ゾウとネズミの寿命について

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
今日は寿命について考察してみましょう。
先週、家族で動物園に行ったとき、ゾウさんの餌付けをする機会があって、
近くでまじまじとゾウさんの鼻を見ていて思い出しました。
ちょっと昔、「ゾウの時間 ネズミの時間 本川 達雄 (著)」という本があって、
当時はベストセラーにもなって、お読みになられた方々も多いのではないかと思います。
この本では、動物の寿命と脈拍、呼吸数、体長などに共通した関係式(1/4乗則)が成り立つ
という紹介と共に、ゾウの時間はゆっくりと流れるため周りが早く動いているように感じ、ネズミの時間は
早く流れるため周りが遅く動いているように感じるのではないか、という表現があったと思います。
この表現が、アインシュタインの相対性理論と共通しており、面白いと感じました。
ただ、本で紹介されている式だと、なぜか人間だけ例外的に短命(25年)になってしまうのです。
そこで、今回は私独自の視点から、別の要素も同時に式に取り入れた式を考案して見ました。
要素としては、様々な文献から相関のありそうな、体重、脈拍、基礎代謝、活動代謝(運動量)としました。
調べるうちに分かったことですが、小さな動物は、食べたもののカロリーのほとんどを基礎代謝
(体温を維持するのに必要な最低限のカロリー)に摂られてしまうのですねぇ~。
例えば、ハツカネズミの場合、食べたカロリーの96%を体温維持に費やしてしまいます。
以前、モグラは数時間食べないでいると死んでしまうような話を聞いたことがありますが、どうも本当のことのようです。
さて、本題に戻りまして、
今回考案した式はチョット複雑なので、式に興味の無い方は、読み飛ばしてください。
結果だけをかいつまみますと、
この式で人間の寿命を脈拍の変化で見てみると、脈のゆっくりな人が長寿に。
脈拍90回で寿命77.3歳
脈拍80回で寿命78.4歳
脈拍70回で寿命80.0歳(基準値)
脈拍60回で寿命82.3歳
脈拍50回で寿命85.9歳
また、活動代謝(運動量)の変化で見てみると、あまり過度な運動は、やはり体の老化を早めるのか?
かと言って、運動不足も体に悪そうだし、私感としては、どっち付かずですねぇ。。。
2400kcal/日で寿命56.4歳(運動好き)
1800kcal/日で寿命68.2歳
1200kcal/日で寿命80.0歳(基準値)
1000kcal/日で寿命83.9歳
 800kcal/日で寿命87.9歳(運動嫌い)
最後に、体重の変化で見てみると、ん~。。。体格が良くて体の大きい人が長寿?
体重50kgで寿命73.6歳
体重60kgで寿命80.0歳(基準値)
体重70kgで寿命85.7歳
というわけで、動物全部に当てはまる式を作っても、人間の寿命の予測はうまく行かないようです。
私は、何となく脈拍だけは、実際にマッチしていそうな気はしますが。
では、今日はこのへんでバイバイ
ゾウ寿命

