予測表の見方と意味合いについて

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、先ほど読者の方から予測表の見方について お問い合わせがありました。
これが分からないと、折角のデータも単なる数字の羅列ですので、改めてご説明したいと思います。
◆まず予測表の日時は、月と太陽からの潮汐ベクトル方向が45度刻みとなる時刻
 天文計算で算出しております。 ですので、毎日ほぼ8回分の時刻が表示されます。
 また、背後色は磁気嵐ロジック確率を表しております。

◆予測表のA~Dグループ分け(震源地)の見方と、その成り立ちについて。
 「予測表」に潮汐ベクトル方向を45度刻みの時刻で表示している理由は、
 CMT解析(震源球)と震源域毎に動きやすい潮汐ベクトル方向との相関について、
 過去実績から以下の図に示すように、震源域毎にABCDグループに別けております。

ここで、知って戴きたいのは、地震は大きく分けて3種類の発生の仕方があることです。
(専門用語で申し訳ありませんが、以下のものをCMT解析による発震機構解とも呼んでおります)
正断層型 : 引張型とも呼ばれ、断層が互いに引っ張り合う方向に動いて「ドシン」と落ちるタイプ
逆断層型 : 圧縮型とも呼ばれ、断層が互いに押し合う方向に動いて「ニョキ」と持ち上がるタイプ
横ずれ断層型 : その名の通り、断層が互いに横方向にずれるタイプ
◆詳しくは、[気象庁のHP] に図解入りの解説がありますので、そちらをご参照下さい。
ここからが、私独自の視点となります。
これまで発生した地震について、どの種類の断層型だったかを調査し、更に各地震の発生時刻から、
その地震が月と太陽からの潮汐力(引力)の、どの方向と対応するかについて傾向を調査し、相関あり
と判断できたものを以下のような図に落とし込みました。
CMT解析8
ご覧のように、潮汐力の性質から、180度反対方向も同じ力が働きますので、各A~Dグループに
対応する時刻は基本的に1日2回あります
。そして、月は約1日(※)で一周して戻ってきますので、
毎日これの繰り返しとなります。 (※実際は一日で約50分ずつ遅れていきます)
◆予測表では、これらの性質を効率よく表示させるため、上下2段書きにしております。
 「予測表」の例えば表の12/23 5:47はAグループ、対応震源域は浦河沖~奄美大島となり、
 18;42もA(潮汐ベクトルが180度反対側)に属します。
 同様に15:42はDで対応震源域は三陸沖~千葉東方沖、03:26もDとなります。
 あとは、上の図との関係を見比べながら、予測表の見方に慣れて戴くしかありませんので、
 よろしくお願い致します。
予測表_解説
それから、地震を3種類に分けたのは、便宜上の事でありまして、実際には以下の図のように、
地震によって、断層のすべり角は様々です。
CMT解析9
予測時刻と実際の発生時刻に誤差が出るのは、このすべり角が3種類の中間の場合で、
すべり角から、1h/15度で補正すると、M4以上の地震では、ほぼ正確な時刻が出ます。
また、この図でも傾向は見えますが、一般に逆断層型の方がマグニチュードが大きくなるようです。
311の本震M9も、逆断層型でした。
◆そして、昨年12月からは、
 深発連動に伴う発震リスクのレベルについて、日付を色分けで囲むことで表記しております。

いかがでしょうか、この様な説明で、ご理解いただけましたでしょうか?
また何か不足の点がございましたら、どうぞ遠慮なく、メッセージを送って下さい。
ちなみに、私のいる茨城の震度が大きくなるのは、茨城沖、千葉東方沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸
あたりですので、A,B,C,Dの全てが該当時刻となります。

では、また。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その428(磁気嵐スパイラル9)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨年12/29以来、実に16日振りの磁気嵐ロジックを発動したばかりですが、
本日1/14 17時から3hの地磁気反応(3計測点で100nT超)を確認しました。
磁気嵐解析930
NASAのシミュレーションから、AR1652,1654からのフレアの影響が続いているものと考えます。

以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率20%台(M5+対応)が明日1/15(火)朝~17(木)朝に出現です。

磁気嵐解析931
ご覧のように、「ピーク」は3回、「魔のくぼみ」3回、「急変点」は12回です。
そして、磁気嵐の影響は1/20夕方まで残ることになります。
◆本日1/14の深発が、以下の5回発生。
 04:49新島近海M2.9/252km,06:56上川地方M2.9/119km,08:56群馬北西部M2.7/198km
 17:12宮崎北部M3.0/151km,18:36埼玉県南部M3.9/100km

国内深発が合計5回以上となったことから「深発回数とM5超発生との関係」により
「本日の超警戒を解除」 この後、M5超発震は90%信頼度で発生しません。
これにより、1/15(火)「要注意」1/16(水)「要警戒」となります。
 最新の深発連動グラフは、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定 [1/14PM更新]からご確認ください。

予測表は、左側の深発連動発震を更新しております。

 参考ですが、北海道東方沖の深発連動はありません。
   ◆現在の深発地震連動の後発地震想定(北海道) [1/14PM更新]からご確認ください。

皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
  上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
  下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

磁気嵐解析932
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その427(磁気嵐スパイラル8) [1/14 19:00更新]

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
◆昨年12/29以来、実に16日振りの磁気嵐ロジック発動ですが、

◆本日1/14の深発が、以下の5回発生。
 04:49新島近海M2.9/252km,06:56上川地方M2.9/119km,08:56群馬北西部M2.7/198km
 17:12宮崎北部M3.0/151km,18:36埼玉県南部M3.9/100km

国内深発が合計5回以上となったことから「深発回数とM5超発生との関係」により
「本日の超警戒を解除」 この後、M5超発震は90%信頼度で発生しません。
これにより、1/15(火)「要注意」1/16(水)「要警戒」となります。
 最新の深発連動グラフは、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定 [1/14PM更新]からご確認ください。

予測表は、左側の深発連動発震を更新しております。

 参考ですが、北海道東方沖の深発連動はありません。
   ◆現在の深発地震連動の後発地震想定(北海道) [1/14PM更新]からご確認ください。

皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
  上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
  下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

磁気嵐解析929b
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その427(磁気嵐スパイラル8)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨年12/29以来、実に16日振りの磁気嵐ロジック発動です。
昨晩1/13 23時から4hの地磁気反応(3計測点で100nT超)を確認しました。
磁気嵐解析927
NASAのシミュレーションから、AR1652,1654からのフレアの影響が出て来たと考えます。

以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
まだ第1波のみのため、確率15%台(M5-対応)が明日1/15(火)~16(水)です。

磁気嵐解析928
ご覧のように、「ピーク」は0回、「魔のくぼみ」0回、「急変点」は2回です。
そして、磁気嵐の影響は1/16朝まで残ることになります。
昨晩から、以下の深発(東日本との連動域)1回が発生。
 1/14 04:49新島近海M2.9/252km
 その他の深発は、以下の通り。
 1/13 23:07北海道北西沖M4.1/277km
 1/14 06:56上川地方M2.9/119km

これにより、
本日1/14(月)が「超警戒」1/15(火)「要注意」1/16(水)「要警戒」で変更なし。
 最新の深発連動グラフは、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定 [1/14AM更新]からご確認ください。

予測表は、左側の深発連動発震を更新しております。

 参考ですが、北海道東方沖は、1/14(月)「要注意」で変更なし。
   ◆現在の深発地震連動の後発地震想定(北海道) [1/14AM更新]からご確認ください。

皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
  上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
  下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

磁気嵐解析929a
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