海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その36)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも第36回目となりました。
(昨年末から毎週末、約8ヶ月半続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週8/4にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20120803WA
この間M4超の地震は21回、内16回が想定範囲でした。正解率76%。(今週は合格です)
予想から外れた5回は、全て沖合でした。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
水温20120810W
◆今週の注目は、
 北海道の根室付近に、内陸部を含む強震度想定域があります。

 今週は、なぜか全国的に強震度想定域が消滅しております。
三陸沖のアウターライズ域では、
 先週の水温急上昇から一転して急降下し、変化が激しい事から要注意です。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その373(磁気嵐スパイラル40[予測表アップ])

ツイートでもお知らせしましたが、
今日は体調が酷く、今やっとACE観測値を観て、本日8/9 14時から5hの地磁気反応を確認しました。
磁気嵐解析665
原因はNASAシミュレーションから、8/4のAR1538~1540の約40万km長大なフィラメント噴出に伴う
CMEが到達したようです。

本来なら、ここで磁気嵐ロジックの更新ですが、
今はグラフのご提示が精一杯のため、申し訳ありませんが、これで大体の時間帯を見て下さい。
磁気嵐解析666
少なくとも、今現在「魔のくぼみ」の中。今夜から明日にかけて確率40%台(M7+)ピークが続きます。
私はこれにて、今夜も枕元に照明と履物を置いて就寝致します。
皆さまには、どうかお気をつけて。大難が小難になる事を祈ります。
では、お休みなさい。

[7:10追記]
お早うございます。
予測表を更新します。

皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析667
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

予測ABロジックの延長線上にあるもの (試算)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
この記事も、ややシリーズ化して来ました。(ほぼ2ヶ月間隔でご紹介しております)
以下は、予測ABロジックで、このまま大きな発震ないと仮定した場合の試算です。
現在の予測ABロジック20120808L
今年の元旦M7.0(鳥島近海)では、図の予測AとBとの差がちょうどM0.5でした。
この試算によれば、9/8が同条件となりますが、予測される規模は、恐ろしい事にM8.6です。
グラフ予測Bの傾きを良くご覧いただくと、7/10を境に急激に上昇しているのが判ると思います。
7/10は、奄美大島M5.3,長野M5.0を筆頭に、有感地震が22回もあった日でした。
これ以降、有感地震の規模と回数がかなり減っていたため、この様な動きになったものと推察します。
本当に、このままの静けさが続けば、そのツケはますます巨大化して行く事になります。
現在のリセットレベルは、予測A=M6.7,予測B=M5.7ですが、何れも東日本震災余震域での
発震のみ、リセット対象としております。

これは、これまでの予測A,Bロジックが誤差最小となる様、実績の積み重ねに基づく処理方法です。
したがって、適度な発震(M5クラス)がガス抜きになっている、とも考えられます。

解説しますと、
この予測ABロジックの示唆する地震規模は、現在の日本が持つ地震のポテンシャルエネルギーを
表していると考えます。

例えば、今日8/8の現在値ですが、
本来M6以下の予測に最適化した予測BでもM7.1、そして予測AはM8.1です。

前回、6/1の記事では、6/27にM7.5を想定していましたが、6/18に宮城沖でM6.1があり、
予測Bにリセットがかかり、現在に至ります。

予測Aのリセットは、今日現在の下限値でもM7.6でかなり恐ろしいレベルですが、
せめて、そろそろ予測Bリセットの現在下限値M6.8でガス抜きが欲しいものです。
それでも、十分に恐ろしいレベルですが。

では、また。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その372(磁気嵐スパイラル39)

お待たせ致しました。
ようやく、計算が終わりました。

午前中お知らせした通り、本日8/8 10時(JST)から2hの地磁気反応がありました。
(先にお知らせしたグラフは、7h継続を想定して計算したため、若干の差異があります)
磁気嵐解析661
NASAの予測通り、プラズマ密度のみ30倍になり、速度はあまり変化がありませんでした。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
今夜~明日にかけて、確率40%(M7+対応)のピークです。

磁気嵐解析662
ご覧のように、「ピーク」は2回、「魔のくぼみ」は3回、そして「急変点」は18回あります。
そして、磁気嵐の影響は8/14深夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
磁気嵐解析663
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

余震はいつまで続くのか?その372(磁気嵐スパイラル39pre)

本日8/8 14時に、NASAが地球到達を予測していた磁気嵐ですが、
ACE観測値で、今朝から兆候が現れ始めました。
磁気嵐解析657
このため、間もなく地磁気反応が出るものと思っていたところ、
先ほど10時からの地磁気反応を確認しました。
磁気嵐解析660
本来なら、磁気嵐ロジック更新記事をアップするところですが、
申し訳ありません、今は時間が取れないため、グラフのみの提示を致します。
今夜から一気に、確率40%(M7+対応)です。
磁気嵐解析659
また、NASAのTEC(電離圏全電子数分布)MAXの 80TECU域が太平洋を西に移動しています。
TECは地殻歪みを観ている可能性があります。
念のため今後の発震に備えて下さい。(太平洋中心に加工済)
磁気嵐解析658

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