余震はいつまで続くのか?その461(磁気嵐スパイラル5)

昨日5/1 12時からの地磁気反応 は当初見込みの10hを大幅に超え、17h継続。
◆更に、本日5/2 12時から2hの地磁気反応 (3計測点で100nT超) を確認。
磁気嵐解析1024a3
今回もNASAシミュレーションから、マイナーフレアによるものと考えます。
このところ、Cクラスのフレアが連続している事から、暫くこの状態が続くかも知れません。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率30%台(M6+対応)が、5/4(土)深夜まで、丸3日間続きます。
磁気嵐解析1024b3
ご覧のように、「ピーク」は3回、「魔のくぼみ」は4回、「急変点」は17回です。
そして、磁気嵐の影響は5/10夜まで残ることになります。
◆現在までの深発2回 (富士山、薩摩半島) から、
 東日本域 5/3(金)「要警戒」5/5(日)「要注意」
 北海道東方沖 5/2(木)「要警戒」5/4(土)「要注意」
◆最新の深発連動グラフは、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。


皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
◆予測表です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
磁気嵐解析1024d
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ


2 comments

  • 神奈川県在住者 yagimasa

    SECRET: 1
    PASS: 696d29e0940a4957748fe3fc9efd22a3
    磁気嵐の強度や継続時間で磁気嵐ロジックの「山」は変化しないのでしょうか?

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ご質問、ありがとうございます。
    > 磁気嵐の強度や継続時間で磁気嵐ロジックの「山」は変化しないのでしょうか?
    について、ご回答いたします。
    結論から言えば、「山」は変化させています。
    ただし、磁気嵐の強度で確率の大小は変化させず、継続時間のみ特性曲線を伸び縮みさせています。
    磁気嵐ロジックの構築段階当初は、
    ・磁気嵐のパラメーター(強度、方向[Bx,By,Bz成分]、継続時間、強度と継続時間の積分値など)
    ・地震発生(遅延時間特性、地震規模、震源域など)との相関について、考え得るあらゆる
    組み合わせで相関を取りましたが、結果的に現在の磁気嵐ロジックでは、
    ・磁気嵐の強度(地磁気反応が100nTを超えるか否かで1or0) → 強さとの相関は無い
    ・磁気嵐の継続時間(地磁気反応が100nTを超えている時間)  → 遅延特性曲線を関数変換して対応
    としております。
    したがって、磁気嵐ロジックの計算は、磁気嵐の継続時間をACE太陽観測のデータから
    ある程度見込み値を予測し、実績値が大幅に違った場合は、後ほど補正のため磁気嵐ロジックを
    更新しております。
    補正前と、補正後の磁気嵐ロジック曲線を良くご覧になると、微妙に違っているのが判ると思います。
    BOPPO

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