【お騒がせ致しました】東南海沖地震計の微振動(その3)

東南海沖地震計の微振動の件について、Twitter(Dandy ?@qDandypさま)より情報があり、
原因が判明いたしましたので、ご報告致します。
この不可思議な微振動パターンは、人工振動で[海洋研究開発機構による地震探査]のため、
エアガン発振による振動が観測データに混入したものでした。
以下、[観測点作業情報のページ]から引用。
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◆ 観測点 補足情報 [2012/06/27 18:48 更新]
紀伊半島~東海沖の海域において,2012年7月4日から7月19日および7月24日から8月5日の予定で,
海洋研究開発機構による地震探査が行われる予定です。
エアガン発振による振動が観測データに混入
することが予想されますので,データをご利用の方はご注意下さい。(2012/06/27)
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紀伊半島沖において,2012年5月17日および18日の予定で,海洋研究開発機構によるエアガンを震源
とした反射法地震探査システムの作動確認試験が行われる予定です。エアガン発振による振動が観測
データに混入することが予想されますので,データをご利用の方はご注意下さい。(2012/05/17)
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引用、終わり。
と言う訳で、大変お騒がせいたしました。
全ては、私の早合点が原因です。
皆さまには、要らぬご心配をおかけしました事をこの場を借りて、お詫び申し上げます。

今後は、情報源を良く精査し、出来る限り確かな情報発信を心掛けたいと思いますので、
よろしくお願い致します。

【重大かも知れない情報】東南海沖地震計の微振動(その2)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
7/10にお知らせした、東南海沖地震計の微振動について追跡監視しておりました。
そして、昨日7/14午後~本日7/15昼頃の21時間余り、またパータンが現れたのです。
Hi-net連続波形から[気象庁 JMA]→[中部地方]を選んで、以下の赤丸の波形をご覧ください。
震度の予測222
[24時間プレビュー]すると、以下の様な奇妙なパターンが現れます。
震度の予測223
今回も前回同様、微振動の開始前の7/14 13:04長野県北部M3.9震度3の地震があり、
どうやら、この微振動と長野の地震には関係がありそうです
参考ですが、微振動が止まった1.5h後、12:24相模湾M2.5の無感地震がありました。
◆一番気掛かりなのは、
 7/13にご紹介した海水温解析の強震動想定域に、東南海トラフがあったことです。

この後も、しばらく監視体制を取りたいと思います。

ミャンマー北西部でM5.6(D6.5km) の直下型地震発生!

速報には遅いですが。
本日7/15 4:55(JST)ミャンマー北西部でM5.6 (D6.5km)の直下型地震が発生しました。
USGS114.jpg
私の知る限り一番情報の早い下記のリンクでも、被害の状況は判りません。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]
私の考案した簡易震度計算では、
震央から35km以内で、10万人が震度5弱以上の中にいました。
震央地点では震度5強、相当の被害が予想されます。

◆磁気嵐によるエネルギーは必ずどこかに歪みとして蓄積され、ずっとトリガーを待っています。
この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.

余震はいつまで続くのか?その356(磁気嵐スパイラル23)

笑顔 皆さま、お早うございます。
Xフレアの磁気嵐は、昨晩2:25にACE衛星データが捕えました。
そして、本日4時から地磁気反応を確認しました。(磁気嵐到達から地磁気反応まで2h弱と早い応答です)
磁気嵐解析580
ACE衛星~地球間が150万kmあり、プラズマ速度700km/sなので、1.5e6km/(700km/s*3600s)=0:35
したがって、2:25+0.35=3:00 に磁気嵐が地球に到達したものと考えます。
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。
明後日7/14まで確率40%台(M7+対応)が続きます。

磁気嵐解析581
ご覧のように、「ピーク」は2回、「魔のくぼみ」は4回、そして「急変点」は14回あります。
そして、磁気嵐の影響は7/21夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析582
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.