上位ランキングのご報告とお礼

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
今日の管理画面を見て、我が目を疑いました。
自分のブログが とんでもない上位にランキングインしておりました!
7.3位
ご覧のように、
「学問・文化・芸術」部門 7位 (7/16623*100 = 上位0.04%)
「自然科学」     部門 3位 (3/ 838*100 = 上位0.36%)

読者の皆さま、いつも応援ありがとうございます。
あの、早川先生の次に自分がいるなんて、ブロガー冥利に尽きます。

愛のワンクリックも、いつも ありがとうございます。m(_ _)m
それから、どなたか存じませんが、
毎月決まって同じ日に拙ブログへのご寄付を戴いております方、
本当に、そのお気持が有難くて、この場を借りてお礼申し上げます。
これを励みに、今後もタイムリーで皆さまのお役にたてる情報発信をしてまいる所存です。
どうぞ、拙ブログを末永く、よろしくお願い致します。
バイバイ

東南海沖震源想定域の空白域をGR則で見てみました

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨日、お知らせした「東南海沖震源想定域における空白域の存在」について、
「では、そこで地震は起こるのでしょうか?」とのご質問を戴きました。

そこで、昨日の解析で利用した 「気象庁一元化処理震源リスト」の
震災前と現在、それぞれ3ヶ月間の地震データ
でGR則の変化を比較する事にしました。
地震規模の想定ですが、宇津則:M=2Log10(L)+3.6 , 断層長L[km]から、
L=250[km]として、M=2Log10(250)+3.6=M8.4 から、M8としました。
震度の予測250
まずは、震災前3ヶ月間の地震データです。
震度の予測248a
確率84.1%で見ると、M8発生まで4.7年という結果です。
続いて、至近3ヶ月間の地震データです。
震度の予測249a
確率84.1%で見ると、M8発生まで6.2年という結果です。
◆これらの事から、東南海沖震源想定域の空白域におけるM8発生までは、
 震災前と至近データでは若干の差異は見られるものの、およそ5~6年程度のオーダーと考えます。
 これは、首都圏でのM7発生まで10年程度であったことと比較すると、
 約2倍の逼迫度となりますが、少なくとも 今すぐに地震発生とはならないものと考えます。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

東南海沖震源想定域での地震空白域について

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨日、読者の方から、
「東南海沖震源想定域で、至近30日の地震発生状況を見ると、どうも少ないように感じる」
とのご質問を戴きました。
そこで、Hi-net自動処理震源マップを確認すると、ご覧のように確かに、空白域があるように見えます。
震度の予測246
色々と思案した末、震災前と現在を、それぞれ3ヶ月間の地震データで比較する事にしました。
データ諸元は「気象庁一元化処理震源リスト」から「M0.1以上」の地震を抽出したものを使いました。
(それでも、両データを合わせると8万プロット以上の膨大なデータ量でした)
結果は以下の通りで、上が震災前3ヶ月、下が至近3ヶ月です。

震度の予測247
では、ここで数字を比較してみます。
・震災前3ヶ月は、国内の地震が32.252回あり、内1397回が東南海沖震源想定域での発生。
・至近の3ヶ月は、国内の地震が48,275回あり、内917回が東南海沖震源想定域での発生でした。

つまり、現在国内で発生している地震は、震災前の約1.5倍に増えているのに、
この想定域では、逆に 約1/1.5に減っている事が判明したのです。
更に地震発生回数全体で考えると (1/1.5)^2=44% にまで減っている事になります。

これは、意外な展開になって来ました。
 そして、黄色の点線で囲んだ部分を、もう一度ご覧ください。

 ここは、震災前にM2.5以上の地震があった範囲を 大凡かこったところですが、
 至近3ヶ月のプロットと比較すると、明らかに地震が減っているのが良く判ると思います。

そうなんです、読者の指摘していた「空白域」は、データからも事実だったのです。
 また、嫌なデータが見つかってしまいました。

 それから、
 以前からお知らせしている、当該海域でのJMA地震波形「東海1」での異常波形については、
 現在、気象庁に原因を照会中ですので、もうしばらくお待ちください。

今回 ご質問を戴いた読者には、この場を借りて、お礼を申し上げます。< (_ _)>
私のブログは、
この様な形で、読者からの疑問が大きなヒントとなり、これまで育てて戴いたようなものです。
どうぞお気軽に、素朴な疑問でもお寄せ下さい。それが糧となり、このブログは成長を続けます。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その391(磁気嵐スパイラル58)

もう2日間もHAARPデータが停止したままです。(HPには点検と書いてあるだけ)
NICTのデータから 昨晩9/8 21時から16hの地磁気反応を確認しました。
磁気嵐解析738
今回も太陽磁場Bzの反転が原因で、どうもコロナホールをなかなか抜けられないようです。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
現在の確率50%台(M7++対応)が明日の深夜まで続きます。

 本日の確立50%台「魔のくぼみ」で千島M6.0がありました。
磁気嵐解析739
ご覧のように、「ピーク」は1回、「魔のくぼみ」は4回、そして「急変点」は14回あります。
そして、磁気嵐の影響は9/15夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析740
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

フィリピンの群発地震をGR則で再び試算(その4)

これまで3度に渡り、GR則による検証をしてきた、フィリピンの群発地震ですが、
発震頻度に若干の低下はあるものの、依然として逼迫度は格段に高いと考えております。
そして本日は、前回の検証で予測した、明日9/10を前にして、4度目の試算を致しました。
現在までに、この群発域では、M7.6を含めて、合計51回の地震が発生しました。
USGSの地震データも修正がかかり、当初の試算からデータが変化しております。

◆以下、地震の時系列とGR則のプロットです。
GR_PRPfig4.jpg
ご覧のように、今回の解析では、M8.5の切片が随分ピンポイントになったことが判ります。
◆これに基づく正規分布と時系列の発生確率のグラフです。
 (この計算は、基本的に日本時間でやっておりますので、現地時間は-1hしてご覧下さい)
GR_PRPfig4b.jpg
前回の試算からすれば、少し余裕が出ました。でも約3週間後という結果です。
 時系列のグラフから、M8.5の発生する可能性として、
 9/27深夜までに確率50%、9/29昼までに確率99%
ある事になります。

これ以降の検証は、このまま群発が続くようであれば、再度実施したいと思います。
願わくば、この計算が外れる事を祈ります。

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