四国の室戸岬から伸びる地震雲?

携帯からの更新に付き、手短に。

実は、昨日から気になっていたのですが、
現在、四国の室戸岬から南東方向に200km超に伸びる地震雲らしき
ものがあります。

昨夕には、いったん消滅したので、私の思い過ごしかと考えましたが、
再び、同じ場所に同様の雲が出現したので、ご報告致します。

ここは、南海トラフ上の南海地震の震源域(M8想定)と重なるので、
今後の動向が非常に気になります。

取り急ぎ、ご報告まで。

追伸(18:20)
現在の衛星写真(可視カラー)では消滅しているようです。
夕方になると消えますが、また明日も出現するのでしょうか?

特異日について戴いたコメントに寄せて

拙ブログの読者の皆さま、
改めまして、いつもお付き合い戴きありがとうございます。

私の予測では、地震の発生確率に応じて、「特異日」や「注意日」を設定しております。
このため、読者の皆さまの中には特異日に向かってカウントダウンされているような感覚
をお持ちの方もいらっしゃることと思います。

私の地震予測は、月と太陽から地殻が受ける潮汐力の大きさと向きに基づいています。
(文献によれば、潮汐力により地球の直径が実際に50cmほど伸び縮みするようです)

したがって、私の予測日時に符合する地震規模はM5.4超の中規模以上の地震です。
そして、私が目指しているのはM6.5程度以上の大規模地震の予兆を見逃さないこと

一方、地震規模に対するエネルギーの大きさは、マグニチュードが[1]違うと約32倍、
[2]違うと1000倍もの差があります。
現在までに、各地で群発している地震の殆どはM4クラスですが、M4の1000回分が一度に
来ても、やっとM6なのです。

これは私の解釈ですが、
M4の小規模地震は、M6超を引き起こすプレートの周りで軽くヒビが入った際に発生する
もので、本体のM6のエネルギーを発散させるには、あまりに小さ過ぎるのです。

さて、特異日に想定している地震規模についてですが、正直なところ直前まで判りません。
例えば、先日は約10時間に亘る地震の小休止で、予測値は一気にM0.5近く急上昇しました。

ただ我々は、常に最悪を考えておくことが賢明であることを先の大震災から学びました。
私は、この考えに基づき、M7クラスが予想される場合に「地震警報」を出しております。

もちろん、予測には誤差が付きものですので、実際にはM6.5程度で済む場合もあります。
実際、ここ最近の地震警報発令では、誤差範囲の下限値に寄っています。
一方で、7/10の場合は、予測値M6.6に対して、誤差上限のM7.3となりました。

私の地震予測は、皆さまの防災の参考として、その一助となれば幸いとの考えから、
情報発信しております。

ここで、私がこのブログで学んだことを一つだけお話ししておきたいと思います。

それは、一度到達した予測値(地震規模)は、例えM6程度(これでも十分大きいですが)で
リセットがかかっても、発生日が先延ばしになっただけで、後に必ず発生していると言うことです

これは、過去のバックテスト(日時を遡って予測値を検証すること)で判明した事実です。

これからも、この余震が落ち着くまでは(おそらく一年オーダーでしょう)
私の技術屋としての知見のおよぶ範囲で、出来るだけ高精度の予測を発信して行きたいと
考えておりますので、今後ともお付き合いのほど、よろしくお願い致します。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その83 (急上昇)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

皆さま、お早うございます。

昨晩の7時間もの小休止のため、
予測Aは0.25も急上昇し、現在値(7:00)M6.157で+誤差0.65を加えると最大M6.807となります。
震度の予測64.jpg

地震雲は確認できませんが、茨城震源の割合がこれまで25%程度で推移していたのが、
この24時間では13%に急激に落ち込んでいるのが気にかかります。

特に注意報は出していませんが、通常の確率でM5クラスはあると思いますので、
これからの日時予測を掲載しておきます。

A 宮城沖、福島沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

1段目(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
2段目 (A南中)  (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

△8/3(水) 01:35 04:36 07:37 10:42
-----13:43 16:44 19:41 22:42
△8/4(木) 02:31 05:32 08:33 11:20
-----14:21 17:22 20:01 23:02
△8/5(金) 03:26 06:27 09:28 11:59
-----15:00 18:01 20:25 23:27
△8/6(土) 04:25 07:26 10:27 12:43
-----15:44 18:45 20:55 23:56
◇8/7(日) 05:33 08:33 11:33 13:36
-----16:36 19:36 21:36 –:–
★8/8(月) 06:49 09:48 12:47 14:43
-----17:42 20:41 22:46 00:36
◎8/9(火) 07:59 10:58 13:57 15:52
-----18:51 21:49 23:57 01:45
◇8/10(水) 09:05 12:04 15:02 17:00
-----19:59 22:57 –:– 02:56
◇8/11(木) 10:05 13:04 16:02 18:08
-----21:07 –:– 01:13 04:11
★8/12(金) 10:59 13:57 16:56 19:12
-----22:10 00:05 02:30 05:29
◎8/13(土) 11:43 14:43 17:43 20:14
-----23:14 01:09 03:52 06:52
凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ◎ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
※予測誤差は通常±40分目安ですが、M6超では、1時間程度早まる場合が多く、
 また、稀に予測時間よりも1.5時間程度遅れる場合もありました。

また何か変化がありましたら、お知らせいたします。

では、また。

今後の予測日時の表示方法について

毎度のお付き合いをありがとうございます。

さて、
ログを見ると、このブログを携帯でご覧になる方もかなり多いようですので、
以前から、予測日時の表示方法について、携帯画面でも見易くならないか、
色々と考えておりましたが、今後は、以下の様な方法に変えようと思います。

まず、震源地をA,B,C,Dグループに分けます。
A 宮城沖、福島沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

すると、月の位置関係から、震源地の予測時刻は以下の様に、2段に並びます。
日時予測を5回/日から、8回/日にしておりますので、左からA,B,C,Dです。
1段目(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
2段目 (A南中)  (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

△8/2(火) 00:39 03:40 06:41 10:05
-----13:06 16:07 19:21 22:23
△8/3(水) 01:35 04:36 07:37 10:42
-----13:43 16:44 19:41 22:42
△8/4(木) 02:31 05:32 08:33 11:20
-----14:21 17:22 20:01 23:02
△8/5(金) 03:26 06:27 09:28 11:59
-----15:00 18:01 20:25 23:27
△8/6(土) 04:25 07:26 10:27 12:43
-----15:44 18:45 20:55 23:56
◇8/7(日) 05:33 08:33 11:33 13:36
-----16:36 19:36 21:36 –:–
★8/8(月) 06:49 09:48 12:47 14:43
-----17:42 20:41 22:46 00:36
◎8/9(火) 07:59 10:58 13:57 15:52
-----18:51 21:49 23:57 01:45
◇8/10(水) 09:05 12:04 15:02 17:00
-----19:59 22:57 –:– 02:56
◇8/11(木) 10:05 13:04 16:02 18:08
-----21:07 –:– 01:13 04:11
★8/12(金) 10:59 13:57 16:56 19:12
-----22:10 00:05 02:30 05:29
◎8/13(土) 11:43 14:43 17:43 20:14
-----23:14 01:09 03:52 06:52
凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ◎ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
※予測誤差は通常±40分目安ですが、M6超では、1時間程度早まる場合が多く、
 また、稀に予測時間よりも1.5時間程度遅れる場合もありました。

いかがでしょうか。
携帯でも、少しは見易くなりましたか。

今後とも、当ブロクをよろしくお願い致します。
では、また。

余震はいつまで続くのか?その82 (変化の予兆か)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

先ほどから、立て続けに地震が発生しています。

私が特に気になるのが、今まで沈黙であった伊豆近辺で地震があったこと。
(昨日は、小規模ながら富士五湖でも発生あり)
念のため、気象衛星画像(可視カラー)を確認すると、夕暮れの中に見事な地震雲が見て取れました。
気象衛星地震雲2.jpg

また、グラフを見てみると、
先週とほぼ同じ動きをしているのが分かると思いますが、2日間でM6クラスが続けに発生しています。
震度の予測63.jpg

仮に、この後に急に地震が小休止に入ると、またまた「緊急地震警報発令」の可能性もありです。

更に、都合の悪いことに、一週間後から特異日が断続的にあるのです。(8/8,12,20)

ここ一ヶ月の動きを考察してみましよう。
東北の三陸や福島、北海道浦河沖と東側の千葉東方沖、更に駿河湾でM6クラスが発生しています。

さて、抜けているところは、「茨城沖」だということに気付く読者は多いことでしょう。

万が一、茨城沖でM7クラスが発生すれば、
おそらくは、鹿島沿岸地区にある発電所がしばらく臨時点検のため、動かないものと考えられます。
多分、関東(東電)の発電量の10%程度は、ここからの送電だとすれば、結果、需給バランスは崩れ、
また、最後は計画停電の復活となる可能性まで心配されます。

考えれば、考えるほど、土壺にはまり、いいとこなしですね。

それから、CMT解析結果から得られた断層角やすべり角を考慮すると、かえって日時の予測精度が低下するので、
取りやめることにしました。

それからご存知のように、
私の予測は、グラフ上でリセットがかかっても、予測AはM5.8、予測BはM4.9までしか下がりませんので、
+誤差0.65を考えれば、予測Aは常にM6.4程度のリスクがあるということをご承知置き下さい。

何やら、今日の動きが尋常ではない、何か変化の予兆かも知れないという漠然とした不安がよぎります。

皆さま、とにかく、半日も全国的に地震が無くなったら、次は「地震警報」ですよ。

では、また。

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