余震はいつまで続くのか?その265 (磁気嵐スパイラル54)

フィリピン・セブ地震はその後もM5~6の余震が群発化しており、多くの建物が倒壊、電気や水道は復旧の見通しも立たず、山間部では地滑りも多発。 これまでに少なくとも86人が犠牲となり、多くの負傷者が病院に搬送されております。この他にも多数の行方不明者がおり、地震による犠牲者は、まだ未知数だと言う事です。[earthquake report]
改めて、犠牲者への追悼の意を表します。
セブは、家族で2回も訪れた思い出の地。 あの楽園が。。。本当に悲しい事です。
日中お知らせしましたが、やはり 本日は2回目の磁気嵐が到来しております。
磁気嵐解析284
現在の地磁気圏の様子は [NICT:リアルタイム磁気圏シミュレーション] で確認できます。
さて、今回の磁気嵐によるロジックの計算結果は、以下の通りとなりました。
磁気嵐解析285
ご覧のように、
「ピーク」は確率50%台2回と30%台1回、20%台1回、「魔のくぼみ」は3回あります。
また、「急降下」は3回総じて見れば、磁気嵐の影響は2/15朝まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。それは内陸部も同じです。
◆明日は50%台の魔のくぼみがあり、M7超クラスに要注意です。注意
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
◆1/28から発生している、山梨県東部・富士五湖での群発地震については、
 CMT解が一定せず、A~Dグループに組み入れるのは、断念しました。

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
△ 2/ 7(火)10:25 13:26 16:27 20:21
-----23:22 01:31 05:32 08:33

△ 2/ 8(水)11:17 14:18 17:19 20:41
-----23:42 02:23 05:54 08:55

△ 2/ 9(木)12:07 15:09 18:10 21:18
-----–:– 02:43 06:13 09:14

◇ 2/10(金)13:01 16:02 19:04 21:54
-----00:19 03:20 06:33 09:34

★ 2/11(土)13:57 16:58 19:59 22:33
-----00:55 03:56 06:53 09:54

◇ 2/12(日)14:52 17:53 20:54 23:15
-----01:34 04:35 07:15 10:16
△ 2/13(月)15:51 18:52 21:53 –:–
-----02:16 05:17 07:43 10:44
△ 2/14(火)17:15 20:14 23:13 00:11
-----03:11 06:11 08:22 11:22
△ 2/15(水)18:32 21:31 –:– 01:19
-----04:18 07:16
 09:18 12:17
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
太字はピーク、魔のくぼみ、急降下などの要注意時間帯を表わします。
◆特に、黒太字は「魔のくぼみ」で要注意時間帯です。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
次は、気象衛星のデータです。


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