今日3/14の衛星画像(動画付き)

今日の有感地震は、11回で、内4回が三陸沖の同じ震源域でした。
一方、[Hi-netによる震源情報]では、
24hの地震回数N=366で、至近平均460回を20%下回っております。
では、今日の気象衛星の画像をアップします。(3/14 8:30-16:30)
20120314anime.gif
この画像を加算処理したものが以下になります。
20120314定在波
上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
(緑の線はプレート境界です)
◆今日も季節風は強烈ですが、多くの特徴的な箇所がありました。
オレンジの線(点線)は、季節風に逆らって、定在波として残っている部分ですが、
太平洋側に数多くの境界が見られます。(点線は季節風との識別が微妙な海域です)
今日の注目は、
昨日より復活した黄色で示したベッタリと張り付く雲と、水色で囲んだ空白域です。
驚くことに、北海道~関東~九州~沖縄の広範囲で、複雑に入り組んでおります。
三陸沖にある、黄色の三日月形は、正に先ほどの震源域ですが、M7クラスになると、
 直前に、この様なハッキリとした前兆が現れることを知りました。

今日の雲の状態が、明日起こる地震の兆候を見ている可能性がありますので、
該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。
今日は全国的に爽やかな晴天が多く、怪しい雲もありませんでした。
ソース元は[ウェザーニュース]です。
◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。
いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
また、何か変化があればお知らせ致します。バイバイ

三陸沖M6.8の地震発生!

速報です。
先ほど、18時09分三陸沖M6.8震度4の地震が発生しました。
震源に近かった皆さま、お怪我はありませんでしたか?
現在、北海道・青森・岩手沿岸に津波注意報が出ております。
予測される津波は、高さ0.5mで6:40到達となっております。
河口付近も含め、お近くの方、ご存じとは思いますが、津波は何度も押し寄せます。
また、複雑に反射して、第1波より大きな波が来ることもありますので、十分にご注意ください。
さて、今回の地震については、3/9「予測ABロジックの気になる曲線(その3)」で予測していた、
Z4ポイントの 3/12(月)~3/15(木)の間にM7.6~M6.5 に符合する発震と考えます。
また、M7クラスの発震にあって、最大震度4で済んだのは、不幸中の幸いと考えます。
この地震により、
予測ABロジックは、1/1元旦の鳥島近海M7.0以来、73日振りのリセットが掛かりました。
震度の予測184
あまり安心されると困りますが、これで当面はM7クラスが来ないことになります。
皆さまには、私の予測は未だ未完成であり、自然が相手ゆえ、当然にイレギュラーがあること
だけは忘れないでください。

[21:20 追加]
上の言葉をどこかで聞いていたかのように、同じ震源域で立て続けに発震がありました。
19時49分 三陸沖 M5.9 震度3
19時58分 三陸沖 M5.3 震度2
20時40分 三陸沖 M5.3 震度1
更には、21時05分 千葉県東方沖 M6.1 震度5強 と続きました。
まだ、安心するには時期尚早だったようです。
これを反映した予測ABのグラフに差し替えました。
(何れも予測ABの誤差範囲内です)

M8.0フレア発生

笑顔 皆さま、お早うございます。
速報です。
昨晩の未明 3/14 2:08に太陽の西端でM8.0のフレアが発生しました。
磁気嵐解析370
下は、フレア発生時のSDOによる詳細なフレアループ構造です。
磁気嵐解析369
前回、M8.5の磁気嵐は約48hで地球に到達しましたので、今回のM8.0フレアに伴う
CME(コロナ質量放出)も、早ければ3/16未明には、地球に到達する
ものと考えます。
ただし、発生場所が太陽の西端に付き、到達の遅延と直撃の回避を見込んでおります。
近々にNASAによるシミュレーションが出ると思いますので、またお知らせ致します。
では、また。バイバイ