海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その76)

このシリーズも 第76回目を迎えました。
(一昨年末から毎週末、約1年7ヶ月続いており、M4以上で1週間検証し 平均対応率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★この演算には、以下の理由から海上保安庁のデータを使用しております。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週5/25にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20130526WA
この間 M4超の地震は12回、全てが想定範囲内でした。対応率100%
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
◆先々週から2週間続いた太平洋側全域の海水温上昇から一転、今度は急激に低下しました。
 これも解析を始めてから1年半の中でも特筆すべき事態です(異常な動き)
 やはり「巨大地震の前兆を捉えている可能性」も否定できません。
 更に注意深く観察を続けたいと思います。

水温20130602W
◆今週の強震度想定域は、
 38週目となったアウターライズは、北海道~房総沖まで広範囲に拡大。

 (ここは数カ月の前兆の後、昨年12/7にM7超が発生。次はM8超が危惧されます)
 13週目の東日本沿岸は、岩手・宮城・福島・茨城・房総まで。
  6週目の日本海域は中央~東側に縮小方向。
  4週目の北海道は若干縮小だが、内陸を含み広範囲のまま。
  3週目の沖縄本島近海は、元位置に戻る。
  2週目の小笠原海域は、大幅に縮小。
  豊後~淡路~紀伊・東シナ海の強震度想定域は消滅しております。
今週は先々週から2週間続いた太平洋側を中心とする高温域が一転、
 宮城~房総沿岸、ならびに東南海域の広範囲で急激な温度低下となりました。

 これまでの実績から、急激な温度変化のあった場合には、低温域で発震の可能性が高まります。
解説:強震度想定域とは、
   海水温が急激に上昇した範囲で、過去の実績からM5超発震の可能性がある事を意味します。
   (橙線M4、赤線M5超を示唆)

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA