余震はいつまで続くのか?その10 (時間間隔と規模)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

何となくですが、
直感的に、地震と地震の時間間隔が長いと次に来る地震の規模が大きくなるような
感じがしたので、そのような相関があるのかについて、データ分析を試みました。

結果は、以下に示すように、全く相関はありませんでした。
余震の間隔.jpg

ただ、
この解析で判ったのは、地震直後では余震回数が多いため、極端に時間間隔が短く、
時間の経過とともに、次第に時間間隔が長いものが増えてきて、地震の規模も小さく
なっていく傾向があることでした。

これらを別の視点から見れば、
今ある余震活動は「余震」という言葉の示す通り、M9.0の巨大な本震で日本全体の
地殻歪み域が変化したことに伴って発生しているものであり、過去に蓄積された歪みの
エネルギーが少しずつ開放されていると考えるのが自然法則に沿っているのでしょう。

以前ご紹介した「グーテンベルク・リヒターの法則」からすれば、当然の結果ですが、
今だに、スマトラ沖地震との類似性から予想される、6月最大余震説にドキドキして
いるのは、私だけではないと思います。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その9 (6月最大余震説)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

決して、皆さまを驚かそうとしている訳ではありませんが、
前回2回に亘り、ご紹介しました6月の最大余震説について、
日時だけを整理しておきたいと思います。

再確認の意味で申しますが、
当然のことながら、ここでご紹介する日時は、これまでの余震データ
から推察される発生確率の高い日時をピックアップしたものですので、
必ず発生するとは限りません。

ただ単に、発生確率が高い可能性を示唆しただけのものです。

【M5.5以上】
 -------月齢--南中3時間後----
  6/10(金)   8.2     21:41

  6/14(火)  12.2     翌1:25

◆6/21(火)  19.2      6:41

◆6/22(水)  20.2      7:23

【M5.0以上】
 -------月齢--月の出2時間前--南中時----
◆6/14(火)  12.2     15:27     22:25

◆6/15(水)  13.2     16:30     23:25

  6/17(金)  15.2     18:23      0:23

◆6/20(月)  18.2     19:58      2:57

  6/21(火)  19.2     20:26      3:41

  6/22(水)  20.2     20:52      4:23

(◆は特に確率が高い日)

そろそろ、予測される日時が近付いてまいりました。

皆さまには、くれぐれもご用心下さい。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その7 (月齢と時間)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

また少し地震について、データを考察してみました。

今回使ったデータは、アメリカ地質調査所(USGS)のデータベースによるものですが、
3/11~5/24のうち最初の一週間は、立て続けに余震があって、月齢による潮汐力の
影響と関係しないと仮定して、3/18~5/24(67日間)の地震データを解析しました。

まずは、
潮汐力との関係ですが、こちらは前回の解析と若干の差異があり、
ほぼ潮汐力の増加とともに余震回数も多くなる単調増加となりました。
潮汐力2.jpg

次に月齢や月の位置関係との相関関係ですが、
特にM5以上について顕著なのは、ほぼ満月を中心に月齢12.3~19.7をピーク
として、最大で平均の2.7倍の頻度で余震が発生していました。(全体の48%が集中)

また、月の位置関係(時間帯)としては、
月の出の2時間前と南中時に他の2.0倍の頻度で余震が発生していました。
地震と月.jpg

したがって、これらの傾向をまとめると、
今後、M5以上の余震発生の確率が高い日時は、以下の様に考えられます。

 -------月齢--月の出2時間前--南中時----
◆6/14(火)  12.2     15:27     22:25

◆6/15(水)  13.2     16:30     23:25

  6/17(金)  15.2     18:23      0:23

◆6/20(月)  18.2     19:58      2:57

  6/21(火)  19.2     20:26      3:41

  6/22(水)  20.2     20:52      4:23

(◆は特に確率が高い日)

もちろん、
これ以外の日時でも当然のことながら余震はありますので、
このリストは、あくまでも参考程度としてご覧ください。

以前(2011/3/24)ご紹介した「巨大地震は、今後も予断を許さない」の中で、
2004年スマトラ沖地震(M9.1)と東日本大震災の地殻構造が類似していることから、
6月中旬にM8.3の最大余震が房総沖で起こる可能性について指摘をしております。

願わくば、
今回の解析結果で導き出された、6/14,6/15,6/20の予想がこれに当てはまらない
ことを祈ります。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その8 (M5.5以上)

毎度のお付き合いをありがとうございます。

さて、
先日は、今後の余震活動について、これまでのデータから推察される発生確率の高い日時を
ご紹介しました。

再度、同様の解析をM5.5以上のデータについて実施したところ、若干異なる傾向が出ま
したので、ご紹介しておきます。

月齢では、
8.2,12.3,19.7をピークとして、最大で平均の3.6倍の頻度で余震が発生していました。

また、月の位置関係(時間帯)としては、
月南中の3時間後が他の3倍の頻度で余震が発生していました。

地震と月2.jpg

そして、これらの傾向をまとめると、
今後、M5.5以上の余震発生の確率が高い日時は、以下の様に考えられます。

 -------月齢--南中3時間後----
  6/10(金)   8.2     21:41

  6/14(火)  12.2     翌1:25

◆6/21(火)  19.2      6:41

◆6/22(水)  20.2      7:23

(◆は特に確率が高い日)

くしくも、
2004年スマトラ沖地震(M9.1)との類似性から予測された、6月中旬にM8.3の最大余震が
房総沖で起こる可能性について、さらなる信憑性を加えてしまいました。

願わくば、この予想が当たらないことを祈ります。

では、また。

余震はいつまで続くのか?その6(2/28でM6=100回)

毎度のお付き合いをありがとうございます。
以前「余震はいつまで続くのか?その2」の回でご紹介したように、
「グーテンベルク・リヒターの法則」によれば、余震の回数は
経過日数に反比例して下がっていくことが実データからも
良く一致していることが確認できました。
同様にして、
本震がM9.0ならば、統計的にマグニチュードが1下がる毎に余震回数は10倍となり、
M8級=1回、M7級=10回、M6級=100回、M5級=1000回となるそうだ。
比較のため、
気象庁が5/13に発表した余震回数によると、
M8級=1回?(本震29分後に茨城県沖でM7.9を1回とするか)
M7級=  5/  10回=50%≒1/2
M6級= 76/ 100回=76%≒3/4
M5級=452/1000回=45%≒1/2
本震、当日のM5級以上の余震回数は約100回だったことから、
5/13は63日目なので、「グーテンベルク・リヒターの法則」に沿えば、
余震回数の総和は、調和関数の積分値となり、計算上473回となる。
これは、気象庁の実績データにも良く一致していることが判る。
ちなみに、365日後は648回、2年後で717回、3年後758回と
ここからは、あまり増えて行かないので、実用にならないと思います。
同様にして、本震、当日のM6級以上の余震回数は16回。
5/13の63日目を「グーテンベルク・リヒターの法則」に従えば、
76回となって、なんと気象庁の実績データとピタリと一致した。
その後も、この法則に従うと仮定すれば、
来年の2/28(291日後)に100回となり終了?となるが、自然現象がこんな
簡単な計算で事が済むならば、世の中に専門家は要らない。
一応、統計上の目安程度にはなるとは思うが。。。
では、また。

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