今回の磁気嵐回避の危うさについて

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。

◆今朝11/30 7時地球到達予測のあった磁気嵐ですが、先にお知らせしたように、/span>
 両者は21h差の発生ですが、ちょうど地球の辺りで2つのCMEが重なって強力になる予測。
磁気嵐解析877
当然に、比較的強い地磁気反応が出ると考えておりました。


◆ところが、今回もCMEシミュレーションの空振り、ラッキーでした。
今回、各観測値を見た中で唯一変化のあったHAARP地磁気周波数スペクトルについて、
NASA-iSWA地磁気圏シミュレーションで、反応の有った時間帯と無かった時間帯を比較。
すると、磁気嵐は回避したものの、明らかに地磁気圏は圧縮されていた様子が判明
実はギリギリの処で、地球がガンバッテくれただけ。
磁気嵐解析879a
本当は、非常に危なかったのだ。
 地震を起こしている地球に感謝するのも、いささか奇異に見えるかも知れないが、
 この状況から全容を見ると、やはり、地球への感謝の念が湧いてくる。

この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.

次の磁気嵐の到達予想について [11/30 17:50回避]

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、一難去ってまた一難。
今度は、11/26 21:00JSTと11/27 18:00JSTに発生した 2つの太陽面爆発に伴う磁気嵐の予測です。
場所はAR1620の北側で地球のほぼ真正面での発生でした。
磁気嵐解析876
以下は、CME地球到達時のNASA(ゴダートによる)シミュレーション結果です。
◆両者は21h差の発生ですが、ちょうど地球の辺りで2つのCMEが重なって強力になります。
磁気嵐解析877
◆到達予想日時は、11/30 7:00JSTの見込みです。

 地球到達時の速度は 500km/sと平均的ですが、プラズマ密度が50c/cm3近くあり、
 比較的強い地磁気反応が出ると考えております。


◆このところ、CMEシミュレーションの空振りが続いていますが、今回はどうでしょうか。
この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.
[11/30 7:25追記]
現在、CME到達予測の7時を回りましたが、ACE衛星データはプロトンにも変化無し。
少なくとも、まだ数時間は来ないものと考えます。
出来れば今回も、回避と言う事でお願いしたい処ですが。
どうでしょうか。

磁気嵐解析878
[11/30 17:50追記]
現在、CME到達予測の7時を11h経過しましたが、ACE衛星データは全て変化無し。
HAARPの地磁気反応も微弱で、磁気嵐ロジック対象外でした。
唯一変化を見たのが、
HAARP磁気周波数スペクトルで、本日11/30 5:30から反応が現在も続いております。

磁気嵐解析879
◆結論として、磁気嵐ロジック的には、地磁気反応が出ていない事から、
 11/27に続き、今回も「磁気嵐は回避された」と判断します。「ホッ」

【重要】今回のように磁気嵐ロジックに見合う対応発震が無い場合

重要なのでこれだけはお伝えしておきます。
今回のように磁気嵐ロジックに見合う対応発震が無い場合を過去に探すと、
後から遅れてM7級発震の可能性も否定できません。
それはなぜか。
結局のところ、磁気嵐によって蓄積された地震ポテンシャルを発散するまで、
エントロピーの増大は止まらない = 地殻の安定はあり得ないからです。
磁気嵐解析875a
さらに、
昨日のツイートでもお伝えしましたが、2012/6/3に調査したUSGSデータ1973?2012年から、
世界の発震M5超30h休止なら、10日以内にM7超が95%確率で発生することは、
有意差にして、M7超の平均発生確率を約3倍に高める。

昨日は一歩手前の27h休止でしたが、ほぼこの条件に近かった事から考えると、結論として。
近日中に、世界のどこかでM7超の発震が危惧されます。

奇しくも、拙の考案した予測A,Bロジックでは、
本日までの有感地震実績から、12/5に日本国内でM8級の発震を示唆しております。
現在の予測ABロジック20121127pm
これは、ひとつの可能性ですが、
過去に考案した数多くのロジックから淘汰され、現在まで残ったロジックが示唆するものです。

では、今夜はこれにて (-_-)zzz

次の磁気嵐の到達予想について[11/27 18:00回避]

笑顔 皆さま、こんばんは。
どうも今日は変です。
既にお伝えしているように、データ的には要注意日なのに、日本どころか世界的に静か過ぎる。
「急変点」13:33 17:21も見事空振り。こんな日は、後が怖いような。。。
次の「急変点」23:18 に警戒です。
(あっと、この時間は磁気嵐ロジックの要注意時刻なので世界共通、日本とは限りません)

さて、そして早くも次が現れました。
11/23 23:00JST発生の巨大フィラメント爆発(初期状態で裕に50万km以上)に伴う磁気嵐の予測です。
場所はAR1620の南側で地球の真正面よりやや左での発生でした。
磁気嵐解析870
以下は、フィラメント爆発に伴うCME地球到達時のNASA(ゴダートによる)シミュレーション結果です。
磁気嵐解析871
◆到達予想日時は、11/27 9:00JST頃(±6h)の見込みです。

 地球到達時の速度は、500km/sで平均的ですが、プラズマ密度が30c/cm3あり、
 比較的強い地磁気反応が出ると考えております。
この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.
[11/27 18:00追記]
 本日11/27 9時に地球到達予測のあった磁気嵐について、ちょうど8:50にACE衛星データの
 プロトン(陽子放射)に急変があったことから、磁気嵐が間近に迫っていると思いましたが、
 既に予測時刻を9h経過し、データにも変化が無い事から、今回は回避されたと判断します。

磁気嵐解析874
いやぁ、よかった。

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その51)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも 第51回目を迎えました。
(昨年末から毎週末、約11ヶ月半続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  8月から約3ヶ月も継続した北緯35度線から北の高温状態が解消されましたので、
   今週から従来の演算方法に戻す事と致しました。

  ★この演算には、以下の理由から海上保安庁のデータを使用しております。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週11/16にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
★今週から、このシリーズの掲載を土曜日とさせていただきました。
水温20121116W11dA
この間 M4超の地震は23回、内20回が想定範囲内でした。正解率87%(上出来です)
はずれた3回は何れも関東内陸の地震でした。(この解析手法が不得意とする地震です)
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
演算方法を元に戻したため、先週の想定とは随分変化が見られます。
(全体に拡大方向です)
水温20121124W
◆今週の注目は、
 12週目に突入した、三陸沖アウターライズの強震度想定域です。
 (ここは数カ月前から前兆があり、もし発震したらM7超の震源になると見ております)
 また、日本海や東南海、九州南西部、沖縄にも強震度想定域が出現しております。
 ★北海道の内陸部を含む強震度想定域は、今週から消滅しております。
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

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