宇宙は生命で満ち溢れているのか?

毎度のお付き合いをありがとうございます。

また新聞記事ですが、「惑星候補1200個を発見 NASA、54個には水?
と言うのを見つけました。

ケプラー宇宙望遠鏡による解析結果ですが、NASAもなかなかやるものですね、
打ち上げてから、たった2年弱での快挙ですよ。

何でも、
太陽はもとより、地球や月からの光の影響を避けるため、地球と同じ軌道面を1/4
周回遅れで回っており、今回調査した全天面積の1/400だけでも、15万6千個
の恒星を観測し、1235個が惑星を持つ可能性があることを突き止めた。
また、そのうち54個には惑星表面に液体の水が存在する可能性があるらしい。

つい先日は、「NASA、ヒ素を活用して生存する細菌を発見」と、猛毒のヒ素でも
生命活動があることを発表したばかり。

このごろ、私も宇宙は意外と生命で満ち溢れているような気がしてきました。

近い将来、
本当に地球外生命発見のニュースが飛び込んできてもおかしくない状況ですよね。

案外、NASAはすでに地球外生命を見つけていて(或いは確たる証拠があって)
少しずつ情報を小出しにして、一般人がそのようなニュースを受け入れ易い状況
となるよう、演出しているような気さえしてしまいます。。。

では、また。

ワープって本当に出来るの?

毎度のお付き合いをありがとうございます。

また、面白そうな記事を見つけたので、ご紹介したいと思います。

ワープって出来る?「時空の抜け道」名大教授が検証法 [朝日新聞]

私の世代だと、
「宇宙戦艦ヤマト」に出てくる「ワープ航法」が有名ですが、その可能性は、
アインシュタインの相対性理論の中で「ワームホール」という現象で予測
されています。

今回の記事は、この「ワームホール」が現実の宇宙空間に存在しているかを
既存の観測データから検証しようというものです。

名古屋大学太陽地球環境研究所の阿部文雄准教授(宇宙物理)によると、
ブラックホールなどの重力レンズとワームホールとでは、時空の歪み方が
異なるため、実際に「ワームホール」があれば観測データから存在の有無が
1~2年程度で検証できるらしいです。

でも、実際にワームホールが存在したとしても、宇宙スケールの遥か彼方に
あっては利用出来ないし、おそらくは、生命体が無事に通過できる環境では
無いでしょうから、結局のところ現実離れしていることには変わりないですね。

では、また。

金星探査機 あかつき その後5

毎度のお付き合いをありがとうございます。

年が明けて、すっかり忘れ去られようとしている金星探査機「あかつき」に、
新たな二つの計画案が浮上してきました。

当初、
6年後の再投入に向けた計画を検討していましたが、より確実に金星周回軌道に
乗せるため、一気に減速させて軌道投入させる当初の計画ではなく、徐々に減速
させて、5年後の2015年12月に金星がゆっくりと追いつくのを待ち伏せる
軌道投入方法が考えられているようです。

この方法の利点は、
計画が一年早まるため、観測機器の余寿命が期待できるのと、少しずつ様子を
見ながらの軌道修正が利くため、失敗のリスクが低減できることにあります。
ただし、最初の軌道修正を効率的に出来るチャンスがこの4月がリミットとの
ことなので、早急なエンジン状態の解析が望まれるところです。

あかつき:軌道再投入1年前倒し 「待ち伏せ作戦」を検討 [毎日新聞]

それと、もう一つ別の計画案は、この5年間のブランクに地球より内側を回る
小惑星(おそらく小惑星2003CP20のこと)に接近しながら観測しようというもの。
これらの内惑星域に属する小惑星の直接観測が成功すれば、世界初の快挙であり、
興味深いデータとなるのは必至であります。

あかつき、寄り道を検討 金星再挑戦までに小惑星観測 [朝日新聞]

失敗を別の成果に結び付けようとする志向は、もはやJAXAの真骨頂ではないでしょうか。
(もしや、転んでもただじゃ起きない関西人が多いとか。。。)

では、また。

金星探査機 あかつき その後4

毎度のお付き合いをありがとうございます。

さて、そろそろ世間から忘れ去られようとしている金星探査機「あかつき」ですが、
最近のデータ解析結果から、推進力の6割程度は期待できそうなことが判ってきました。
「あかつき、推力6割維持 6年後の金星軌道再投入に希望[朝日新聞]」

もし、このデータに誤りが無ければ、6年後の再チャレンジは期待が持てそうです。

あとは、いかに6年間を機能温存できるかに掛っていますね。
JAXA関係者の皆さまの今後の奮闘を蔭ながら応援していますよ。

では、また。

金星探査機 あかつき その後3

毎度のお付き合いをありがとうございます。

「あかつき」の金星投入は失敗しましたが、6年後に再挑戦の可能性を残している
ということです。
 が、トラブル(異常振動)の主原因がメインエンジンの噴射口(セラミックスラスター)
の破損であった場合は、かなり厳しいと思います。。。
 直接的に噴射口の異常の有無を見る方法は無いらしいので、今後のデータ解析に
かかっているのでしょう。

 あと、気になっていた「イカロス君」ですが、一日遅れで金星をスイングバイして
あかつきの後を追っているようです。
 そのまま、6年後も近くに居るかは分かりませんが。。。
イカロス軌道.jpg

 では、また。

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