余震はいつまで続くのか?その508(磁気嵐スパイラル7)

昨晩8/31 2時からの地磁気反応 (NICT 3計測点で±100nT超) を確認。
磁気嵐解析1051a6
今回もNASAシミュレーションから、コロナホール起因と考えます。
(明日も昨日のC8.3フレアに伴う磁気嵐の予測があります)
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率30%台(M6+対応)が、明日9/1朝~夜まで。
 9/1までの実績を追記

磁気嵐解析1051b6b
ご覧のように、「ピーク」は3回、「魔のくぼみ」4回、「急変点」は13回です。
そして、磁気嵐の影響は9/6夕方まで残ることになります。
◆昨日の深発6回(四国、浦河、十勝、下北、サハリン他)に伴い、
 東日本域 8/31(土)以降レベル未満
 北海道東方沖 8/31(土),9/2(月)「要警戒」9/1(日)「要注意」

◆最新の深発連動グラフは、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。


皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
◆予測表です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
磁気嵐解析1051i
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

宮城沖アウターM8.5による震度分布と津波遡上高の試算について

◆昨年12/7宮城沖アウターM7.3の余震データ(気象庁一元化データ12/7~12/28)から、
 本震M8.5を仮定しGR則で発生時期を試算しました。
 「宮城沖アウターライズM7.3余震からGR則でM8.5の可能性を試算(その2)
 以下、2012/12/30にアップした計算結果ですが、そろそろ期限が迫っております
震度の予測372GR1
震度の予測372GR2
◆では、M8.5が発生した場合のリスクはどうなるのか、今回は最大リスク側を考慮して、
 正断層型(引張断層)では、逆断層型(圧縮断層)の2倍の津波遡上高となる可能性から、
 津波は計算上地震規模をM8.7、震度はM8.5震源を線上分布としてシミュレーションにより
 試算してみました

 なお、計算震度は「土本学会公認の以下の式」、津波は「東大HPリンク」を使用しました。
 S=0.998*Mw-1.72*Log10(Lo+0.0028*10^(Mw/2))+0.00645*D-0.00344*Lo+0.415(±0.21)
 Mw:マグニチュード Lo:震源距離[km]=√(D^2+L^2) D:震源深さ[km] L:震央距離[km]
 震度 0:0.0≦S<0.5、1:0.5≦S<1.5、2:1.5≦S<2.5、3:2.5≦S<3.5、4:3.5≦S<4.5
    5-:4.5≦S<5.0、5+:5.0≦S<5.5、6-:5.5≦S<6.0、6+:6.0≦S<6.5、7:6.5≦S

 以下、計算結果です。
震度の予測434宮城アウターM85
◆太平洋側にある、女川・福島F1,F2・東海原発が全て津波に呑まれる結果です。
◆フクイチの汚染水タンクとフクイチの1500本以上の燃料棒がある4号機プールはどうなるか?
 汚染水タンクは標高32m以上の高台にあるので、津波に呑まれる事は無いと思いますが、
 問題は震度5弱の揺れに耐えられるかです。
 あのタンクはロクな基礎も無く、ただ地べた置いてあるのと同じと考えて下さい
 おそらくは、タンク間のジョイントが外れ大変な事に…
 4号機プールは、仮設防波堤のすぐ傍にあり、津波対策は12~13mしかありません。
 まともに津波をかぶり、そのまま崩壊すれば多分東日本は終りです。

(注)ここでの計算結果は、既知の計算式から算出しており、計算精度はオーダー感を示唆する程度
  だとお考え下さい。なお、宮城沖アウターM8.5は必ず発生する性質のものではなく、発生する
  可能性があるだけです。その確率は、申し訳ありませんが、今の私には判かりません。
  そして、私は悪戯に不安を煽るつもりで計算結果をご紹介しているのではなく、まずは最大リスク
  をお伝えし、その後の判断は読者に委ねたいと思いますので、どうかよろしくお願い致しますm(_ _)m

余震はいつまで続くのか?その507(磁気嵐スパイラル6)

