余震はいつまで続くのか?その169 (幸運にも5)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

夕方になって、18時46分に茨城県沖M4.6最大震度1の地震がありました
ほぼM5クラスにも係わらず、最大震度1で済んだのは、震源域が約120km沖合のためです。正に幸運でした。

この地震、ちょうどCグループの18:21と時刻は符合しますが、Cグループには茨城沖が含まれておりません。
F-netのCMT解析によると、すべり角-102/-32度で90度から12/58度もずれており、正断層と横ずれ断層の中間に相当します。更に横ずれ分を15で割り時間補正すると0:46~3:52となり、実はDグループの22:31が早く発生したと解釈できます

ここ最近は、横ずれ断層系の地震が増えたように感じます。 これも、日本の震源域に微妙な変化が出てきている証拠なのでしょうか

さて、海水温度の図ですが、
西側から温度上昇域が広まってきており、広島での地震は、ちょうど低温域との境界線に相当し、温度勾配による歪みが主因と考えられます。
また今日は、ご覧の通り内陸部の震源域が非常に多かったのですが、全てM3クラスであったのは幸運でした。
海水温解析48.jpg

私感的ではありますが、今日も神さまの手加減があったものと感じずにはいられません。

さて、ロジックのグラフでは、予測BがM6.3まで上昇しております。
震度の予測136.jpg

これまで、予測BがM6超となることは無かったので、既に一時期の予測Aと同様にロジック外の範囲にあるものと考えられますので、そろそろ、こちらも至近に絞った最適化が必要と思われます

ただ、過去の例では、予測BがM6に達すると、ほぼ同規模の地震があったことから、要注意であることは念頭に置かなければならないと思います。

引き続き、皆さまには、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。

以下、今後の予測日時です。 (磁気嵐に合わせて10/22まで提示しております)
※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えております。
 また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります

A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

△10/16(日)12:20 15:20 18:21 22:31
-----00:55 03:56 08:19 11:19

☆10/17(月)12:56 15:56 18:56 23:11
-----01:31 04:32 08:57 11:58

★10/18(火)13:39 16:40 19:40 23:56
-----02:11 05:11 09:35 12:35

◇10/19(水)14:35 17:35 20:35 –:–
-----02:56 05:56 10:12 13:12

☆10/20(木)15:45 18:45 21:44 00:54
-----03:53 06:53 10:59 13:59

△10/21(金)17:15 20:14 23:14 01:56
-----04:56 07:55 11:48 14:48

△10/22(土)18:38 21:37 –:– 03:00
-----05:59 08:59 12:36 15:35

凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、最近発生した磁気嵐から15h,22h,40h~60h,100h,140後に符合する日時を示しています。
なお、最長の250h後も考慮すれば、今回の磁気嵐による影響は10/26頃まで残るものと考えます。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。


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