磁気嵐は、更に厳しさを増して。。。

笑顔 また今日も、こんな時間になってしまいました。
2/10「明日からの磁気嵐は本当に厳しいかも。。。」では、2/6~2/9の50hでの太陽フレア現象が
M1.0を筆頭に、Cクラスが7回も発生
した事をお知らせしました。
これらの太陽フレアに伴う磁気嵐は、約60h後に第1波が到達し、今のところ、第2波までの限定的
な影響のみとなっております。
ところが、今度は2/11~2/12のたった29hでC8.0を筆頭に、Cクラスが11回も発生しているのです。
発生頻度から見れば、前回の約2.5倍弱という機関銃の様な速さです。(まさに異常です)
現在のフレア発生状況は[宇宙天気ニュース]から確認できます。
磁気嵐解析297
さて、この磁気嵐が地球へ到達する時期ですが、前回M1.0に伴うCME(コロナ質量放出)が約60h
で到達したのを参考とすれば、太陽風の速度が仮にフレア規模の1/2乗(√)に比例すると仮定して、
到達まで60h*√(M1.0/C8.0)=60h*√(1.0/0.8)≒67h後となります。
しかるに、地磁気の反応時間2~3hを加えると、地磁気の変化まで約70hと考えられますので、
C8.0の磁気嵐は2/14 17:00(JST)頃に現れると予想されます。
ちなみに、今回11回分のフレアのエネルギーを1回にまとめると、M3.9相当になります。
更に、ショッキングなシミュレーションがあります。
私も、このシミュレーションを見るまで知りませんでしたが、[NASA惑星間の太陽風シミュレーション]
よれば、CME(コロナ質量放出)はフレア以外の現象「フィラメント噴出」によっても発生し、ここでは、
2/9 21:00(UT)と2/10 20:00(UT)のフィラメント噴出に伴い、次の磁気嵐が2/14 5:00(UT)→2/14 14:00(JST)
に到達する予測が出ております。

磁気嵐解析296
つまり、2つの異なる現象で発生したCMEが、2/14(火)午後のほぼ同時刻に到達すると言う事です。
 賢明なる読者の皆さまには、次の磁気嵐がかなり厳しいであろうと、容易に想像が付く事と思います。
想定のみで、磁気嵐ロジックの試算も可能ですが、やはり不確かな情報は、混乱を招くだけですので、
全て結果が出てからご提示させて戴きます。
今、重大な事に気付いてしまいました。
この磁気嵐ロジックが、本当に地震の予測を的確に出来ているかは、現在進行形で検証中ですが、
M7超クラスの発生期間を示唆する確率40%超が、311東日本大震災の時は8日間続きました。
現在、確率40%超の期間は、今日までで16日続いており、更に5日程度は続く見通しです。

これまた、異常値です。 
読者の皆さまには、今は何が起きてもおかしくない、異常な状態であることを忘れないでください。
本日は、これにて就寝いたします。バイバイ


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