昨晩8/28 3時から6hの地磁気反応 (NICT 3計測点で±100nT超) を確認。
磁気嵐解析1051a5
今回はNASAシミュレーションから、コロナホール起因と考えます。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率30%台(M6+対応)が、8/30昼頃まで。
磁気嵐解析1051b5
ご覧のように、「ピーク」は3回、「魔のくぼみ」3回、「急変点」は16回です。
そして、磁気嵐の影響は9/3夕方まで残ることになります。
◆本日の深発7回(渡島半島M4、御蔵島、浦河沖、国後、十勝ほか)に伴い、
 本日この後は、信頼度90%でM5超発震はありません。
 東日本域 8/28(水)以降レベル未満
 北海道東方沖 8/31(土)「要注意」

◆最新の深発連動グラフは、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。


皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
◆予測表です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
磁気嵐解析1051h
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その88)

このシリーズも 第88回目となりました。
(シリーズ化からは約1年半以上続いており、M4超で1週間検証し 平均対応率は8割程です)
◆実は過去記事を検索すると、2011/8/17「新発見か?「海面水温」平年差の分布と震源地の関係
 の中で、既に海水温の2週間差分に着目しており、この解析は、もう2年を過ぎました。
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★この演算には、以下の理由から海上保安庁のデータを使用しております。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週8/18にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20130818WA
この間 M4超の地震は9回、うち8回が想定範囲内でした。対応率89%
外れた1回は、想定域より更に高温または低温側、或いは変化の無かった海域での発震でした。
◆M4超の7割が東日本沿岸に集中しました。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
◆8週間続く海水温の上昇は、日本海にも広がり日本周囲ほぼ全域に達っしております。
 至近8週間も非常に変化の激しい状態でしたが、現在は高温のまま平衡状態です。
 これは解析を始めてから約2年の中でも特筆すべき異常事態だと考えます。
 やはり「巨大地震の前兆を捉えている可能性」が否定できません。
 引き続き、注意深く観察を続けたいと思います。

想定範囲を南西諸島まで拡大。西は西表島、南は南硫黄島まで
水温20130825W
◆今週の強震度想定域は、ご覧の様に大幅に縮小しております。
  
9週目の北海道は、北部と東部のみに大幅縮小。
  5週目の朝鮮半島~大陸側は、朝鮮半島を残し大幅に縮小。
◆12週続いた小笠原、4週続いた三陸アウター、5週続いた東日本沿岸、2週続いた首都圏直下
 の強震度想定域は消滅しております。

太平洋南方の広範囲な高温域は、東側半分が3日前から再び海水温が上昇。
 (その他の範囲は、高温を保ったまま温度変化が無いため、黒くなっております)
 三陸アウター・東日本域の強震度想定域消滅⇔復活は、何らかの大きな変化を捉えている可能性あり。
 また、過去の実績から、急激な温度変化のあった海域では、低温側で発震の可能性が高まります。
ニュージーランド対応期間8/17~26は、引き続き「強震度想定域」での発震にご注意ください。
解説:強震度想定域とは、
   海水温が急激に上昇した範囲で、過去の実績からM5超発震の可能性がある事を意味します。
   (橙線M4、赤線M5超を示唆)

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その506(磁気嵐スパイラル5)

今朝8/24 4時から3hの地磁気反応 (NICT 3計測点で±100nT超) を確認。
磁気嵐解析1051a4
今回はNASAシミュレーションから、フィラメント爆発に伴うCME起因と考えます。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率30%台(M6+対応)が、8/26午後まで。
磁気嵐解析1051b4
ご覧のように、「ピーク」は2回、「魔のくぼみ」3回、「急変点」は20回です。
そして、磁気嵐の影響は9/1午後まで残ることになります。
◆昨晩までの深発5回(上川空知、石狩、十勝ほか)に伴い、
 東日本域 8/24(土)以降レベル未満
 北海道東方沖 8/26(月)「要注意」

◆最新の深発連動グラフは、ページ上にある、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定からご確認ください。


皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
◆予測表です。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
 予測表の見方はこちら→「予測表の見方と意味合いについて
 (A~Dグループ:過去のCMT解析すべり角と潮汐ベクトル角との相関が強い震源域を示す)
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
磁気嵐解析1051g
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

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