ベテルギウスが超新星爆発寸前?

毎度のお付き合いをありがとうございます。

宇宙関係でネットサーフィンしていたら、冬の大三角で有名なオリオン座の左肩
に位置するベテルギウスが、もう爆発寸前なのだという。

オリオン座.jpg
NASAの発表(2010年1月11日って、もう一年以上前の情報ですが)によると、
この15年で直径が15%も縮んでおり、非常に不安定な状態に陥っているそうな。

ベテルギウスと言えば、
全天で9番目に明るいメジャーな星だが、地球から640光年の距離にあって、
その大きさが太陽の約1000倍もあるため、恒星では2番目に視直径が大きい
のである。(1番はもちろん太陽)
仮に太陽系まで持って来れば、木星の軌道まで埋まるそうだ。

下の写真は、パリ天文台の仕事によるもの。
複数の赤外線望遠鏡で同時に観測した画像を干渉処理することで、超巨大望遠鏡と同じ性能
を引き出す超解像技術により、表面の模様も判るようになったそうだ。
画像では2本の白いバンドが見えるが、これは活発な熱対流による表面のでこぼこらしい。
ちなみに、右下の10masとあるのは角度の10ミリ秒=0.01秒相当で、これによりベテルギウス
の視直径は約0.04秒となる。
つまり、50km先にあるパチンコ玉(1cm)の模様が判る精度ですよ。凄い技術ですよね。
ベテルギウス.jpg

もし、
太陽の20倍の質量を持つベテルギウスが超新星爆発をすれば、満月ほどの強烈な
明るさの点光源が、約2週間にわたり輝き続けることになるらしい。
いわば第二の太陽が出現すると言っても過言ではなさそうだ。
(最後は、あのブラックホールになるらしい)

地球への影響としては、
ガンマー線バーストや衝撃波、強力なX線や磁気嵐などが考えられるが、通常の影響
範囲は25光年程度までらしいので、特に心配ないらしいが、本当かなぁ。。。

この現象、
640光年先で起こることなので、今見えているのは640年前のベテルギウス。
宇宙的スケールで言うと、もう爆発寸前で、一説には既に爆発したとも言われており、
明日にでも、この天体ショーが見られるかも知れない。

本当、宇宙って、色々なことがあるんですねぇ。

がんばって、長生きしたいです。

では、また。


One comment

  • 非科学的な話で申し訳ないのですが
    超新星爆発の時期に関連して少し気になる記事があるのですが
    紹介させていただきます。
    新約聖書ヨハネ黙示録18章より引用
    18:1この後、わたしは、もうひとりの御使が、
    大いなる権威を持って、天から降りて来るのを見た。
    地は彼の栄光によって明るくされた。
    18:2彼は力強い声で叫んで言った、
    「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。」
    そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の
    巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。
                           以上抜粋
    これは人類の終末期に起きる出来事を描写したものの一部ですが
    ベテルギウスの超新星爆発は、地球上を明るく照らすほどで
    あることから、この時ちょうど超新星爆発が起きていると、
    このように表現出来ると考えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA