海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その5)

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
このシリーズも5回目となりました。
解説:[気象庁の海水温度分布の平年差]の1~2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。
以下は、先週1/6ご紹介した震源域の想定図に、この後1週間の実績をプロットしたものです。
温度低下20120105A
この間でM4.5超の地震は、計18回あり、内8回が想定範囲に入っておりました。正解率44%でした
今週は、福島沖の震源域だけでも9回、また能登半島沖や伊豆諸島での深発地震もありました。
やはり、震源域が深いと、海水温の変化には全く兆候が現れません。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
温度低下20120112
前回と同様、今週も、青森~岩手~宮城の沿岸近くに強震度を想定する範囲が出ています注意
これに加えて、北海道では内陸部を含んだ範囲。千葉房総沖~伊豆、岐阜~長野~新潟~佐渡など
広範囲で強震度が想定されます。
また、黄色の点線は、周囲より温度の低下している範囲で、M4クラス発生の可能性があります。
何れも、多くが沿岸に近い想定域のため、こちらも注意が必要です。
また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ


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