余震はいつまで続くのか?その483a(磁気嵐スパイラル-)

今年4/24から約2ヶ月続いた、今回の磁気嵐ロジックが終息し、
 次の磁気嵐が来るまでは、月齢相関と深発連動のみの予測表となります。

◆本日の深発2回(薩摩、津軽)に伴い、
 東日本域 6/19(水),21(金)「要警戒」 6/22(土)「要注意」
 北海道東方沖 6/19(水),20(金)「要警戒」 6/21(金)「要注意」

◆最新の深発連動グラフは、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。


皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
◆現在の国内地震のポテンシャルを表す予測AはM7.3を示唆しております。
◆予測表です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
磁気嵐解析1043h3
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

ギリシャ・クレタ島の群発データからGR則でM7の発生時期を試算

◆これまで世界各国の震源域について、GR則による試算をしてきました。
ここギリシャでは、昨年9/22の記事「ギリシャの群発地震をGR則で試算」で、
9/4~9/22のM4以上の11プロットからM6.5の発生時期を今年3月頃と予測しました。
僅かなデータから、何ヶ月も先のM6級発震時期を想定するのは、当然に誤差が含まれます。
そして今回、6/16のM6.2から突如群発化し、現在までにM3以上発震が何と54回発生です。
(今回は十分なデータ数が揃っております)
現在までの震源域を次の本震の断層面として「宇津則」からM7.0と想定されます。
USGS283c.jpg
◆以下、地震の時系列とGR則のプロットです。
USGS283GR2.jpg
今回の試算
 時系列のグラフから、M7の発生時期として、なんと1週間オーダーと出ました。
 これは、他に類を見ないほどの逼迫度であると考えます。
 確率50%が6/24、確率99%が6/26
までにある事になります。

これ以降も、更に群発が続くようであれば、再度検討したいと思います。
(注)これは最悪ケースを想定した試算であり、このまま鎮静化の可能性も十分にあります。
願わくば、この計算が外れる事を祈ります。

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その78)

このシリーズも 第78回目を迎えました。
(一昨年末から毎週末、約1年8ヶ月続いており、M4以上で1週間検証し 平均対応率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★この演算には、以下の理由から海上保安庁のデータを使用しております。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週6/9にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20130609W3A
この間 M4超の地震は11回、全てが想定範囲内でした。対応率100%
ただ、北海道で広範囲にあった強震度想定域での発震が無かったのが気になります。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
◆傾向としては、先週の動きから反転、太平洋側全域の海水温が急激に上昇しております。
 これは解析を始めてから1年半の中でも特筆すべき事態です(異常な動き)
 やはり「巨大地震の前兆を捉えている可能性」も否定できません。
 更に注意深く観察を続けたいと思います。

水温20130616W
◆今週の強震度想定域は、
 40週目となったアウターライズは、北海道中心に若干縮小。

 (ここは数カ月の前兆の後、昨年12/7にM7超が発生。次はM8超が危惧されます)
 15週目の東日本沿岸は、岩手・宮城・福島・茨城・房総までで若干縮小。
  6週目の北海道は大幅縮小だが、南東部に集中。
  4週目の小笠原海域は、大きく東に移動しアウター中心に。
  2週目の豊後~淡路~紀伊は、豊後水道で変わらず。
  6週振りに東南海沖に大きな強震度想定域が出現。
  9週振りにトカラ近海に強震度想定域が出現。
  日本海域の強震度想定域は消滅しております。
先週に続き、房総沖~東海沖、更に小笠原の広範囲で温度低下が続いております。
 これまでの実績から、急激な温度変化のあった場合には、低温域で発震の可能性が高まります。
解説:強震度想定域とは、
   海水温が急激に上昇した範囲で、過去の実績からM5超発震の可能性がある事を意味します。
   (橙線M4、赤線M5超を示唆)

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その483(磁気嵐スパイラル27)

今頃、気付きました…
一昨日6/11 23時から2hの地磁気反応 (3計測点で100nT超) にを確認。
磁気嵐解析1043a
今回はNASAシミュレーションから、マイナーフレアによるものと考えます
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率40%台(M7+対応)が、明日6/14(金)夕方まで続きます。
 実は、昨晩まで2週間振りの50%台(M7++対応)でした。
 (6/16 15JST現在までの発震実績を追記)
磁気嵐解析1043b6
ご覧のように、「ピーク」は3回、「魔のくぼみ」は3回、「急変点」は15回です。
そして、磁気嵐の影響は6/19午後まで残ることになります。
◆本日の深発2回(薩摩×2)に伴い、
 東日本域 6/14(金)「要警戒」6/16(日)「要注意」
 北海道東方沖 レベル未満

◆最新の深発連動グラフは、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。


皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
◆予測表です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
磁気嵐解析1043c
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その482(磁気嵐スパイラル26)

昨晩6/9 21時から2h、本日6/10 14時から2hの地磁気反応 (3計測点で100nT超) にを確認。
磁気嵐解析1042a
今回はNASAシミュレーションから、マイナーフレアによるものと考えます
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率40%台(M7+対応)が、6/13(木)朝まで続きます。
 明朝6/11 7~9時に49.5%ピーク(M7++対応相当)になります。
磁気嵐解析1042b
ご覧のように、「ピーク」は3回、「魔のくぼみ」は4回、「急変点」は19回です。
そして、磁気嵐の影響は6/18深夜まで残ることになります。
◆本日の深発1回(大雪山)に伴い、
 東日本域 6/10(月)「要注意」
 北海道東方沖 6/10(月)~11(火)「要注意」

◆最新の深発連動グラフは、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。


皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
◆予測表です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
磁気嵐解析1042c
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

1 2 3 4 5