現在の予測ABロジックの延長線は?
毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨晩もツイートでお知らせしましたが、
これまでの実績から、予測ABロジックのAB差0.25の日に予測A相当の発震がありました。
そして、昨年12/7に宮城沖アウターライズM7.4では、ほぼ予測通りの発震となりました。
遡れば、その約3週間前の11/17の記事 「【再考】予測A,Bロジックの延長線について」では、
それを [12/3] と予測しており、精度は十分であったと考えております。
◆以下は今現在の予測ABロジックを4ヵ月で先まで伸ばしたものです。
AB差M0.25となる日を見てみると、2013/05/14と出ました(GW明けですね)。
ただし、予測される地震規模M9.34±0.55は、ちょっと現実離れの感は否めませんが。
◆拙ブログ&ツイを良くご覧になっている読者ならば、この予測時期から「ピーン」と来たと思います。
実は宮城沖アウターライズの本震をM8.5と仮定したGR則による発震予測時期とちょうど重なるのです。
見れば累積確率50%は5/15でした。
◆USGS(アメリカ地質調査所)のデータによれば、過去40年間におけるM8.5超の地震は6回で、
平均6.7年に1回の頻度です。
今回の試算では、3σの97.7%が267日なので、6.7年/(267/365)≒約9倍の発生確率。
更には、全世界のM5超発震の約20%が国内での発震であることを考慮すれば、その発生確率は
平常時の約45倍とも考えられます。これは正に異常値なのです。
◆これまで淘汰されてきた2つのロジックがほぼ同じ計算結果示唆しております。
「天災は忘れた頃にやってくる」の言葉そのものの計算結果となった訳です。
願わくば、この計算が外れる事を祈ります。