家庭での雷害対策について

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
今日は雷さまの季節到来?ということで、家庭での雷害対策について考察したいと
思います。
ご存知の方も多いと思いますが、
家電製品で落雷被害が多い主なものは、エアコン、パソコン、テレビ、電話など、
集積回路(IC,LSI)を多用している製品が中心となっているようです。
当然、配線や回路の中身は、ミクロン単位の細~い線ですから、雷さまに罹ったら、
ひとたまりもありませんよね。
そう、雷さまが電線を伝わって、各ご家庭のコンセントまで侵入してくるのですよ。
イメージとしては、長~いゴム紐をピーンと張った状態で、その端っこを指で強く
摘まんで引っ張り、パッと弾き離すと、波の形がピューンと向こうに伝わる感じ。
大きなスケールで考えると、ちょうど津波のような感じかな。
それも、速さは、ほぼ光の速さで。。。
さて、
ではどのようにすれば、この雷さまから逃れられるのか。
◆対策その1
 まず、[電力会社の雷雲情報]などで、雷さまが近づいていないかをチェック。
 そして、
 一番確実なのは、そろそろ危ないかな、と思ったら、ブレーカーを切って、
 電話線とアンテナ線を全てモジュラージャックから抜く。
 当たり前ですが、これが何にも勝る「家庭での雷害対策」なのです。
しかし、これでは不便極まりない。
では、対策費の安い順から、現実的な方法を記載しておきます。
◆対策その2
 ¥100ショップにいって、コンセント共刺しタイプの避雷器をコンセントの
 数だけ買って来て、試しに付けてみる。(正確にはバリスタ)
 (費用=@¥105~¥315×コンセントの数)
◆対策その3
 楽天あたりで、テーブルタップタイプの避雷器(電話ジャック付もあり)を必要
 な数だけ注文してみる。
 (費用=@¥2,000~¥16,000×必要な数/非常に値幅(性能差も)が大きいです)
◆対策その4
 電気屋さん(電気工事店)に頼んで、分電盤に取り付けるタイプの避雷器を取り
 つけてもらう。
 (費用=@¥20,000~¥100,000/分電盤ごと交換の場合もあります)
で、肝心の効果のほどですが、結局は対策その1が圧勝です。
¥100ショップの避雷器(バリスタ)は、一応雷さまに反応して、実際にバチバチ
 音をたてて、効果(働いてますよ~とっ)をアピールします。
 でも残念ながら、アース(接地線)を接続した家電品(エアコン、洗濯機、冷蔵庫
 食洗器など)の場合は、対地雷と言って、地面から湧き上がって(侵入して)くる
 タイプの雷害には無力です。
 また、動作回数にも制限があって、直撃雷だと一回限りで使用不能です。
テーブルタップタイプの避雷器は、アース付きのものならば対地雷にも効果があり
 ます。電話ジャック付やアンテナ端子付もありますので、目的に応じて使い分け
 るのも良いと思います。
 ただし、これも動作回数にも制限があって、直撃雷だと一回限りで使用不能です。
分電盤に取り付けるタイプの避雷器ですが、一番動作が安定していて、対地雷にも
 対応しています。
 パイロットランプが付いているタイプが多く、動作制限回数を超えるとランプが
 消えてお知らせします。(又は動作補償限界を下回ったら消える)
 ただし、電話線やアンテナ線には対応していないので、テーブルタップタイプの
 ものと併用すると確実です。
ちなみに、EMTP(過渡現象解析プログラム)というツールを使って、避雷器の効果
について、検証してみましたのでご覧ください。
(ただし、専門の方から見ればお遊び程度の計算ですが)
では、今日はこのへんで。バイバイ
避雷器

雷さまと打ち上げ花火(訂正)

毎度、お付き合いありがとうございます。

昨日の雷さまのエネルギー計算で、単位の取り違いがありまして、お恥ずかしい限り。。。

誤) 時間=3ミリ秒(3×E-04/3600=8.3×E-08[h])
正) 時間=3ミリ秒(3×E-03/3600=8.3×E-07[h])

なので、以降の計算が一ケタ違っていまして、

エネルギー=1×E+08[V] × 5×E+04[A]) × 8.3×E-07[h]=4150[kWh]

これは、我が家の電気量9ヶ月分が轟音と閃光に化けたことになり、
1[kWh]=3.6[MJ(メガジュール)]の換算で、雷一発はおよそ15000[MJ]

打ち上げ花火10号玉(尺玉)の火薬量から、エネルギー換算を4.2[MJ/kg]として、
250[kg]×4.2[MJ/kg]=1050[MJ]

したがいまして、雷さま一発は、尺玉のなんと15倍のエネルギーということになりました。
いやいや、「くわばらくわばら」ですよ~。(自分に落ちない為のまじない言葉)

