余震はいつまで続くのか?その521(磁気嵐スパイラル1)

昨晩10/30 23時から10hの地磁気反応を確認 (NICT 3計測点で±100nT超)
磁気嵐解析1053a5
NASAシミュレーションから、X1フレア起因と考えます。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率20%台(M5+対応)が、今夜~明日昼まで
 11/3までの発震実績を追記

磁気嵐解析1053b5b
ご覧のように、「ピーク」は3回、「魔のくぼみ」2回、「急変点」は15回です。
そして、磁気嵐の影響は11/6夕方まで残ることになります。
◆本日の深発3回(紀伊半島・富山M4ほか)に伴い、
 東日本域 11/1~3「要注意」
 北海道東方沖 10/31「要警戒」11/1「要注意」

◆最新の深発連動グラフは、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。


皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
◆予測表です。(今回は終息まで7日間あります)
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
磁気嵐解析1053h
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
危険重複度の表記 (0~8)
 危険因子:台風通過・M5停止・磁気嵐(0~3加算)・バヌアツ対応などを加算
◆最新の危険重複度は、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の危険重複度グラフからご確認ください。

震度の予測433n21j4
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その520c(磁気嵐スパイラル-)

◆NASAの予測から、今夜の磁気嵐ロジック更新を用意しておりましたが、
 4時間ほど前から、地磁気に反応が出始めたものの、体調が優れないため
 明朝確認致します。
 取り急ぎ、現段階での予測表1週間分を掲載致します。
◆明日以降の深発連動は、北海道のみ10/31「要警戒」です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
磁気嵐解析1053g9
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
危険重複度の表記 (0~8)
 危険因子:台風通過・大気重力波・磁気嵐(0~3加算)・バヌアツ対応などを加算
震度の予測433n21j3h
【要注意】10/26と本日10/30の「海水温」を比較すると、「温度勾配の大きい処」で中~大規模発震
 がありました。そして両者の差分では《関東~伊豆・東海沖》で変化があり、過去の実績からも、
 「海水温が急変」している処では、発震の可能性があります。ただし、東海沖は「温度勾配」があまり
 大きくないので、仮に対応があってもM5前後だと考えます。関東~伊豆は「温度勾配」 大きいので
 最大M6も有り得る
と考えます。
an_diff1026_30diff.jpg
  
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その520b(磁気嵐スパイラル-)

◆NASAの予測から、本日の磁気嵐ロジック更新を用意しておりましたが、
 結果的に磁気嵐は回避され、気付けば予測表も本日で切れてしまうため、
 深発連動と月齢相関の予測表を1週間分を掲載致します。
◆明日以降は、深発連動がレベル未満です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
磁気嵐解析1053g4
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
危険重複度の表記 (0~8)
 危険因子:台風通過・大気重力波・磁気嵐(0~3加算)・バヌアツ対応などを加算
震度の予測433n21j3e
  
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その97)

このシリーズも 第97回目となりました。
(シリーズ化からは約1年半以上続いており、M4超で1週間検証し 平均対応率は8割程です)
◆実は過去記事を検索すると、2011/8/17「新発見か?「海面水温」平年差の分布と震源地の関係
 の中で、既に海水温の2週間差分に着目しており、この解析は、もう2年を過ぎました。
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
仮説:なぜ海水温変化で震源域候補が判るのか?
    深海超高圧下の水は4℃一定(最大密度)熱伝導率は金属並みだと考えられます。
    ならば、マントル上部の温度変化が海水温平年差にも現れるハズです。
    実績から見て、その時定数(遅延特性)は数日~1週間と思われます。
    実際、毎週の海水温解析の対応率は8割で、非常に高い相関が認められます。
  ★この演算には、以下の理由から海上保安庁のデータを使用しております。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週10/20にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20131020WA
この間 M4超の地震は14回、うち13回が想定範囲内でした。対応率93%
外れた1回は、高温のまま変化の無かった海域での発震でした。
◆M4超の東日本集中度は9割でした。
◆さて、3ヶ月間半も続く太平洋の高温域ですが至近は急激な低下⇔上昇を繰り返しており、
 これは解析を始めてから約2年の中でも特筆すべき異常事態だと考えておりました。

 そして毎週、繰り返し「巨大地震の前兆を捉えている可能性」について言及しておりました。
 皆さまご存知の様に、10/26 2:11福島沖アウターライズM7.1の地震が発生した訳です。
◆太平洋南東側の低温域は、先週から戻って来ており、更に拡大中です。
 引き続き、注意深く観察を続けたいと思います。

an_diff1027n.jpg
次の震源域の想定ですが、既に10/24ご紹介の臨時情報の解析図で代替えさせて戴きます。
想定範囲を南西諸島まで拡大。西は西表島、南は南硫黄島まで
水温20131024W
◆強震度想定域は、北海道~東日本(含アウター)、伊豆・小笠原~南海と広範囲です。
 
