余震はいつまで続くのか?その526(磁気嵐スパイラル6)

昨晩11/30 2時から4hの地磁気反応を確認 (NICTにて3計測点±100nT超)
磁気嵐解析1053a11
NASAシミュレーションから、マイナーフレア起因と考えます。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率20%台(M5+対応)が、12/1~2にかけて
磁気嵐解析1053b11
ご覧のように、「ピーク」は3回、「魔のくぼみ」3回、「急変点」は8回です。
そして、磁気嵐の影響は12/6朝まで残ることになります。
◆本日の深発2回(宮崎、十勝)に伴い、
 東日本域 11/30「超警戒」12/1,2「要警戒」
 北海道東方沖 11/30「超警戒」12/1,2「要警戒」 12/3「要注意」

◆最新の深発連動グラフは、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。


皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
◆予測表です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
磁気嵐解析1053n
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
危険重複度の表記 (0~8+)
 危険因子:台風通過・M5停止・磁気嵐(0~3加算)・バヌアツ対応・GR則評価などを加算
◆最新の危険重複度は、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の危険重複度グラフからご確認ください。

震度の予測433n21n8a
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

【要警戒】 関東M7に ご警戒下さい[11/29 20:40追記]

【要警戒】
◆昨晩11月29日 01時15分 千葉県北西部 M4.8/D80km 震度3
 5日ぶりに千葉が動きました

◆現在~12/1まで、東日本は深発連動「要警戒」です。
 本震(M7級)が来る可能性も否定できません
 この後数日間は、どうか心の警戒はそのままで…

◆今月の茨城~千葉震源の発震状況 (時系列、震央)
 ほぼ1週間の間隔で有感地震が発生し、昨晩は5日間隔でした。
 また、震源範囲の面積から宇津則で想定される地震規模はM7+
◆詳細な想定は、以下のリンクをご覧下さい。
【続報】GR則による関東直下M7リスク評価について(その2)
震度の予測434GR千葉a3

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その101)

このシリーズも 第101回目となりました。
(シリーズ化からは約1年半以上続いており、M4超で1週間検証し 平均対応率は8割程です)
◆実は過去記事を検索すると、2011/8/17「新発見か?「海面水温」平年差の分布と震源地の関係
 の中で、既に海水温の2週間差分に着目しており、この解析は、もう2年を過ぎました。
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
仮説:なぜ海水温変化で震源域候補が判るのか?
    深海超高圧下の水は4℃一定(最大密度)熱伝導率は金属並みだと考えられます。
    ならば、マントル上部の温度変化が海水温平年差にも現れるハズです。
    実績から見て、その時定数(遅延特性)は数日~1週間と思われます。
    実際、毎週の海水温解析の対応率は8割で、非常に高い相関が認められます。
  ★この演算には、以下の理由から海上保安庁のデータを使用しております。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週11/17ご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20131117WA
この間 M4超の地震は24回、うち13回が想定範囲内でした。対応率68%
外れた6回は、高温のまま変化の無かった海域または、内陸での発震でした。
◆M4超の東日本集中度は9割でした。
◆さて、4ヶ月間も続く太平洋の高温域ですが至近は急激な低下⇔上昇を繰り返しており、
 これは解析を始めてから約2年の中でも特筆すべき異常事態だと考えておりました。

 そして、繰り返し「巨大地震の前兆を捉えている可能性」について言及しておりました。
 皆さまご存知の様に、10/26 福島沖アウターライズM7.1の地震が発生した訳です。
 また、今週は関東~東海直下の想定に対して、11/19 遠州灘M5.7超深発が発生しました。
◆4週前からの太平洋東側の低温域は継続中、関東~東海も低温化しております。
 特に、千葉中部~茨城南部は、今週も要注意です。

 引き続き、注意深く観察を続けたいと思います。

an_diff1124n2.jpg
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
想定範囲を南西諸島まで拡大。西は西表島、南は南硫黄島まで
水温20131124W
◆強震度想定域は、先週よりやや拡大方向です。
 北海道~東日本(含アウター)、関東、関西、南海、沖縄南西諸島と広範囲です。
 
北海道は、東方沖のアウター、十勝で先週から拡大方向。

 東日本は、青森東方沖~福島沖アウターで、先週から拡大方向。
 関東~東海は、直下域が関東のみで、先週より縮小方向。
 関西は、近畿~紀伊半島で先週より拡大方向。
 南海は、四国海盆はるか沖で、先週から変化無し。
 南方は、沖縄南西諸島で、中心を東に移動。

 東海直下の強震度想定域はM4想定に弱まりました。
太平洋・日本海の広範囲な高温域は、沿岸付近で上昇したまま平衡状態。
 (その他の範囲は、高温を保ったまま温度変化が無いため、黒くなっております)
 三陸アウター・東日本域の強震度域消滅⇔復活は、何らかの大きな変化を捉えている可能性あり。
 また、過去の実績から、急激な温度変化のあった海域では、低温側で発震の可能性が高まります。
解説:強震度想定域とは、
   海水温が急激に上昇した範囲で、過去の実績からM5超発震の可能性がある事を意味します。
   (橙線M4、赤線M5超を示唆)

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その525(磁気嵐スパイラル5)

本日11/23 17時からの地磁気反応を確認 (NICT停止のため INTERMAGNETにて3計測点±100nT超)
磁気嵐解析1053a10
NASAシミュレーションから、マイナーフレア起因と考えます。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率15%台(M5-対応)が、11/24~26にかけて
 11/25までの発震実績を追記

磁気嵐解析1053b10d
ご覧のように、「ピーク」は3回、「魔のくぼみ」3回、「急変点」は11回です。
そして、磁気嵐の影響は11/30まで残ることになります。
◆本日の深発2回(遠州灘,小笠原M4)に伴い、
 東日本域 11/23,24「要注意」
 北海道東方沖 レベル未満

◆最新の深発連動グラフは、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。


皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
◆予測表です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
磁気嵐解析1053m
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
危険重複度の表記 (0~8+)
 危険因子:台風通過・M5停止・磁気嵐(0~3加算)・バヌアツ対応・GR則評価などを加算
◆最新の危険重複度は、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の危険重複度グラフからご確認ください。

震度の予測433n21n7
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その524a(磁気嵐スパイラル-)

◆NASA(ゴダード)シミュレーションから、当面は磁気嵐の到達も無く静穏が続く見込みであり、
 現在の磁気嵐ロジックも本日11/23で終息するため、深発連動と月齢相関の予測表を追加して
 1週間分を掲載致します。
◆本日~明日は、深発連動から東日本「要注意」です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、房総沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、房総沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、房総沖、沖縄
磁気嵐解析1053L8a
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
危険重複度の表記 (0~8+)
 危険因子:台風通過・M5停止・磁気嵐(0~3加算)・バヌアツ対応・GR則評価などを加算
◆最新の危険重複度は、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の危険重複度グラフからご確認ください。

震度の予測433n21n5
 
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

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