余震はいつまで続くのか?その426(磁気嵐スパイラル7) [1/2 23時更新]

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
磁気嵐ロジックは昨年12/29で一旦終息。
 現在の予測表は月齢相関に移行しており、深発連動と併記しております。

◆本日1/2の深発(東日本との連動域)は、以下の1回が発生。
 20:35駿河湾南方沖M3.1/238km
また国内の深発がこれで合計5回となったことから「深発回数とM5超発生との関係」により
本日の「要警戒を解除」いたします。 (本日はM5超発震は90%信頼度で発生しません)
 4:10日高山脈M2.5/97km,7:42栃木北部M2.5/137km
16:26北海道北西沖M3.3/217km,17:24宮城北部M2.7/116km

これにより、1/3(木)~1/4(金)が「超警戒」,1/5(土)「要警戒」
 最新の深発連動グラフは、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定 [1/2PM更新]からご確認ください。

予測表は、左側の深発連動発震を更新しております。

皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
  上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
  下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

磁気嵐解析919l
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。


では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

食品から摂取するC137の体内蓄積濃度について [年齢による差異を考慮]

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
先の記事12/27「食品から摂取するC137の蓄積量の推移について」では、食事によるC137の内部被爆量
について、C137の生体半減期 (正確には生物学的半減期と言う) を全て110日としてご紹介しました。
その後、色々と調べるうちに、年齢によって「生物学的半減期」に差異がある事を知りました。
今回は、年齢による「生物学的半減期」の差異を考慮した、食事によるC137の内部被爆量
 について、ご報告致します。

 こちらが、NIRS/放射線医学総合研究所による年齢別C137全身残留率グラフです。
 このグラフは、その一部を拡大しています。 (注意:上記リンクはpdfファイルです)
C137残留率
 ご覧のように、年齢が若いほど新陳代謝が高いので、必然的にC137全身残留率も短期間で下がります。
このグラフから「生物学的半減期」を算出するには、残留率1/10,1/100となる日数をT10,T100とすれば、
半減期:T2=Ln2*(T100-T10)/(Ln100-Ln10) により計算できます。(Lnは自然対数eを底とする対数)

以下は、上記グラフから求めた「生物学的半減期」を使って、毎日10[Bq]摂取した場合の
 C137蓄積量を1年間積算して得たグラフです。
(3ヶ月の乳児は参考値です)
C137蓄積量
◆更に各年齢の食事量を考慮したC137体内蓄積濃度[Bq/kg]を以下に示します。
 食品のC137が10[Bq/kg]の場合。半減期が最短の1才以外は体内蓄積濃度が20[Bq/kg]を超えます。
 これは、先の朝日新聞のデータ福島で最高値の食事内容に相当します。
C137蓄積濃度-10Bq
 食品のC137が7[Bq/kg]の場合、20[Bq/kg]を超えるのは、半減期が長く食事量の多い15才以上。
 これは、先の朝日新聞のデータ関東で最高値の食事内容に相当します。
C137蓄積濃度-7Bq
これらの結果から、先日ご紹介した「茨城県取手市の小中学生の約5%に心電図異常」の原因は、
 食事からの内部被爆と併せて、今なお依然として高い空間線量による「吸気等による外部被爆」
 も関係すると考えます。

ちなみに、関東での食事によるC137摂取量は、
 朝日新聞のデータで次点以下が7~4[Bq/日]である事から、食材に注意しているご家庭であれば、
 全年齢で十分に20[Bq/kg]を下回るものと考えます。

では、また何か新たな知見があれば、お知らせ致します。バイバイ