北海道は、北部沿岸、東方沖、サハリンに大幅拡大。

 東日本は、青森東方沖、三陸アウターが完全復活。
 更に、福島~房総まで内陸を含む広範囲に大幅拡大。
 伊豆・小笠原海域は、伊豆諸島+小笠原海域で前回より若干の拡大。
 東南海は、東海沖、四国海盆はるか沖が完全復活。
 大陸側は、ロシア東部内陸を含む範囲が完全復活。(含超深発域)
太平洋・日本海の広範囲な高温域は、沿岸付近では上昇したまま平衡状態。
 (その他の範囲は、高温を保ったまま温度変化が無いため、黒くなっております)
 三陸アウター・東日本域の強震度域消滅⇔復活は、何らかの大きな変化を捉えている可能性あり。
 また、過去の実績から、急激な温度変化のあった海域では、低温側で発震の可能性が高まります。
解説:強震度想定域とは、
   海水温が急激に上昇した範囲で、過去の実績からM5超発震の可能性がある事を意味します。
   (橙線M4、赤線M5超を示唆)

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

福島沖アウターライズM7について

◆昨晩10/25 2:11発生の福島沖M7.1/D10km最大震度4
 一時は東日本沿岸に津波情報も出され騒然としましたが、幸いにして津波は最大でも
 宮城県鮎川0.3mで、被害も最小限で済み安堵しております。
◆これで『予測ABロジック』はオールリセット、予測より8日早い対応発震でした。
 当面は、本震M-1の最大余震M6前後が未だですので、そちらの注意喚起をお願い致します。
 次の特異点ですが、早速12/19 M7.2を示唆しておりますので、まだまだ気は抜けません。現在の予測ABロジック20131026am
◆さて今回の地震ですが、以前から発生が予想されていた「アウターライズ地震」でした。
 アウターライズ地震とは、日本海溝より東側の太平洋プレート内で発生する地震の総称ですが、
 特徴として、大規模地震(M7超)に多い逆断層(圧縮型)ではなく、正断層(引張型)となる可能性
 の大きい事が挙げられます。
◆それは、プレートが沈降することで、常に地殻が引っ張られている事に依りますが、正断層が危険
 なのは、逆断層は断層が押し上げられ「グイッ」とずれるのに対し、正断層は両側から引っ張られ
 「ドシンッ」と落ちる格好となり、震度の割に津波が大きい特徴がある事
です。 
◆今回のM7が「東日本震災の2日前に発生した前震と同じ可能性はないのか?」と読者から質問が
 多く寄せられております。
 私は「予測ABロジック」が過去のM7超発震を全て的中させている事から、このロジックを信頼
 しており、今回が本震であると考えております。
◆念のため、今回のM7.1が本震か前震かを宇津則から確認してみました。
 宇津則は断層長L[km]と余震面積S[km2]から地震規模見込値を想定するものですが、
 結果として、宇津則からはM7.1~M7.3が想定され、今回が本震と考えられます。
震度の予測433n21k2
◆さて、NASA(ゴダード)シミュレーションによれば、今夜からX級の磁気嵐が地球到達する予測
 があり、更に10/28にも第2波も予測されております。
◆参考ですが、今後の発震危険度を数値化してみました。
 危険因子:台風通過(3日以内M5が7割)・大気重力波・X級磁気嵐2回(0~3加算)から重複度を試算
 最大6が10/29~30、5が10/28,11/1、4は10/27と出ました。
 この危険度については、指し当たり、今回M7の最大余震M6を示唆するものと考えます。
震度の予測433n21j3d
◆今回の様に震源が遠い場合(沿岸から300km以上)、津波に対する避難の要否判断は、震度では無く
 マグニチュードで判断するのが最善です。

 M6級では超浅発でも10cm程度の海面変動ですので、一般的な津波避難基準の1m程度となるのは
 以下のグラフの様に、M7級以上と考えて差し支えありません。
津波とマグニチュード
◆最後に、福島沖アウターライズM7.1の地震波を強震モニターで3分間観察(約16倍速で再生)
 地震波は約1分半で九州に到達、やはり凄かった → YouTube
038.gif
この後も災害級の地震が来ないことを祈ります。
万一、その時が近付いたら、私の持つ各ロジックから必ずや、前兆をお伝えできる様
努力致しますので、皆さまには、いつでもスタンバイ出来るご準備をお願い致します。
技術屋のBOPPOより

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