海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その69)

このシリーズも 第69回目を迎えました。
(一昨年末から毎週末、1年5ヶ月半続いており、M4以上で1週間検証し 平均対応率は8割程です)
【お知らせ】
毎週日曜日のご紹介ですが、先週は年度末で忙殺され、一週間お休みさせて戴きました。
読者の皆さまには、申し訳ありませんでした m(_ _)m

解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★この演算には、以下の理由から海上保安庁のデータを使用しております。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先々週3/24にご紹介した震源域想定に、その後2週間の実績をプロットしたものです。
水温20130324WA
この間 M4超の地震は39回、内35回が想定範囲内でした。対応率90%(優秀です)
外れた4回は、何れも温度変化の無かった海域でした。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
先々週と比較して、東シナ海と日本海の強震度想定域が拡大しております。
水温20130407W
◆今週の強震度想定域は、
 30週目となった三陸沖アウターライズは定位置に戻りました。

 (ここは数カ月の前兆の後、昨年12/7にM7超が発生。次はM8超が危惧されます)
 5週目の淡路~紀伊は縮小、九州南部はトカラ列島側に移動。
  また、岩手沿岸は、再び沿岸に移動し、福島沖まで拡大。

 今週新たに釧路沖・日本海域・新潟北部・南西諸島に強震度想定域が出現。
 北海道内陸・北九州の強震度想定域は消滅しております。
解説:強震度想定域とは、
   海水温が急激に上昇した範囲で、過去の実績からM5超発震の可能性がある事を意味します。
   (黄M4、紫M5超を示唆)

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ


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