余震はいつまで続くのか?その333(月齢相関)

5/9から続いた磁気嵐ロジックが、24日振りに通常の月齢相関に戻ります。
以下に、月齢相関による予測表を掲載します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
皆さまに於かれましては、引き続きの警戒をよろしくお願い致します。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
△ 6/ 3(日)11:21 14:19 17:18 19:24
-----22:22 00:04 02:31 05:30
△ 6/ 4(月)12:46 15:44 18:43 20:43
-----23:42 01:21 03:40 06:39
△ 6/ 5(火)13:26 16:27 19:29 21:19
-----–:– 02:41 04:38 07:39
△ 6/ 6(水)14:05 17:06 20:08 22:03
-----00:21 03:22 05:30 08:31
△ 6/ 7(木)14:34 17:36 20:37 22:45
-----01:04 04:06 06:22 09:23
◇ 6/ 8(金)14:59 18:01 21:02 23:24
-----01:46 04:48 07:16 10:17
★ 6/ 9(土)15:20 18:22 21:23 –:–
-----02:25 05:27 08:07 11:09
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
磁気嵐の影響が無くなっても、現在の日本の震源域ポテンシャルは予測ABロジックから
 予測A=M7.1、予測B=M6.2が残っているものと考えます。

・現在の予測AリセットレベルはM6.7ですが、3/14三陸沖M6.9から既に80日が経過。
・至近の予測Aリセット期間は 54~81日。 近々にM6.7超の発震があっても不思議ではありません。

震度の予測211
 磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

Post Script.
This message is a thing to you who are looking at my blog from overseas.
In this blog, although Japan Standard Time (JST) has indicated the prediction time
of an earthquake
occurrence, if time difference with your country is taken into consideration,
I will tell that it is a prediction table sharable all over the world.

アルゼンチンでM6.0直下型深発地震発生!

速報には少し遅いですが。
本日 6/2 16:52(JST)アルゼンチンでM6.0(D=520km)直下型深発地震が発生しました。
USGSにれば、メリカル震度2と軽微ですので、マップは付けておりません。
震央は、ボリビアとの国境付近のYacuibaという町の真下でしたが、少なくとも半径250kmの
範囲にいた、人口約50万人がメリカル震度2の中にいた事になります。
USGS88.jpg
私の知る限りでは、一番情報の早い下記のリンクでは、被害の報告は無いようです。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]
私の考案した簡易震度計算では、
Log10(10^(1.5*(M6.0)/(520km/5)^2/1.5=s3.31 は、日本の震度3に相当
したがって、被害は無かったものと考えられます。
◆発生した時間帯としては、本日の「急変点」15:51(JST)から1h後でした。
 今回は、D=520kmという超深発に助けられました。
 磁気嵐によるエネルギーは必ずどこかに歪みとして蓄積され、ずっとトリガーを待っています。
この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.

中国西部でM5.4直下型地震発生!

速報には少し遅いですが。
昨晩 6/1 21:32(JST)中国西部でM5.4(D=10km)の直下型地震が発生しました。
現在までに、USGSによるメリカル震度の発表はありません。
なお、震央は山中ですが、
70km東には中国最西端の町、新疆(しんきょう)ウイグル自治区の喀什(カシュガル)地区があり、
何と高層マンションも建ち並ぶ人口35万人の大都市です。
USGS87.jpg
私の知る限りでは、一番情報の早い下記のリンクでは、被害の報告は無いようです。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]
私の考案した簡易震度計算では、
S=Log10(10^(1.5*M5.4)/(70km/5)^2)/1.5 = 3.87 は、日本の震度4に相当
したがって、被害は限定的と考えられます。
◆ここ最近、世界的に何年、何十年振りに地震が発生する震源域が増えている印象があります。
 磁気嵐によるエネルギーは必ずどこかに歪みとして蓄積され、ずっとトリガーを待っています。
この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.

南極で地震って?

今日(昨日6/1)のUSGS地震データを見ると、6/1 14:07(JST)M5.6南極での発震がありました。
USGS86.jpg
どうも、南極と地震が私の感覚的に違和感があったので、調べてみました。
USGSの1973年以降で南極圏のM5.5超地震は、全部で14回。
1 1973/04/25 M5.7
2 1977/02/05 M6.2
3 1980/12/09 M5.6
4 1981/11/15 M6.0
5 1992/06/09 M5.6
6 1993/05/31 M5.5
7 1997/09/23 M5.8
8 1998/09/09 M5.8
9 2004/03/09 M5.9
10 2004/07/16 M6.2
11 2006/01/26 M5.6
12 2007/11/04 M5.7
13 2010/05/25 M5.5
14 2012/06/01 M5.6
USGS85.jpg
平均すると、約3年に一回の頻度ですが、2004年以降は、ほぼ毎年の頻度。
更に、南極大陸内での発震に限れば、
過去39年間でたったの2回のみ、2007/11/4M5.7以来、4年半振りでした。

こんな処でも異常値があったのですね。
おっと、気がつけば、もうこんな時間。
では、お休みなさい。

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その26)

今日は、仕事の関係で更新が遅くなってしまいました。
さて、このシリーズも第26回目となりました。
(昨年末から毎週末に約5ヶ月半続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週5/26にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20120525WA
この間M4超の地震は24回、内15回が想定範囲でした。正解率63%でした。(今週は赤点です)
予想から外れた9回は、
4回が沖合深発、3回は三陸沖(アウターライズ)、2回は秋田・北海道南東沖でチェック漏れでした。
今週も、三陸沖の発震が続きました(N=11/24=46%が三陸沖)
また、関東内陸部のやや深い震源域での発震も顕著でした。
5/29千葉県北西部M5.2(D80km)、6/1茨城県南部M5.2(D50km)

そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
(先週と比較すると、福島沖、東南海~瀬戸内海の水温が急激に上昇しいております)
水温20120601W
◆今週の注目は、
北海道東部、福島沖、東南海~瀬戸内海の強震度想定域です。
特に、東南海~瀬戸内海の急激な水温上昇については、
5/29「[緊急情報] 海水温変化による次の震源域想定(至近データ)」でもお知らせしましたが、
既に4日前から変化が顕著であることから要注意です。
注意
九州天草は消滅。伊勢湾・紀伊水道は2週間連続のランクインです
(遠洋の低温域境界も震源候補ですが、全体が見難くなるため、あえて書き込みはしておりません)
◆福島~房総~伊豆にかけては、先週に引き続き、境界域が続いており、
 M4クラス発震の可能性が残ります。北海道の北部・南部、関西、日向灘も同様と考えます。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