次の磁気嵐の到達予想について [11/24 13:00現在]

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、11/22(木)にご紹介した
11/20 4:20JST発生のM1.6フレアと11/22 0:19JST発生のM3.5フレアに伴う磁気嵐の予測について、
現在の各観測値の状況と今後の見通しをお知らせ致します。

以下は、既にご紹介のM1.6-CME地球到達時のNASAシミュレーション結果です。
◆到達予想日時 M1.6-CME11/24 3:00JST、M3.5-CME11/24 15:00JSTでした。磁気嵐解析859
◆前兆現象のプラズマ圧縮を観測してから11h、ACE太陽観測衛星データが磁気嵐を捉えました。
 ご覧のように、11/24 6:10JSTから、太陽磁場Bz,プラズマ密度,プラズマ速度が急変しております。
 これまでの経験では、急変3h後の9時頃までに本格的な地磁気反応が出ると想定していました。

磁気嵐解析865
◆現在のところ、ご覧の様に磁気嵐ロジック対象レベル(3観測点で100nT超)には至っておりません。
 おそらくは、このまま一旦終息し、次のM3.5-CMEを待つ事になると思います。

その理由は、
ACE太陽観測衛星データ「高エネルギー陽子放射」が、今朝7時に「ストンッ」と落ちた為です。
こんな事もあるのかと、初めての経験です。

磁気嵐解析864
では、次のM3.5フレアに伴う磁気嵐の観測値を継続監視致します。


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