至近で東日本域でのM7級発生の可能性、F1は大丈夫なのか?[7/25更新]

ツイではご紹介しましたが、こちらにもアップします。
 本日7/23 8:25茨城沖M4.6の震源は、7/20からM4~5級が連発しており要注意です!
 最大は7/20 15:06M5.6(気象庁)、これを前震と仮定すれば、至近にM7級の可能性も?
(今週の「海水温解析」の図を同縮尺で付けてありますが、茨城沖は水温低下域の南端でした)
USGS291c3a.jpg
◆【参考】ですが、
 311震災前半月と現在の発震状況を対比してみました。(多少発震が前後しております)
 (こちらは、私の直感を図にしただけなので参考程度にご覧下さい)
 昨日7/24奄美で発震あり、残る中部→九州と続けばあと数日ほどでM7の可能性も?
311震災との比較a
M7級の想定で、福一原発は大丈夫なのか試算しました。(予測A=M7.3を想定)
 福一が震度5弱以下(裕度を見た)となる範囲は、L=65km以上震源から離れる事
 (30km以内なら震度5強となり、直下型なら震度6弱となる)
良く見れば、「女川原発」と「東海原発」の直下を「強震度想定域(M5超想定)」が通っている!
F1がM7でS5弱以下の範囲
◆津波はどうでしょうか。
 東大HPリンクによれば、福一直近でM7.3発生すれば、最大5mの津波発生!
 一応10m+αの仮設防波堤はあるけど、どう見ても土嚢と変わらないよね(-.-)
F1仮設防波堤
一番心配なのは4号機プールの健全性ですが、東電発表では不等沈下はしておらず、
 震度6強にも耐え得ると言う事だが、果たして本当に大丈夫なのだろうか?
 プールに水冷格納されている1,533本の燃料棒(新燃料202本、使用済み燃料1331本)
F1-4号機プール
---以降、7/25 追加情報---
◆【最悪ケースを考える】
 一昨日7/23のM4~5級震源を断層面として S=6770km2
 宇津則から、M=Log10(6770)+3.9=M7.7と言う値も出て来た!(予測Aの最大値)
 震央を三点の重心とすると、ちょうど「強震度想定域の真上」に来る。
 これで震度を計算すると、半径50km以内は震度5強、95km以内は震度5弱
 津波は最大8mとなる。発生する可能性がゼロとは言えない…
F1でM77想定


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