海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その12)

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
このシリーズも第12回目となりました。
解説:[気象庁の海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算処理です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
以下は、先週2/17ご紹介した震源域の想定図に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
温度低下20120216A
この間M4.0超の地震は計19回、内15回が想定範囲に入っておりました。正解率79%でした
予想から外れた4回は何れも深発地震で、海水温からは判別できない性質の地震です。
なお、今週から検証レベルをM4.5→M4.0に引き下げました。
今週は、2/19茨城北部M5.1震度5弱と今日の午後 茨城県南部M4.3震度3の地震がありました。
◆上の図でも見事に想定域でした。今回も海水温から1週間以内の震源域が見えたようです。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
温度低下20120223
強震度を想定する範囲は、北海道、東北、東海、山口、九州南部の沿岸と内陸です。注意
2週続けてリストに入りした東京直下は消えております。
また、黄色の点線は、周囲より温度の低下している範囲で、M4クラス発生の可能性があります。
こちらも、範囲が日本全国で、内陸部を含むため、注意が必要です。
また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ


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