慶長地震/小笠原震源M8級を想定する

慶長地震
409年前、1605年2月3日夜22時頃の発生とされている
これまで「東南海地震」の1つとされてきた慶長地震だが、南海トラフ震源では八丈島の津波10m超
が説明できない為、震源や発震規模などが特定されていなかった
推定被害
房総半島から鹿児島県の大隅半島まで「巨大津波」が押し寄せ、約2万人の溺死者が出たと推定
江戸時代の日本人口を現在の1/5程度と考えれば、
現在、慶長地震が再現すれば、10万人規模の溺死者が出るものと推定される
慶長地震は南海トラフではない
昨年10月秋季日本地震学会で石橋克彦氏(神戸大学名誉教授)他により
慶長地震は南海トラフ震源ではなく、鳥島東方沖震源M8.2~M8.4の仮定で津波再現は可能と発表
ほかに地震の巣はないか 大地震の「定説」見直す動き (朝日新聞)

鳥島沖GRd
推定震源を鳥島東方沖と想定
Hi-netデータ(2002年~2014年)によるM3.5+実績(※)はN=711
震源総面積で宇津則からM8.5、震源長としては約280kmと計算される
※海洋震源でM3未満の検出量が少ないためM3.5+を諸元データとした
鳥島沖GRa
GR則(グーテンベルグ・リヒター則)
地震に代表される離散的自然現象は、そのエネルギーと発生頻度を両対数軸で表すと
ほぼ直線的に近似される、というものである。
以下、当該震域で過去12年余りの発震実績データにGR則を適用した試算結果
鳥島沖GRb
M8.5を想定すると、平均発生間隔(累積確率50%)は464年で、2069年前後(※)と想定される。
この震源での巨大地震の発生周期は全く不明であり、記録は残っていない
(※)発生起点を慶長地震のあった1605年として計算
◆しかしながら、グラフをご覧戴くと判る様に、僅か-0.5σ下位の確率ならば414年(2019年)となり、
5年以内に確率30%以上という試算結果となった。
◆参考程度ではあるが、地震発生時の被災規模を試算した。
(以下は平均値を提示するもので、実際は地盤状況により前後すると考えます)
鳥島沖GRc
◆地震の様な自然現象が、統計学の予測通りに発生するとは、元々筆者も思ってはいないが、
ある程度の指標にはなり得ると思われるので、今からでも出来るだけの準備を進めてみては
いかがでしょうか?


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