予測A,Bロジックの気になる空白(その8)と曲線X4

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
4/14にご紹介した[予測A,Bロジックの気になる曲線X3]は、運良くはずれました。
ただ、予測A,Bロジックでは、後になるほど地震規模が大きくなるので、良かったのかは???
さて、今日も予測ABロジックに有感地震の実績を入力していると、
先の福島沖M5.9の下にある空白域の上限を結んだ曲線X4を描くと、
5/7にM6.8を示唆しております。
震度の予測202
「またか」と思われる読者もいるでしょうが、今回が4度目。
これまでは 大体三度目で当たっておりました。
さて、これまでの実績から、
発震誤差3日、±M0.3を見込むと、5/4~5/10にM6.5~M7.1が想定されます。
また、「気になる空白R」も発生しており、
4/15-4/25の空白Rから、3/17-3/27の赤丸で囲む範囲のプロットを累積して規模を予測すると、
5/1にM5.62となります。 計算式は、以下の通り。
Log10(10^(1.5*M5.2) +10^(1.5*M5.1) +10^(1.5*M5.0)*2 +10^(1.5*M4.9) +10^(1.5*M4.8)
+10^(1.5*M4.7) +10^(1.5*M4.6)*2 +10^(1.5*M4.5)*4 +10^(1.5*M4.4) +10^(1.5*M4.3))/1.5 = M5.62
これまでの発震誤差1日を参考として、今回は4/30~5/2にM5.6を想定します。
◆解説しておきますと、
 予測A,Bロジックの示す、直線A,Bは、その日に起こりうる地震規模を表わしておりますので、
 今回の様な、曲線X4や空白Rを描き加えなくとも、常に発震リスクがあるものとしてご覧下さい。
ちなみに、現在の予測Aのリセットレベルは、M6.7であることを付け加えておきます。
では、また少しお休み致します。バイバイ

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その21)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも第21回目になりました。
(昨年から毎週末に約4ヶ月続いており、M4以上で1週間検証し 最近の正解率は8割超です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週4/20にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
温度低下20120420WA
この間M4超の地震は計31回、内24回が想定範囲に入っておりました。正解率77%でした
予想から外れた7回は、北海道の深発地震と、ここ数日で急上昇した岩手沖震源の地震でした。
◆先週はM4超が45回でしたが、今週はほぼ平均ペースに戻りました。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
ここ数日で太平洋側沿岸の水温が急激に上昇しており、要注意箇所が増えております。
(先週の様子と比較すると、赤の高温域が拡大しているのが判ると思います)
温度低下20120427W
◆今週は 北海道南西部、東北太平洋側、房総~東南海、
 そして、4/25に群発化して現在小康状態の銚子が強震度想定域です。
注意
(遠洋の低温域境界も震源候補ですが、全体が見難くなるため、あえて書き込みはしておりません)
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

HAARP スペクトラムの異変について

遅くにすみません。
急に音信不通になり、どうしたのか、ご心配された方もいらしたかと思います。
帰宅後、酷い発作のため、今まで動けずに居りました。
私は何とか無事ですので、まずは、そのご報告です。
申し訳ありませんでした。
今朝の記事「新たな磁気嵐の到達予測について」で予測されていたCMEが一向に来ないので、
変だと思い、改めて ここ数日の観測値の変化を観察したところ、私なりの解釈が出来ました。
磁気嵐解析434
ご覧のように、
この2日半の観測値を並べてみると、実は予測されていたCMEは既に到達していた様なのです。
特に注目戴きたいのは、プラズマ速度が800km/s近くまで上昇している事です。
通常のコロナホール等では、ここまでの速度上昇は考えられません。
それから、
その後の地磁気変化が100nT未満ですので、現在の磁気嵐ロジックに変更はありません。
予測表4/27Aグループの14:46に対して、14時37分三陸沖M4.8震度2の地震がありました。
ここは、海水温解析で黄色の範囲で示した震源域でしたが、予測より若干震度が強めに出たようです。
では、本日はこれにて失礼いたします。バイバイ