関東東方沖M8級地震はあるのか?

延宝房総沖地震
 337年前、1677年11月4日夜20時~22時頃
 関東東方沖を推定震源とするM8.3(※)の地震があった
 (※)今年5月東北学院大、東北大等チームによる試算値
 「房総半島、延宝年間に17メートルの津波 東北学院大など解析
◆推定震源の関東東方沖とは、太平洋P-フィリピン海P-北米Pが重なる「三重合点
 を震央として、筆者の試算では、宇津則から断層長225km程度と考えられます。
◆以下の図は、当該震域で過去100年余りのM4+発震実績をプロットしたもの
関東東方沖GRa
GR則(グーテンベルグ・リヒター則)
地震に代表される離散的自然現象は、そのエネルギーと発生頻度を両対数軸で表すと
ほぼ直線的に近似される、というものである。
以下、当該震域で過去100年余りのM4+発震実績データにGR則を適用した試算結果
関東東方沖GRa2
M8を想定すると、平均発生間隔(累積確率50%)は390年で、2067年前後(※)と想定される。
 先の研究記事では「房総沖地震の発生周期は不明、300年以上同様の巨大地震が発生していない」
 とされている事実と、良く一致しているのではないでしょうか?
 (※)発生起点を延宝房総沖地震のあった1677年として計算
◆しかしながら、グラフをご覧戴くと判る様に、僅か-0.5σ下位の確率ならば341年(2018年)となり、
 4年以内に確率30%以上という試算結果となった。
◆参考程度ではあるが、地震発生時の被災規模を試算した。
 (以下は平均値を提示するもので、実際は地盤状況により前後すると考えます)
関東東方沖GRa3 
◆地震の様な自然現象が、統計学の予測通りに発生するとは、元々筆者も思ってはいないが、
 ある程度の指標にはなり得ると思われるので、今からでも出来るだけの準備を進めてみては
 いかがでしょうか?

余震はいつまで続くのか?その581(磁気嵐スパイラル5)

今朝11/18 5時からの地磁気反応を確認 (3計測点で±100nT超)
これに伴う、磁気嵐ロジックの計算結果です。
M6+対応 (確率30%超) 11/18~20
    M5+対応
(確率20%超) 11/18~22
 磁気嵐解析1053b66                             

◆予測表です

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、房総沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、房総沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、房総沖、沖縄
磁気嵐解析1053c66a                                          
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤太字は要注意時間帯を表わし、±1hの幅を持ちます。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その580(磁気嵐スパイラル4)

昨晩11/17 0時からの地磁気反応を確認 (3計測点で±100nT超)
これに伴う、磁気嵐ロジックの計算結果です。
M6+対応 (確率30%超) 11/18
    M5+対応
(確率20%超) 11/17~21
 磁気嵐解析1053b65                            

◆予測表です

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、房総沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、房総沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、房総沖、沖縄
磁気嵐解析1053c65b                                         
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤太字は要注意時間帯を表わし、±1hの幅を持ちます。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その579(磁気嵐スパイラル3)

先ほど11/16 7時からの地磁気反応を確認 (3計測点で±100nT超)
これに伴う、磁気嵐ロジックの計算結果です。
M5±対応 (確率15%超) 11/16~19
 磁気嵐解析1053b64                           

◆予測表です

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、房総沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、房総沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、房総沖、沖縄
磁気嵐解析1053c64a                                       
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤太字は要注意時間帯を表わし、±1hの幅を持ちます。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

GR則によるM7累積確率50%期間(M6も追加)

最近の発震データから、久々にGR則(※)によるM7発生時期の推定をしてみようと思い立ち、
「気象庁一元化処理 震源リスト」について、震災前後のデータを比較しデータ解析しました。
・結果的に、2011年の震災前後では、発震傾向が大きく異なるため、至近約2年間のデータ
を採用することとしました。
(※)GR則/グーテンベルグ・リヒターの法則として広く知られており、
全ての離散的事象の発生頻度は、両軸対数グラフで直線近似が出来る、というものです。
全国の震源域を11ブロックに別け、それぞれの範囲内での発震実績をデータ処理して
M7発生時期の平均値(累積確率50%値)を試算したのが以下の図です。

やはり、東日本は軒並み4~5年で、西日本は豊後水道だけ4年という結果でした。
また、各ブロックの面積比から見れば、「関東」が断トツの1位でした。
GR201411M7.jpg
M6発生時期の平均値(累積確率50%値)も試算しました。
東日本は軒並み1年前後、西日本は[H]紀伊水道だけ2年でした。
GR201411M6.jpg
◆以下、各ブロック毎のプロットデータです。
GR201411A.jpg

GR201411B.jpg


GR201411C.jpg

GR201411D.jpg
GR201411E.jpg
GR201411F.jpg
GR201411G.jpg
GR201411H.jpg
GR201411I.jpg
GR201411T.jpg
GR201411O.jpg

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