海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その4)

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
このシリーズも週一で続けて行こうかと考えております。
改めて、ご紹介しますと、
[気象庁の海水温度分布の平年差]の変化を見ていたら、どうも震源域との関係がありそうだと感じ、
画像処理ソフトで実際に1~2週間の差分を取って見ると、見事に震源域と重なったのです。
以下は、先週12/30ご紹介した震源域の想定図に、この後1週間の実績をプロットしたものです。
海水温解析98
この間でM4.5超の地震は、計12回あり、内8回が想定範囲に入っておりました。正解率67%でした
中央下の3つ重なっている海域は、先日M7.0のあった震源域で、何れも400km前後の深発地震です。
これほど震源域が深いと、海水温の変化には全く兆候が現れませんね。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
海水温解析99
前回もそうですが、今回も、青森~岩手~宮城の沿岸近くに強震度を想定する範囲が出ています注意
特に、青森の東方沖では、過去30日の記録でも殆ど地震が発生しておらず、東日本大震災の本震
震源域のすぐ北に位置するため、M6発生の可能性を含め注意が必要だと考えております
また、黄色の点線は、周囲より温度の低下している範囲で、M4クラス発生の可能性があります。
日本を縦断する形で、想定域の多くが内陸部を含んでいるため、こちらも注意が必要です。
また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ


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