次の磁気嵐の到達予想について(その2)

皆さま、こんばんは。
今日は立夏、家族で外出してましたが、外は暑かったですね。
さて、昨日予想していた
C2クラスフレアに伴う磁気嵐の到達時期について、やっとNASAの予測が出ました。
磁気嵐解析444
詳細は [NASA:惑星間の太陽風シミュレーション] から確認できます。
私が「最近更新されない」と文句を言っていたのを見ていたのかのような、微妙なタイミング。
今回のシミュレーションでは、次の磁気嵐が 5/6 9:00(JST)と5/7 19:00(JST)に到達する予想です。
また、磁気嵐としては 後者の方が強い想定がでております。
やはり、直前にあったC4クラスからのCMEはシミュレーションでも無視されてますね。
明朝、磁気嵐ロジックの更新となるか、観測値を待ちたいと思います。バイバイ

次の磁気嵐の到達予想について

皆さま、こんばんは。
さて、磁気嵐の源である太陽では、
5/3~5/4に C2クラスのフレアに伴うCME(コロナ質量放出)がありました。
磁気嵐解析443
いつもなら、[NASA:惑星間の太陽風シミュレーション]が出るのですが、
何故か、ここ最近は全く更新されません。ブーブー
通常、Cクラスフレアによる磁気嵐は3日半程度で地球に到達しますので、
次の磁気嵐は 5/6午後、5/7午後に到達するものと予想されます。
また、2日間とも、水色の線で結んだフレアが、各々ひと固まりで押し寄せると考えられることから、
磁気嵐としては、それぞれ半日程度続くものと想定されます。
なお、この直前にC4クラスもありましたが、極短時間だったためかCMEは確認できませんでした。
日々、各観測データを注意深く観察したいと思います。
明日は家族で外出する予定なので、今夜はこれにて、休みます。バイバイ

本日の千葉県都市部直下型地震の考察について

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
今日は、4/29銚子付近で群発化した震源域が一気に60km内房に移動し、
11時54分千葉県北西部M4.2(D80km)震度3
12時01分千葉県北西部M4.0(D80km)震度2

と、千葉県千葉市の都市部のど真ん中で、直下型地震として現れました。
私の考案した、簡易震度計算式によれば、
Log10(10^(1.5*M4.2~M4.0)/(80/5)^2)/1.5 = s2.59~2.40
となり、気象庁計測震度3~2と、実測値ともほぼ一致します。
さて、この4/29~本日までの一連の動きですが、
何れの震源域も、CMT解析で逆断層型(圧縮型)であることから、
押し合う力が逃げ場を失い、歪みが解放されたものと解釈します。
その根拠としては、以下の図で、
国土地理院が公開しているGPSによる地殻変動情報から関東周辺を抜粋したもの。
震度の予測206
ご覧のように、
茨城沖を中心として、綺麗な円を描いているのが判ります。
したがって、この円線上では、同様の力が働いていると考えられ、
またいつ、別の震源域でも発震があるかも知れないと言う事です。
防災意識として、次がある事も考慮が必要と思われます。
そして、この図でもう1つ気になるのは、(青矢印で示す)
銚子・鋸山・八王子だけが全く別方向を向いている事ですが、
八王子は立川断層、鋸山は大正関東地震を起こした延命寺断層に近く、
関連性を考えると、今後も注意深く監視する必要がありそうです。
では、また。バイバイ

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その22)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも第22回目になりました。
(昨年から毎週末に約4ヶ月半続いており、M4以上で1週間検証し 最近の正解率は8割超です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週4/28にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
温度低下20120427WA
この間M4超の地震は計29回、内21回が想定範囲に入っておりました。正解率72%でした
予想から外れた8回は、2回が硫黄島、6回がここ数日で急上昇した三陸沖震源の地震でした。
◆先々週はM4超が45回もありましたが、先週から平均ペースに戻りました。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
4/29から急上昇した太平洋沿岸の水温は平衡し、要注意箇所が絞り込まれた感じです。
(先週と比較すると、赤の高温域がやや縮小しているのが判ると思います)
温度低下20120504W
◆今週の注目は、
4/25にも群発化した千葉震源
ですが、東京湾周辺と伊勢湾は4週連続ランクインです。
また、伊予灘と九州天草も2週間ぶりにランクインしております。
注意
(遠洋の低温域境界も震源候補ですが、全体が見難くなるため、あえて書き込みはしておりません)
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その320(磁気嵐スパイラル109)

前兆がかなり長かったのですが、C6.1CMEによる地磁気反応が始まりました。
現在の地磁気は [HAARP観測値] から確認できます。
磁気嵐解析442
一番の心配は、今回の反応が逆位相(地磁気が強くなってから急落する)で始まっている事です。
前回の逆位相では、2012/2/6に36年振りとなる、南国の楽園セブでM6.8を発震させました。
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。
磁気嵐解析441
ご覧のように、「ピーク」が1回、「魔のくぼみ」は1回、そして「急変点」が6回あります。
そして、磁気嵐の影響は5/6昼頃まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
☆ 5/ 3(木)08:35 11:34 14:34 17:28
-----20:27 23:26 01:37 04:36

△ 5/ 4(金)10:01 13:00 15:59 18:38
-----21:37 –:– 02:27 05:27

△ 5/ 5(土)11:31 14:31 17:30 19:53
-----22:52 00:36 03:23 06:22

△ 5/ 6(日)12:36 15:37 18:38 20:36
-----23:37 01:51 04:11 07:12
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
◆黒太字は「魔のくぼみ」、青太字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
ご覧のように、結局GW最後までリスキーな期間となりそうです。
◆それから、4/28[予測A,Bロジックの気になる空白(その8)と曲線X4]では、
 5/4~5/10にM6.5~M7.1を想定しております。
では、また変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

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