HAARPスペクトルに現れる周波数一定の線について考察 [完結編]
◆このブログの読者であれば、アラスカ州にあるHAARPは既にご存知の方が殆どだと思いますが、
その中でも、「Induction Magnetometer」に時おり現れる周波数一定の線について、違和感を感じ、
「自然由来では無く人工的に照射されている」のではないか?と疑う読者は多いと思います。
◆私はこの周波数一定の線についての解釈を、前にご紹介した事がありますが、
その時は定量的な解釈では無く、エンジニアとしての直感から「定在波」ではないか。
と申しました。
※定在波:ウィキペデアの解説はこちら
ある一定の周波数(波長)が長時間続く自然現象で、多くは基本波周波数(波長)の整数倍の値をとる。
ミクロ的:クォーク・素粒子・原子核・分子など、定在波の周波数(波長)によって性質が決定する。
マクロ的:楽器の弦・縄跳び・商用の電気(交流)・地震の長期周期振動など、例は幾らでもある。
◆本日は、この解釈が定量的に見て正解だったと確信し得るデータが揃いましたので、ご紹介致します。
まずは、以下のグラフと地球を周回する波の関係をご覧下さい。
太陽風として地球に到達したプラズマ(荷電粒子)は、地磁気シールドの廻りをある一定の距離を保ち
ながら周回しています。これは「カレントリング」と呼ばれる現象です。
このグラフは「カレントリング」の半径(地球半径の倍数)と、その整数倍長波の周波数を表します。
◆では実際に「NASA-iSWAの地磁気シミュレーション」とこのグラフの関係から、
HAARPに現れる一定周波数の線が合致するか検証してみましょう。
・その1 (2013/5/29)
・その2 (2013/4/26)
・その3 (2013/4/4)
◆いかがでしょうか?
見事に、グラフとHAARPの周波数が一致しているのが判ると思います。
◆更には、この「NASA-iSWAの地磁気シミュレーション」から、地球を周回する電流を計算すると、
数千万アンペアで、それが数時間~数十時間も継続して流れ続けます。
身近な大電流源として「雷」がありますが、その最大値は精々10万アンペア程度ですから、
「カレントリング」の数千万アンペアは、その数100倍のオーダーになります。
どう考えても、現在の人間の科学力が及ぶ範囲を超越していますよね。
これで、HAARPの人工放射説は全くのナンセンスである事が容易に判ると思います。