雷さまはやっぱり凄いんです。ということが数字で実感できました。

では、今日はこのへんで。

雷さまと打ち上げ花火

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
お盆と言えば、花火と暑さと雷さま
ということで、今日は雷さまのエネルギーについて考察してみようと思います。
先月末の週末(7/25)のことですが、茨城県の全域で夕方からかなり強烈な雷雨になりまして、
あまりに凄い勢い(豪華絢爛)なので、何とか写真に残せないものかと、初挑戦しました。
まずは、普通に(自動で)取って見ることに。。。
なかなか雷さまとのタイミングが合わず、結構 難しいもんだなぁと感心しながらも、何とかパチリ。
すると、夜にもかかわらず、画面が真っ白で何だか分かりません。。。
今度は、露出時間を1/8sくらいに固定して再挑戦。
雷さまはいつピカッ、とくるかか分かりませんから、適当な間隔(2秒位)で機械的に撮りつづけること100枚。
何とか3枚がマトモな写真になりました。
さて、話を雷さまのエネルギーに戻しまして。
WEBで調べた雷さまの平均的な値(容姿[おすがた])が以下です。
 電圧=1億ボルト (1×E+08[V])
 電流=5万アンペア(5×E+04[A])
 時間=3ミリ秒  (3×E-04/3600=8.3×E-08[h])
エネルギーは、この三つを掛け算して、
1×E+08[V] × 5×E+04[A]) × 8.3×E-08[h]=415,000[VAh]=415[kWh]
この数字って、東京電力の「電気使用量のお知らせ(電気料金)」とだいたい一緒じゃん。
あの一瞬で、我が家の電気量一月分が轟音と閃光に化けると思うと、雷さまはやっぱり凄い。
ちなみに、1[kWh]=3.6[MJ(メガジュール)]なので、雷一発はおよそ1500[MJ]
打ち上げ花火の10号玉(尺玉)の火薬量がおよそ250[kg]なので、火薬のエネルギー換算を
4.2[MJ/kg]として、250[kg]×4.2[MJ/kg]=1050[MJ]
したがって、雷さま一発は、尺玉の1.5倍のエネルギーということになりました。
雷さまはやっぱり凄い。ということが数字で実感できたのでした。
では、今日はこのへんで。バイバイ
雷さま

富士の眺望限界を再更新か?

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
先日ご紹介したばかりの富士山の眺望限界更新について、”Hey, what’s that?”を使って
色々と計算しているうちに、自分でも信じがたい結果が出てきました。
なんと、これまで最遠望富士として確認されている和歌山県妙法山北西(322.9km)の方向ではなく、
富士山のほぼ真西にあたる278度方向「兵庫県赤倉山(383km)」が候補として挙がりました。
最遠望距離を一気に60km更新の可能性が出てきたことになります。
見え方としては、山頂から8合目が見える形になります。
ただし、富士の綺麗な台形ではなく、両側を別の山に遮られた状態と考えられます。
 計算諸元としては、大気差によるΔH増分として、富士山の標高3776*0.245=925m、
 赤倉山の標高1332*0.245=326mは、それぞれからの水平線距離を按分(250:150)として、
 赤倉山326*250/150=543mを富士山ΔH増分に加え、3776+925+543=5244mを大気差による等価的な
 富士山の標高として入力し、可視範囲を計算しました。
再度繰り返しになりますが、私の体力では検証確認(撮影)は到底不可能です。
したがいまして、この記事に少しでも可能性を感じて戴けた貴重な方には、是非とも検証確認のご検討
をいただければ幸いです。
また、私は新記録達成の権利(栄冠)の一切は、この場で放棄(お譲り★)致します。
(★私は、単に計算を趣味として、お遊びとしてやっているだけですので)
え~っ、今週は収穫が多く、スケールの大きい話題になったので自己満足しております。
皆さまには、楽しんでいただけたでしょうか?
では、今日はこのへんでバイバイ
最遠望の富士2

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