余震はいつまで続くのか?その289(磁気嵐スパイラル78)

やはり、今回の地磁気の変動をトリガーとして待っていたかのように、
本日3/9 16:10(JST) バヌアツでM7.1(D=37km)の地震が発生しました。(先ほどM6.7に下方修正されました)
ちょうど 「魔のくぼみ」での発震でした。
昨晩から続いていたX5.4フレアに伴う磁気嵐は、約10hでひとまず終わったようですが、
たった6h後の 本日3/9 12:00(JST)から、昨晩の約3倍の猛烈な磁気嵐が発生中です。
現在の地磁気圏の様子を[NICT:リアルタイム磁気圏シミュレーション]で確認すると、地磁気の変動量とは
全くリンクしないシミュレーション結果のため、やはり昨晩想定した通り、強烈な太陽放射線の影響で、
プラズマ密度や太陽風速度が計測できず、地磁気シミュレーションがうまく機能していないものと考え、
今回は、太陽放射線に強い[SOHO衛星プロトンモニター]による計測値と、地磁気の変動量の両面から
磁気嵐発生時間帯を推定
する手法を取りました。
そして、何と、現在の太陽風は、ほぼ1000km/sという猛烈な速度にまで達しております。
磁気嵐解析353
では、磁気嵐ロジックの計算結果です。
磁気嵐解析354
ご覧のように、「ピーク」が3回、「魔のくぼみ」は3回、「急降下」は3回です。
総じて見れば、磁気嵐の影響は3/16午後まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
△ 3/ 9(金)12:13 15:15 18:17 20:59
-----23:59 2:39 05:29
 08:30
△ 3/10(土)13:16 16:16 19:16 21:39
-----–:– 02:59 05:45 08:45

◇ 3/11(日)14:13 17:13 20:13 22:22
-----00:39 03:39 06:10 09:10

★ 3/12(月)15:09 18:09 21:09 23:08
-----01:22 04:22 06:39 09:39

◇ 3/13(火)16:04 19:05 22:05 23:59
-----02:08 05:08 07:15 10:15
△ 3/14(水)17:03 20:03 23:03 –:–
-----02:59 05:59 08:00 11:00

△ 3/15(木)18:09 21:09 –:– 01:02
-----04:02 07:02 09:03 12:02

△ 3/16(金)19:09 22:09 00:09 02:10
-----05:10
 08:10 10:16 13:15
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
◆黒太字は「魔のくぼみ」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
では、また。バイバイ


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