スカイツリー どこまで見えるマップ2

笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、さきほどの計算のつづきになりますが、
大気差を考慮した場合の「スカイツリー どこまで見えるマップ」の違いについて、
ご紹介したいと思います。
ここでは、大気差による地平線から見た高さ増分ΔH=0.245Hの関係式から、
スカイツリーが1.245倍の高さ789mになったものと等価と考えました。
また、“Hey, what’s that?”により、違いを見てみましょう。
まず我が町、水戸市近郊での比較から。
大気差なしだと、水戸の高台となっている部分のほんの少しだけが可視範囲なのに対し、
大気差を考慮すると、中央の国道50号周辺の大部分(泉町~南町~銀杏坂あたり)まで
可視範囲が広がっています。(非常にローカルな話で申し訳ありません)
一方、最遠方の福島県藤十郎付近ですが。
両条件の可視範囲に極端な差異は無く、何となく見える場所が広がっている程度でした。
このことから、
大気差による影響は、中距離程度(100~150km)で顕著となる傾向があるようです。
皆さんの町では、どうでしょうか?
では、今日はこのへんで。バイバイ
スカイツリー大気差map

大気差のつづき

お待ちいただいていた方には、遅くなり申し訳ありませんでした。
笑顔毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、今回は、大気差による影響をスカイツリーの計算に当てはめて見ました。
で、なかなかご披露できなかったのは、全体の計算確認に時間がかかってしまったこともありますが、
ペルセウス流星群に気を取られていたのが一番の原因とも。。。
(一時間粘って、やっと一筋だけ見えました)
結論としては、大気差による影響が思った以上に大きく、スカイツリーが
当初思っていたよりも、広い範囲で見えそうだということです。
なので、私の住む水戸でも さほど高いところまで行かずに、十分にスカイツリーが見えるようです。
ますます、水戸からのスカイツリーが見たくなってきましたよ。
このつづきは、更に壮大な企画を考えておりますので、お楽しみに。
解説:大気差
 ご存知の方には今さらだと思いますが、
 大気の上層と地上との大気圧の差によって現れる現象で、大気圧の差=屈折率の差であり、
 このことで光が連続的に曲線を描きながら屈折して進むことで、様々な現象を演じます。
 太陽や月などの場合、最大(0.572度)は、その視直径を上回る変化がありますので、
 例えは、日の出や日の入りの時、見えている太陽は 実は地平線の下にあるのです。
 私は、このスケールの大きさに驚いてしまいます。
では、また。バイバイ
大気差Ver4