【重大かも知れない情報】東南海沖地震計の微振動(その2)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
7/10にお知らせした、東南海沖地震計の微振動について追跡監視しておりました。
そして、昨日7/14午後~本日7/15昼頃の21時間余り、またパータンが現れたのです。
Hi-net連続波形から[気象庁 JMA]→[中部地方]を選んで、以下の赤丸の波形をご覧ください。
震度の予測222
[24時間プレビュー]すると、以下の様な奇妙なパターンが現れます。
震度の予測223
今回も前回同様、微振動の開始前の7/14 13:04長野県北部M3.9震度3の地震があり、
どうやら、この微振動と長野の地震には関係がありそうです
参考ですが、微振動が止まった1.5h後、12:24相模湾M2.5の無感地震がありました。
◆一番気掛かりなのは、
 7/13にご紹介した海水温解析の強震動想定域に、東南海トラフがあったことです。

この後も、しばらく監視体制を取りたいと思います。

ミャンマー北西部でM5.6(D6.5km) の直下型地震発生!

速報には遅いですが。
本日7/15 4:55(JST)ミャンマー北西部でM5.6 (D6.5km)の直下型地震が発生しました。
USGS114.jpg
私の知る限り一番情報の早い下記のリンクでも、被害の状況は判りません。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]
私の考案した簡易震度計算では、
震央から35km以内で、10万人が震度5弱以上の中にいました。
震央地点では震度5強、相当の被害が予想されます。

◆磁気嵐によるエネルギーは必ずどこかに歪みとして蓄積され、ずっとトリガーを待っています。
この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.

余震はいつまで続くのか?その356(磁気嵐スパイラル23)

笑顔 皆さま、お早うございます。
Xフレアの磁気嵐は、昨晩2:25にACE衛星データが捕えました。
そして、本日4時から地磁気反応を確認しました。(磁気嵐到達から地磁気反応まで2h弱と早い応答です)
磁気嵐解析580
ACE衛星~地球間が150万kmあり、プラズマ速度700km/sなので、1.5e6km/(700km/s*3600s)=0:35
したがって、2:25+0.35=3:00 に磁気嵐が地球に到達したものと考えます。
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。
明後日7/14まで確率40%台(M7+対応)が続きます。

磁気嵐解析581
ご覧のように、「ピーク」は2回、「魔のくぼみ」は4回、そして「急変点」は14回あります。
そして、磁気嵐の影響は7/21夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析582
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

X1.4フレアに伴う磁気嵐の最新シミュレーション

昨晩深夜、地球の真正面で発生したX1.4フレアに伴う磁気嵐の到達時期について、
今朝のシミュレーションでは、日本時間で明日7/14(土)19時頃とお知らせしましたが、
最新のシミュレーションによれば、若干遅れて7/14(土)21時頃となっております。
磁気嵐解析577
ちなみに、シミュレーション誤差は±6hですので、
遅くとも、7/15(日)早朝までには地磁気反応が出ているものと考えます。
なお、地球到達時のプラズマ速度は 700km/s以上と猛烈で、磁気嵐の継続時間は16h程です。
ソース元:[NASA:惑星間の太陽風シミュレーション]
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その32)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも第32回目となりました。
(昨年末から毎週末に約7月半続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週7/6にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20120706WA
この間M4超の地震は16回、内12回が想定範囲でした。正解率75%。(今週も合格です)
予想から外れた4回は、沖合1回、内陸部3回でした。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
(太平洋側のかなり広い範囲で水温が急上昇しております)
水温20120713W
◆今週の注目は、
 先週から続く東南海トラフからフィリピン海プレート沿いに広がる強震度想定域です。

 他に、岩手・宮城・茨城沖にも強震度想定域があります。
◆2週続いた、北海道に広がる強震度想定域は消滅しました。
 
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

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