海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その37)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
 つい先ほど、茨城沖M4.3があり、水戸は震度2の割には「ドスンッ」と来ました。
さて、このシリーズも第37回目となりました。
(昨年末から毎週末、約9ヶ月続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週8/10にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20120810WA
この間M4超の地震は20回、内16回が想定範囲でした。正解率80%。(今週は合格です)
予想から外れた4回は、沖合2回、沿岸2回でした。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
水温20120817W
◆今週の注目は、
 既に一月以上も続く、北海道の内陸部を含む強震度想定域です。

 他にも、西日本とフィリピン海プレートに沿って強震度想定域があります。
三陸沖と北海道沖のアウターライズ域では、
 ここ数週間で水温の急上昇→急降下→急上昇と変化が激しい事から要注意です。
 また、太平洋~東シナ海にかけて、広範囲で水温上昇があり、こちらも要注意です。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その376(磁気嵐スパイラル43)

今日は、朝の天草震度4に始まり 夕方の青森まで全国的に活発になっております。
そして、本日8/17 14時(JST)から2hの地磁気反応を確認ました。
磁気嵐解析674
ACE観測データから太陽磁場Phiの動揺が主因と考えます。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
今夜~明後日深夜まで確率30%台(M6+対応)で、明日夜「魔のくぼみ」です。

磁気嵐解析675
ご覧のように、「ピーク」は3回、「魔のくぼみ」は3回、そして「急変点」は14回あります。
そして、磁気嵐の影響は8/23夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析676
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

余震はいつまで続くのか?その375(磁気嵐スパイラル42)

少し横になったら、午前様になってました。
そして、昨晩8/16 23時(JST)からの地磁気反応を確認ました。
磁気嵐解析671
ACE観測データから太陽磁場Bzの反転が主因と考えます。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
今夜、早速の「魔のくぼみ」、明日深夜が確率30%ピークです。

磁気嵐解析672
ご覧のように、「ピーク」は2回、「魔のくぼみ」は3回、そして「急変点」は13回あります。
そして、磁気嵐の影響は8/22夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析673
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.