などの要注意時間帯を表わします。
◆特に、2/3の黒太字は40%台の魔のくぼみで要注意時間帯です。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
次は、衛星画像の解析です。バイバイ